2018年01月10日

ポメラニアンの色素遺伝子

カッカしたままブログを書くとロクなことにならないですね。
この記事のタイトルは1つ前の記事のものでしたが、
読み返してみたら色素遺伝子に関する記述が皆無でびっくりしました(笑
なのでタイトルを操作しつつ改めて。

1 ホワイト     sw/sw
2 パーティー    sp/sp またはsi/si ほか混合
3 クリーム     cch/cch
4 ウルフセーブル  ay/at、cch/cch
5 オレンジ     ay/ay
6 オレンジセーブル ay/at まれにaw/aw系
7 レッド      ay/ay C/* Em or E/ 非e
8 ブラック&タン  at/at
9 ブラック     Kbr/* まれにa/a
10 ブルー     d/d  
11 ブラウン(今も昔もレバーのこと)  b/b、D/*、Em or E/*
12 チョコレート(今のイザベラのこと) b/b、d/d
13 ビーバー    ay or aw/*、b/b、


パーティーは、ちょうどこのブログにモデルたちがおりますとおり、
ビッケとリーゼルンがsp/spで、ミッシュがsi/siだと思われます。
遺伝子検査は出来ませんが本犬の模様の出方で8割がた予想を絞れるものですし、
それぞれの親や子の情報も合わせてほぼ間違いがないと言い切ってよさそうです。

ポメの○○セーブルとは元来はブラックブランケットを指していましたが、
本物はもうほとんど見かけなくなってきています。
クリームの背中に黒い差し毛がワサーっとあるものをウルフセーブルと呼び、
オレンジだとオレンジセーブルと呼んでいますがこれは色んな犬種に存在する毛色で、
ウルフセーブルはこの犬種が元みたいなものです。
キースホンド 
Keeshond_in_Tallinn.JPG
画像出典;ドイツ語ウィキ

オレンジセーブルのポメ (おそらくaw/awなのでは?と思ってる)
(パピーと紹介されているがサル期の終わったおとなの毛)
Pomeranian_orange_sable_600.jpg
画像出典;英語ウィキ

レッドとは、濃いめの茶色のことで、そこらへん中の茶色のポメはたいていオレンジ。
ワタクシは今までに10頭も見ていないくらいのレアカラー。
ちなみにうちの茶白組の毛色は「レッド&ホワイト(のパーティー)」で登録されてるけど、
誰かがそう呼び出したから定着してしまっただけであって、
色素遺伝子的にはうちの2頭も含めほとんどがオレンジ&ホワイトの可能性が高そう。

ブラック&タンは、ポメも&クリームも&イエローも存在するんですが、
犬種的に常識になってしまっている部分が全部まとめて&タンのみです。
血統書に毛色を記載する際の世界共通のルールとしては、
目視可能な色素遺伝子配列がわかるような毛色の名称を選ぶべきですが、
たぶんそんなルールがあることすら知らない繁殖者の方が多いです。残念ながら。

Aシリーズは ay-aw-at-a の順で全身のユーメラニンとフェオメラニンの分布域を決めます。
ポメの場合は大多数がay/ay固定だと思われます。
我が国ではショー系統でいくつかのaw/awが知られています。
ブラタンは元々パーティーとともに2色、つまり柄物扱いなので傍流ですが、
チョコやブルーよりはマシなポメが多い傾向があります。昔から。

ブルー、ブラウン(レバーのこと)、チョコ(イザベラのこと)、は犬質が低いのがふつう。
最初っからポメラニアンとしてのクォリティが低いのに、
レアカラーブームで高値で売れ始めたものだから猫も杓子もバカもアホもどんどん増やして、
親犬(の色)を揃えさえすれば当然ながらレアカラーというものは簡単に生まれるから、
え?は?なにそれ?というような不思議な症状や重い気の毒な遺伝病も増えました。

おともだちのブログ ブルーのポメは片腎だったそう。4歳くらいで初めてわかったとか。
https://ameblo.jp/miwachin518/theme-10074577719.html
この子は元保護犬なので一族郎党にこの重大な情報を伝える術がありません。

最後ビーバーは、これもaw/awの名残で難しくなっていますが、要はこれです。
3221653_957278681_53large.jpg

「ビーバー」(動物)より「ビーバー 毛皮」で画像検索するとわかりますが、
明るい茶色と焦げ茶色が微妙なグラデーションになっているというか、
aw/awポメがほとんどいないのでay/ayやay/atがb/bだったらビーバーと呼ぶけど、
パッとしない毛色と言うかハッキリしないと言うか別段美しさも見当たらず。

知らない人のブログですがビーバー(動物)の写真がとてもわかりやすい
http://shrimpieaqua.seesaa.net/article/428191581.html
aw/awだと↑の写真のように派手めなビーバー色、なんだと思われます。今は幻だわ。



1月のバナー、かわいくないのばっか

posted by あきこ at 20:00 | Comment(1) | 毛色の遺伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月08日

