2009年04月09日

迷惑飼い主

迷惑飼い主っているみたいですね。
うちの子は噛んだりしないからダイジョーブなのよ〜
って犬立ち入り禁止の公園でノーリードのまま時に目を離したり。
それからウンチを拾わないのもそうですね。
日本全国犬の糞害の窮状を訴える看板だらけですもんね。

道をすれ違う時にむやみに吠えてしまう犬も迷惑ですね。
集合住宅のベランダで飼ったりブラシをかけたりトイレをさせたりとか
家人の留守中に延々と吠え続けたりとか
住宅が密集した地域でいわゆる無駄吠えに対して無視の躾(?)をしてたりとか
フレキシリードで歩道の幅を使いきっちゃってる飼い主も迷惑ですね。

ああ。
買った犬を飼いきれないと捨てたり
勝手に増えちゃったからと増やした分をまとめて保健所に持って行ったり
引退したから余生はプロじゃない一般家庭(苦笑)で過ごさせたいと
ていのいい飼育放棄をする自称プロぶりぃだぁも
一見自分の責任の範囲内でやってるよーですが
実は犬飼いだけでなく社会にとってもチョー迷惑ですね。

っと世の中にはそーゆー感じで同じ犬飼いとして
腹に据えかねる話題が毎日ネット上のそこかしこに氾濫してるわけですが。
文句を言うなとは言いませんよ。
だけどグチグチと愚痴り続けるくらいなら行動もしましょうよ。
自分より程度が低い人を罵る飼い主はどんだけご立派ですかってことです。

道にウンチが落ちてるなら顔をしかめる前に拾えばいいじゃないですか。
犬の無駄吠えで怒鳴り込む前に吠えない躾のひとつも伝授してやりゃいいじゃないですか。
放し飼い状態の犬に迷惑してるなら片っ端から懐かせて捕まえて、
飼い主に注意喚起してやりゃいいじゃないですか。
首輪に気の利いたブラックジョークでも書いた紙を挟んだぐらいにして。
「里の母が毛皮の襟巻きを欲しがっていたな…」なんかどうでしょうね。

捕まえられないなら保健所に連絡もアリだとワタクシは思っちゃいます。
放し飼いかもしれないけど野犬の可能性もあるから捕獲してくださいって。
それを行う前にそのへんに捕獲依頼済みのポスターを貼るとか回覧板で知らせるとか。


まったく。
なんでハナっから