ポメラニアンの毛色13種類

そういえばホームページを一つ失くしたままだと思い出しまして。
毛色だけのサイトが以前あったんですけどね、
サーバのレンタルサービス終了通知を見逃してしまいまして、
気がついたらトップページに「終了しました」的なお知らせが自動で出ていて、
当然ながらデータは全部消えていて。
ワタクシ基準では)けっこう作りこんだものだったので脱力感も大きかった(自業自得

ま、うちの心の友がそのうちそんなサイトを公開してくれることを夢見ましょう。

さて。
犬の毛色は毛色の遺伝子で決まるものですが、毛色というか正確には色素です。
ほら、目鼻とかパッド(肉球)とかもありますから。
なので説明時はなるべく色素遺伝子と正確に書くように気をつけています。
わりと最近の関連過去記事はラブとちわわでした。この記事は第3弾です。

2017年10月19日 ラブラドールの色素遺伝子
http://kotavi2002.seesaa.net/article/454256953.html

2017年10月20日 チワワの色素遺伝子
http://kotavi2002.seesaa.net/article/454180083.html

●今ココ● ポメラニアンの色素遺伝子

✂  ✂  ✂  ✂  ✂  ✂  ✂  ✂

ポメラニアンの毛色は現在13種類が公認されておりますよね。
ちなみにこれはもう50年くらい前から変わっていないんですよ。
少なくとも1970年当時のJKCの基準としてはこんなでした。

1 ホワイト
2 パーティー(ブラックタン含む)
3 クリーム
4 ウルフセーブル
5 オレンジ
6 オレンジセーブル
7 レッド
8 ブラック
9 ブルー
10 ブラウン(今も昔もレバーのこと)
11 チョコレート(今のイザベラのこと)
12 ビーバー

※番号は色素遺伝子を意識してワタクシがいま独自に振り分けたものに過ぎません。
※現在はブラックタンを独立させて13種類と数えます。位置的には7と8の間かな。
※ブリンドルは昔からオレンジセーブルの1種にグループ分けされています。
 (他にも似たようなケースがありますが少数なので割愛します)
※トライカラー(3色)はパーティーカラー(2色)の1種です。
※マールは昔からずっと論外です。

ホワイトは、おそらく最初の毛色(ポメラニア地方に入る前のもっと寒い地域からの)で、
同じ遺伝子座であるパーティーも本来はそこそこ古いはず、ではあるけれど、
うちのポメたち世代は比較的新しい他犬種との交雑が基礎な気がしています。

「今のポメラニアン」は1900年前後にはほぼできあがって(確立して)いたそうです。
我が国では戦後わりとすぐからアメリカから輸入したポメを(一応)基にして、
小柄な日本スピッツを掛け合わせたりしてまずは台無しにしてから、
結局はイギリス系を拝み倒して輸入して出直したようです。
が、そんな話題は当ブログでは需要が無いのでまたにします。


そんなことより問題は頓珍漢なググってもカス情報を漏らす低品質サイト群でした。
やはり。もう常連です。
全体的にツッコミどころしかない中でがんばって抜粋しました。まずはご覧ください。
わんちゃんホンポ ポメラニアンの黒や白の毛色ごとの特徴とは?
https://wanchan.jp/osusume/detail/1907

すぐ思い浮かぶポメラニアンの代表的な毛色はオレンジ、それと赤みが強いレッド

マールというのは実は突然変異で、繁殖のプロセスで出現した毛色を取り出して、他色と交配して生まれた毛色

純血種の保存という立場からは批判の声もある

「チョコレート」の毛色が頂点醸してません。この毛色はとても繁殖が難しいこともあって、全体に頭数が少ない

純粋な「チョコレート」の毛色は「日本にいないかも知れない」

やだもうほんとに。
どうしてこんなにもこんなにもこんなにもデタラメを平気で垂れ流すんだろうか。
レッドのポメなんて滅多にいません。
マールは単に交雑です。マールポメ見りゃわかるじゃんよ。
遺伝を理解できていない自覚のない犬屋の典型的な決めゼリフが「突然変異」の法則発動。
純血種の保存???じゃなくて問題はダブルマールだっつの。
「頂点醸して」って、何語?
チョコの繁殖が難しいわけないじゃんよ。ほんっとヒドすぎる知識レベルの低さ。
チョコポメはただ単に犬質が低いだけ。
あと、わっさりいますから。レッドの100倍はいるわ。ものを知らんアホめが。

このようにあまりにもデタラメすぎて驚いて記事の内容が変わってしまいましたよ。
サイテーだわこいつらマジで。




今年もデマがノンストップ

posted by あきこ at 20:00 | Comment(1) | 毛色の遺伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

あけおめ2018

あけましておめでとうございますー。
年賀状代わりのご挨拶(出せよ)

今年ものんびり更新したりしなかったりになると思いますが、まあよろしく。
今のところ10個以内くらいは一応ネタがあります。
が、それが尽きたらまた産みの苦しみ期間がやってくるかと恐れおののいています。

とりあえず、今年も変わらず、リクエストはどなたからのものでもお受けしますので、
小さな疑問や引っかかりなんかをお持ちの方はぜひここでこぼしてみてください。
犬に関することならまずだいたい何でも書けますので(なのにネタに困るこの不思議
お気軽にコメントくださいねー。




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posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 未分類雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

メリクリ2017


オチがあるようでないのになぜか見ちゃうこのシリーズ


サンタの人気に軽いジェラシー(笑


メリクリー♪




ケンタッキーの骨を捨てるしかないこの空虚感
posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 未分類雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

可能な限り根絶する努力/後編

人間が動物を繁殖することは大昔から世界中でおこなわれています。
妊娠や出産は素晴らしい・おめでたい・喜ばしい・といたプラスの印象を抱きやすく、
実際に子犬というものはそれはそれは可愛らしいもので、
ただ歩くだけで千・万単位の人間を瞬時に笑顔に変える魔力をも持つ特別な生き物。

この記事は前後編仕立てです。
2017年12月21日 可能な限り根絶する努力/前編
http://kotavi2002.seesaa.net/article/455676441.html

まずは前回のつづきから。
親犬から子犬に遺伝する犬の遺伝性疾患
の発症する組み合わせの結果はふつう確率の問題なのですが、
そうするとその繁殖(そのときの交配)自体は発症する組み合わせでも、
遺伝病を発症する犬と発症しない犬が同時に生まれるわけです。当然ですよね。

ひっじょーーーに残念なことに一般の飼い主さんが接する犬のブリーダーは、
生産した犬を売るためだけに言われるままDNA登録をし血統書を用意し業者登録をし、
遺伝子検査を1つか2つ済ませればシリアスブリーダーになれたと勘違いする程度の、
遺伝の基礎的な部分すら理解できていないのにそのことに気づいてもいない、
要は遺伝病を避ける組み合わせに到達できていない人がかなり多いです。

mixi経由・その他で知ってしまった自称ブリーダーは10人中11人がそんなんでしたし、
このブログでもときどきそれっぽい例が自然に湧いてしまって苦笑するばかりです。
どのコメントと示しませんがご本人たちはどこがどう頓珍漢なのかぜんぜんお気づきでなく、
ワタクシの人生経験によると初期から勘違いな自称シリアスさんはいつまでもそのままです。

そんな背景もあって「遺伝病を発症する犬と発症しない犬が同時に生まれること」を、
単に運不運で片付けたり、お星様になって見守ってくれるのと突然ポエムに走ったり、
遺伝病を発症しない犬→元気・健康→ハッ!遺伝じゃない(●´艸`)ムフフ
のような獣医学的根拠の無い辻褄の合わない摩訶不思議な三段論法を編み出して、
いや遺伝病なんだから両親犬(猫)と兄弟姉妹犬(猫)の繁殖も止めるべき、
なんて助言しようものならブジョクダードロボウイウナーメイヨキソンダーサクージョダーなど大騒ぎ(呆

犬の遺伝病を根絶する努力をした方がいいことはわかってはいるが、
だからって数十〜数百種類の遺伝病を発症する犬が生まれない組み合わせの繁殖をしないのは、
子犬の売れ行きに響くから。できない・しない・したくない。
育種ができていないと言うか、結局は子犬の売り上げがその繁殖の主目的なら、
ブリーディングじゃないしブリーダーじゃない。生産販売業者さん。
「ブリーダーの見分け方」なんかはそのために書いたものなんだけど、
犬で商売をしたくてたまらない人間にはどう説明しても無駄な気がします。

発症する組み合わせを選んだ事実を認めなければブリーダーとしては前に進まないのに。
ぶりぃだぁが隠すのは風評被害と捉えるから。遺伝病が出た→悪徳・悪質・さあ大変!


また、営利目的で繁殖販売する業者がお金儲けをするのが諸悪の根源だ、
のように感じられることもあるかもしれませんが、買う側も同罪なんですよ。
どちらにも愛はある。道徳心も他者への配慮も揃っていて、足りないのはいつでも知識。

で、犬のブリーディングとは以上の遺伝病の病気に関する遺伝子の他に、
攻撃性のない性格、ヒトへの攻撃に転じることのない落ち着きのある性質を筆頭に、
ごくふつうに楽しく幸せな日常生活を送ることのできる基礎、
たとえば苦手なものや嫌いなものが少ないか無い性質を選ぶなど。
性格が良くても体に不調があったりするとそれが他者への攻撃になったりするので、
○○病と病名が無くてもお腹が弱めの犬を“個性”と片付けることは少ない。

皆さん一度は聞いたことがあると思いますが「ブリーダーとは犬種の番人である」
とは犬種を品種として守る=番をすることを指しています。
1頭の犬は10数年でこの世を去ってしまうのだからただ個体を見張るだけでは番にならなくて代替わりさせる必要がある。代の更新。
この部分もきちんと説明できたらいいのですが、長くて飽きてきちゃいました。
そのうち忘れなければ記事にしますね。
犬種の番人とはスタンダードにこだわる人とか基準どおりの犬を美しいと崇めるわけではない。




重い遺伝病だからダメという短絡的思考についても。

posted by あきこ at 22:00 | Comment(2) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月21日

可能な限り根絶する努力/前編

今日は忙しくてこんな時間になっちゃいました。

シリーズで少々ご紹介いたしましたいつものオーストラリアの大学ではなく、
カナダ発信の犬の遺伝性疾患の病名翻訳。

トイプードルの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454436664.html
ポメラニアンの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454523066.html
チワワの遺伝性疾患    http://kotavi2002.seesaa.net/article/454889529.html
マルチーズの遺伝性疾患  http://kotavi2002.seesaa.net/article/455303526.html
シェルティの遺伝性疾患  http://kotavi2002.seesaa.net/article/455395110.html

どの記事でも「繁殖上では可能な限り根絶する努力がなされている」としました原文はこれ。
and where possible, efforts are being made to eradicate them.
  (Copyright c 2011 Canine Inherited Disorders Database.)

たぶん直訳だと伝わりにくいと思えたので「繁殖上では」を付け足していまして、
その補足説明を書いてみようと思います。


犬の遺伝病を根絶する努力とは
病気に関わる遺伝子が親犬から子犬に遺伝することにおいて、
遺伝病を発症する犬が生まれない組み合わせの繁殖を繁殖者がすることで、
逆を言えば遺伝病を発症する犬が生まれる組み合わせの繁殖も世の中に存在しているわけです。
「繁殖者が知っているのか知らないで発症する組み合わせを選んだのか」以前に
そういう組み合わせが存在することが事実だ、というお話です。

繁殖者本人が発症する組み合わせを選んでいると気づいていないケースが山ほどあるから、
わりと犬を大事に飼う文化も意識もあるはずの我が国が、
先進国では世界一の犬の遺伝病のデパート大国になっているんですよ。ぶっちぎりで。
主に野犬の抑留と殺処分を行政サービスに組み込んだ制度があるため、
動物愛護後進国だと嘆いて中途半端に問題提起する浅い意見もよく見ますが、
飼育動物への愛情面や飼育技術などが特に遅れているわけではないんですよね。
どちらかと言うと素人レベルの乱繁殖は動物を適正に管理する欧米思考を嫌い、
犬もヒトも等しく尊い命、式の仏教の考え方が元だと感じることがあるくらい。
日本人はいつも同じ過ちを繰り返します。
良かれと思って。知識は持たず。愛情たっぷり知識ちょっぴり。

話を戻します。親犬から継承される遺伝病の場合、
この視点で見ると犬の繁殖は基本的にその2種類しかありません。
当然ながら前者が犬の遺伝病を根絶する努力に相当しまして、
繁殖者の立場や職業や意識や知識などなどの事情で変化したりしない事実です。
誰がどの犬におこなっても繁殖は基本的にその2種類のどちらかに振り分けることができるから。

家族同然の愛犬の自然な恋愛だ結婚だ出産だと愛情の名の下にいくらキレイに言っても、
無配慮な素人繁殖は無配慮な素人繁殖でしかなく、(ついでに重度の擬人化)
安売りの愛と病気や遺伝の正しい知識のどちらを重視するかは言うまでもないのです。
なので飼い主の心情がどうのこうのは別に考える必要があります。

で、ただ単にオス犬とメス犬を掛け合わせて子犬を産ませるだけの素人レベルの繁殖は、
遺伝病を発症する犬が生まれるか生まれないかの2種類に照らし合わせて、
遺伝病なら遺伝病に対してどっちの組み合わせなのかが不明な状態を指す表現なのです。
犬以外でもすべての家畜動物と(動物園など)野生動物でも飼育下なら同じです。

それが世界基準と言いますか、別に世界会議で決まったわけではなく、
生き物の繁殖を操作するならそれがただ単に真実なのです。

繁殖者自身がそもそも組み合わせがあることに気づいていない(レベル1)〜
遺伝子検査を1つだけしてみた(レベル2)〜
ショーに出さないならスタンダードにこだわらなくていい(レベルマイナス10)〜
のような繁殖をまとめて、
ワタクシはわかりやすい言葉として「乱繁殖」と言い表すことが多いです。

重要ポイントは
犬の遺伝病を根絶する努力は1種類の遺伝病に対してそれぞれにおこなう
という点。
遺伝子検査ができる/可能な遺伝病に対しての努力、じゃなくて。
この努力をしない・できない・足りない・知らない繁殖が乱繁殖なのですよ。
子犬を産んでくれる愛犬がどれだけ飼い主家族に愛されているかとか、
臭くない汚くない家庭のリビングで飼われている小規模繁殖な自称ホビーブリーダーは、
TVで見た悪徳業者のように不衛生じゃないからとか何だとか、
そういう次元の話では無いのですが、なかなかわかってもらえないですよねぇ・・。


親犬から子犬に遺伝する犬の遺伝性疾患
の発症する組み合わせの結果はふつう確率の問題なのですが、

って書きかけたけど長いから分けることにします。つづく。




写真がないペットブログって、さすがにつまんない、と今頃気がついてみる
posted by あきこ at 22:00 | Comment(0) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

テレゴニー

テレゴニー telegony とは紀元前の昔から人々の間で語り継がれ、
かのアリストテレスのお気に入りの考え方としても名高い、ある理論の名称ですが、
呼び方は初耳かもしれないけれどどういう理論かは、
犬飼いさんのほとんどがご存知かと思います。

純血種のメス犬は一度でも雑種の子を産むと雑種になる(雑種として扱う)、
一度他犬種の子を生んだメス犬は以降は雑種しか産めなくなる、
のような説のことです。

ワタクシが犬の繁殖関連でこの説を最初に耳にしたのは10代のころでして、
真顔でそう力説する大人に正面きって口ごたえこそしなかったものの、
このおっさんブリーダーなのにそんな非科学的なことを本気で信じているのか!
と驚いたのをまだ覚えています。和犬の繁殖を手がけて20年、とかの人。
昭和ですから犬以外でも動物の出産や子育てつまり繁殖を今より間近で見る機会が多く、
遺伝学の学問上の特別な知識がなくてもそれは違うと肌で感じられる時代だったのに、
注意して確認してみると頑なに信じている犬のブリーダーが結構いました。

今のこの時代では頭から信じている人はさすがにいないとは思いたいですが、
「うちの柴犬が去年隣家のコーギーの子を産んだけど、
次に柴犬と掛けたとしたらコーギー雑種は産まれないです、よ、ね・・?」
程度ならワタクシはここ10年くらいの間に年1〜2回ペースでご質問をお受けしています。
迷信だとは思うけど念のために確認したい、といった意味合いで。
たまに「もしコーギー雑種が産まれたとしても1匹とかですよね?」みたいな、
人間の発想の可能性を感じ取る哲学なのかこれは!?的な笑い話があったり。

ただ、テレゴニーが科学的に確認されたと言えるかは微妙ですが、
迷信だ&あり得ない!と言い切るにはちょっと、、な例があるにはあるんですよ。
ワタクシの大好きなナショジオの記事をご紹介します。

ハエは最初の交尾が子供の大きさを左右
ナショナル ジオグラフィック 2014.09.29
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9780/

子犬には父犬と母犬がいて、両親犬が遺伝子を半分ずつ出し合って、
両親犬とは別な遺伝子型を持った新しい生命として誕生しますよね。
子犬は両親犬の遺伝情報のとおりに受精し発生し胎子として育ちますが、
胎内での発育中に母犬の栄養状態がよくなかったりすると、
正常に発育するはずの遺伝情報があってもうまく育たなくなりますよね。
この当たり前の現象が「環境要因」です。
ただし、胎児の発育には環境因子も影響を及ぼす。子宮の中でタバコ(人の場合) などの化学物質にさらされることなどだ。

「Ecology Letters」誌に発表された研究論文によれば、ハエの場合、精液が子供の大きさを左右する環境因子で あり、精液の持ち主であるオスと子供に血縁があるかどうかは無関係だという。


というわけで、もしかしたらハエ以外の生き物にもこういうことがあるかもしれない、
他の生き物でもこれから科学的な証明がされるかもしれない、
だったら犬だって昔からそうと思える例があるかもしれないと言う人がいるのだから、

って考えられると思いますか?


ワタクシはこれを読ませていただいても、
ハエにそういう現象があるのはよくわかったけど、

だからって犬にテレゴニーが起こるわけないじゃん

と結論します(笑



とくにブリーダーを名乗るならこれを信じたい人はアブない気しかしません

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

ちょろまかしポイント失敗例

用事があってゴールデンの罹りやすい病気っと検索していて偶然見つけた、
ググってもカスなサイトはこうして作られる!みたいな例。
メイキングオブカス

元ネタ、被害者、盗まれた方の人 っとワタクシには思えたサイトを先に紹介します。
レトリバー情報ブログさん
「ゴールデンレトリバーがなりやすい病気  2014/10/20」
https://beo.bz/blog/?p=25

ゴールデンレトリバーは比較的強い犬です。身体的にも精神的にも他の犬種に比べてたくましいのですが、純血種であるが故にかかりやすい病気もあります。特に遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種であると言えるでしょう。

また、ゴールデンレトリバーは耳が垂れていますので、外耳炎、内耳炎などの耳の病気にもかかりやすいと言われています。綺麗で長い被毛は魅力の1つですが、それ故にノミやダミが原因のものも含むアトピー性皮膚炎などの皮膚病にもかかりやすいです。

※改行部分は変更させてもらってます。ごめんね。


あれ?コピった?コピってるよね???っとワタクシの目に映った方のサイト
人気犬種の飼い方・育て方.com > ゴールデンレトリーバーの飼い方・育て方 > かかりやすい病気
ttp://www.dogs-123.com/golden/39.html 
ダイレクトクリックで確認したい方は恒例のこちら↓
https://archive.is/IdcO4

(以下抜粋引用)

純血種であるが故に、遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種
長毛種であるが為に皮膚病にもかかりやすい


試しに今、このケースではオリジナルである方の元サイトのタイトルの言葉、
「ゴールデンレトリバーがなりやすい病気」でグーグル検索してみると、
盗んだ犯人のサイトが1ページめに登場し、
盗まれた被害者のサイトは9ページめに(同サイト内の別のページが)ようやく出現しました。
これを読まれた方はぜひ今、確かめてみてください。


盗人って断言するといろいろめんどくさくなるんですが、
読んでくださる皆さんに少しでもわかりやすく!
っと、報道魂に火をつけてがんばってます(え

まぎれもなくgg10ms(ググって10ページくらい見てから精査しろ)ですわ。

ちなみに元サイトの情報の内容自体にはワタクシは異議アリです。
今は話題が違うから詳しくは書かないけど、間違った表現があります。
盗用常習者はそういう部分もすべてちょろまかしていて、
間違い情報をさらに捏ね繰り回しているわけで、
グーグル先生の信用度をただただ落とし続けています。
ここ数日でこいつらの正体の一部が、ちょっとワタクシには臭ってきてしまいました。
なのでまだこれからも増えると思います。こいつらの類似。

gg20ms(ググって20ページくらい見てから精査しろ)時代はすぐそこかもしれません。




マジだよ

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

ggrks→ggtmks

賢い人のわかりやすい解説に出会えたのでご紹介します。
https://japan.cnet.com/article/35105975/
CNET Japan > ニュース > 解説
“ググれカス”は“ググってもカス”に--情報を引き出すための検索リテラシー
本田雅一2017年08月18日 14時00分

 “Google検索は故障しているも同然”とまでは言わないが、ページビューを集めることで収益を得られるビジネスが多い中、ごく当たり前にキーワードを入力しているだけでは情報の質に力を入れず、検索流入の増加のみにフォーカスしたサイトが増えていることは否定できない。

 まったく異なるサイトの情報なのに、内容はほとんど同じ。しかも、一般論が不必要に長く書かれているだけで結論めいた解説や事実関係について最終的に触れられていない──そんな記事にイライラしたことはないだろうか。

“ググってもカス”
非常に納得できましてワタクシも新カテゴリ名に取り入れることにしました。
このカテゴリで何度も話題にしているのがこれです↓。
(上と同じサイトです) https://japan.cnet.com/article/35105975/
 「いくらググっても満足できる結果が得られない」。そう不満に感じているのであればまだいい。情報の精度や内容についての見極めができず鵜呑みにし、誤った知識を”常識”だと認識しているという可能性も考慮すべきだろう。

もう1箇所、こちらもワタクシには参考になりました。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9967
WEDGE Infinity
サイバー空間の権力論
2017年6月28日
「ググレカス」から「ググってもカス」へ
検索システムが孕む困難
塚越健司 (拓殖大学非常勤講師)

 我々は日々スマホやPCから多くの事柄を検索し、知識を得ている。故に検索とその結果上位に表示されたサイトの知識は、我々に多大な影響を及ぼしていることにもはや異論の余地はない。

 検索最大手グーグルの公式ブログによれば、2015年の段階で全検索の5%は健康情報(health-related information)だという。そこには病気や治療方法以外にもダイエットや美容情報なども含まれていることが推測されるが、いずれにせよ健康情報に虚偽の知識が紛れていれば、最悪の場合人を死に至らしめる可能性がある。フェイクニュースのような政治的問題もさることながら、検索問題は人の生命や、長期的にみれば人類の知的体系に影響を及ぼすことが示されている。

DeNAが運営するヘルスケアサイトWELQ事件はヒトの生命に直結する大問題だったため騒ぎも影響も対応も大きく結果的にスムーズに収束?引っ込みましたが、
犬の情報系はヒト同様犬の健康面に直結する獣医療関連カス情報のほか、
日常のシツケや不妊処置などが簡単に生活の質はおろか生命に直結するんですよ。
大げさに言ってんじゃないですよ?単なる事実です。

1つ前の記事で例にしたとおり繁殖に関する誤情報が複数の犬を殺すことも容易いのに、
ある程度の知識がなければ気づかれる機会が極端に少ないと思われます。
人間と大きく異なる点は「健康情報に虚偽の知識が紛れて」いても社会で問題にならない、
下手すると虚偽の知識を仕入れた飼い主がそのことをわからないままかもしれません。

くわえて犬の飼育に関する情報を検索する場合、人々は数種類の異説があることに慣れており、
目に付いた文章が「前にもどこかで聞いた話」であれば情報の1つとして取り入れやすい面があります。
なので無理やり上位に捻じ込んで居座る迷惑な低品質情報発信サイトを見てしまって、
人知れず、カスと気づかず自分の知識に組み入れることが他の分野より多発しそうに思えます。
欲しい品物やお店を探す検索のようにカスかどうかをその場で判断しにくい情報は、
“Google検索は故障しているも同然”と言えるケースが多数ある気がしてなりません。

軽く確認したところ少なくとも以下の情報は全滅に近い印象を受けました。
やっぱり犬のナニカの情報という分野はグーグル検索軒並み故障中です。

しつけ全般 社会化からトイレや吠えや咬みなど問題行動もすべて
病気全般 ○○犬種かかりやすい病気とかチワワ水頭症とかダックス腰とか
動物病院選び、トリミング店選び、トレーナー選びなどにまでカス大勢進出
予防全般 ワクチン話題もズーノーシスも食べ物に関する情報も(泣
保護や里親里子系全般 サイアク
不妊処置全般 賛否からホルモンバランス()まで本当に全般
子犬の入手先関連全般 このカテゴリの最初のほうで紹介したとおり
繁殖全般 サイアク

ふつうの飼い主さんが検索しそうなキーワードで割り込み捻じ込みSEO連中が出ない語句は無さげ。
なんか、「SEO対策のためのキーワード選定方法はコレだ!」的な教えがあるらしく、
それで「狙った」キーワードをタイトルと本文とURLにさり気なく入れろとか、
同じか良く似たキーワードを使ってる他サイトは「競合サイト」と呼びライバル扱いとか、
競合サイトを分析したり競合ワードを自動でチェックするツールがあるとか・・・・・・。

ワタクシはまだ実質1人としか直接話をしていないので、
ggtmksなページを自分が作成した自覚を持つ管理者がどれくらいいるかわからないけど、
参考までに「その1人」は自分の複数のカスページの害悪の度合いをまるで理解していず、
逆に自分はSEOに強い賢いサイト管理者だ、くらいに捉えている感じでした。
他サイトのリライト作文を読んでも書き手も管理者も無自覚が多いように思えます。

結局は犬の様々な問題のいつものアレですか。
良かれと思ってやってる、悪気はない、善意・愛情・博愛・etc・・
でも実際は知識が無い・備わっていなかった。
良いことをしていると思い込んでいるから忠告を聞けない・クレームだ!と逆ギレ。
買ったばかりの子犬が病気したとき、
もうF1雑種を買うなよと言われたとき、
遺伝病を発症したとき、
繁殖引退犬を安易に保護するなと注意されたとき、
素人レベルの繁殖を指摘されたとき、
コピペでもリライトでも引用元URLを貼らなきゃダメだって注意されたとき、
自分の知識が足りていない事実から目を背ける人間の多いこと多いこと・・。


拝啓グーグル先生。
先生のウェブ検索の精度を高める教えが通用しない場合はどうしたらいいのですか?
https://support.google.com/websearch/answer/2466433
ってかサーチコンソールに登録して初めてわかったんですが、
グーグル先生がみんな検索上位になぁれって推奨しています↓
「この無料サービスを最大限に活用し、Google 検索でのサイトの掲載順位を可能な限り引き上げるためのおすすめの方法をご紹介します。」

これを「掲載順位を引き上げるためならバレなきゃズルしてもいい」と脳内変換し、
安易に収入源にできる分野だと捉えているのでしょうね。カスサイト管理者は。
それがググってもググってもカスな情報ばかりが次々にヒットしてしまうという、
グーグル先生のご乱心にも思えてしまう今日この頃です。
このままではグーグル先生の生徒が減ってしまいますよ。
現に本日ただいま現在、犬情報はBingで検索する方がカスページ出現率が低いですもの。




ズルを平気でする人間て例えば40人学級でいつも38位以下の成績だった経験でも持っていなければ自分を賢い方だと思うものらしい

posted by あきこ at 13:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

ホワイトミニピンの噂・おまけ

しばらくぶりでカツゲン吹いた事件のご報告(笑


先日見かけた検索上位捻じ込み型リライト風味()まとめサイトの1つ。
当ブログ用語で言うところの2ヶ月前のカツゲン事件。
http://tsunayoshi.tokyo/c/6052c13eecd866091b377618b6f93533d7b9317f
の本文部分の冒頭にご注目。
人間でもそうですが、子宮からは体調を維持するためにホルモンが分泌されています。
いませんそんな人間(笑

↓こっちが今日のカツゲン
http://tsunayoshi.tokyo/c/66c75d42a18a0f132c602c296e24747a176f38ca
2013年7月生まれのこのワンコは、ピニチュア・ピンシャーとチワワのミックス犬でアルビノ種です。
一度出た液体が即座に舞い戻ってくるクラスの破壊力。
って笑ってばかりもいられない低クオリティ情報発信の様子で、
結局はやっぱりすげー破壊力。あだ名は子宮からピニピンに変更ですもちろん。
まるでバカにしているようだ?
ええそのとおりです。
ワタクシの座右の銘に最近「ネットの盗用常習者は誤字脱字誤変換文法誤用がやたら目立つ」
という格言をくわえたばかりですから。ピッタリすぎてそりゃもう。

どうやらブリーダーによる近親交配や品種改良などが原因のようです。
(中略)
アメリカでは犬の遺伝子疾患を根絶するための活動が行われています。日本でも『NPO法人 日本動物遺伝病ネットワーク』や子犬を販売する大手企業などによって研究や情報提供が行われています。

>ブリーダーによる近親交配や品種改良などが原因???

成犬になる(ほどには育つ)アルビノ犬は、おそらく複数の犬種に共通するアルビノ因子のAR。
小型犬種ですし代表例の眼皮膚白皮症などを予想するのが当然じゃないですか?
ほら見てみ。
参考)OMIAの眼皮膚白皮症の簡単解説 http://omia.org/OMIA001821/9615/ (英語です
ちなみにこのページだけじゃ何もわからないからここをヒントにして自分で飛ぶのよ?

ひとつ例をあげてみます。
どこかに専門家が研究結果などを公表します。
書籍かもしれないしインターネットのホームページかもしれない。
そこに犬の眼皮膚白皮症の症例に関する項目があり、どういう症状か、確定診断の基準、
いくつかの症例の紹介、それぞれの症例について症状に対する治療法の効果の有無、
そして予防法、それぞれの症状の原因と総合的な病気の主原因に触れ、
その段階まで行ってから遺伝性に関する説明が出てきます。

遺伝形式がARの遺伝病は元々どの動物にも現れているそうで、
その性質から原則として数千〜数万例に一例の割合で発症する病気がいくつもある中で、
犬など家畜動物は様々な理由で人間など他の動物に比べ近親繁殖されてきているため、
「犬のARの遺伝病の原因の一つに近親繁殖の影響がある」わけです。

盗用常習者は上記のような誰かの文章から所々抜いて自分なりに組み立て直しています。
その手法をリライトとか呼ぶそうです。
ワタクシは何度そう聞かされても盗用としか思えませんが。
何度も書いていますがそれが正しいならまだしも、そもそもが素人考えだから抜くべき箇所を間違うんです。
これが従来のようにここの文章を参考にしましたとURLを貼っていれば問題は少ないでしょうが、
そういうのが無いページの方が検索上位になれるんだそうです。

犬のアルビノの原因のひとつの眼皮膚白皮症は犬ではARと判明していますから、
近親交配や品種改良が原因という説明は大間違いです。
先祖を20代遡っても親戚のいない異系交配でも、改良されていない野生のイヌでも、
眼皮膚白皮症は常染色体潜性遺伝によって発症します。
この基本中の基本中の基本を理解できない犬の繁殖業者や飼い主らが、
「血統書を見せ合って3代以内に同じ犬がいなければOK」とか
「品種改良に関係ない雑種なら強いからOK」など都合のいい解釈で犬の繁殖を好き勝手にする、
それが乱繁殖であり日本中に遺伝病の犬があふれ返る諸悪の根源の一つ

犬じゃなくても遺伝病なら原因は遺伝子の異常ですが、
遺伝子が病気であることと異常遺伝子が親から子に遺伝することは別なわけです。
この基本中の基本中の基本すら理解していない素人が単語だけをかき集めると、↓

>遺伝子疾患を根絶???

ほらね、用語が不自然。「遺伝疾患」と「遺伝疾患」が同一説明に混在するのもそう。
(もっと言おうか。「混同」と「混合」みたいななぜ使い方を間違うのか嫌味ではなく本当に理解に苦しむ簡単な熟語をよく間違う。覚えたての小学生じゃあるまいし)
基本のキの部分を理解する前の段階にいる人、つまり専門知識を持たない素人の作文の証明。
その分野の素人だから知識が足りていないだけではなく、プラスパクり・プラスSEO。
もうグダグダです。
パクりは丸ごとコピると著作権侵害がバレるから単語や短文単位で盗んでから組み立て直す。
当ブログでも少し前に似たような事例を紹介しました。

状況をわかりやすく言えばそうなんだけど、盗用常習者は図々しい事に開き直って、
やれ盗みだと決め付けたメイヨキソンだ著作権法違反の証拠を出せ出さなきゃメイヨキソンだー
的にクソみたいないちゃもんつけて来たりして手間がかかることもあります。
また、遺伝性疾患は飼い主の家族になってから発覚することがあるので、私たちには何ともしようがないのが現状です。
『小さくて可愛いワンコがほしい人が買い手市場に多い→それに合わせて無茶な交配をする→可愛いから買う→さらに無茶な繁殖を行う』
このような構図をどこかで断ち切らない限り、遺伝性疾患を抱えて生れてくるワンコたちを根絶することは難しいでしょう。

>遺伝性疾患は飼い主の家族になってから発覚することがあるので、私たちには何ともしようがないのが現状

と書いてしまっていますがこの部分はとんでもない間違い。
一番ダメな誤解を呼ぶ気がしますよ。

その前にまた簡単な語句の誤用。発覚とは言わないでしょ。発症です。
この「基本的すぎて通常は間違えようのない単語」をポンポン間違うのも見極めポイントなんです。
例えるなら「私」。「わたし」「ワタシ」となる部分が数箇所「たわし」になってるんです。
単純なタイプミスなのか私とタワシの区別があまりついていないか、読めばだいたいわかるもの。
それと同じです。
違和感のありすぎるミスが多発している例をいくつも読んでいると、
あれ?純日本・・人・・・じゃなくね?っと、
ペットブログでは触れてはイケナイ禁断のエントリーを投稿しそうな自分を抑える今日この頃です。




みずきちゃん、お借りしましたー

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする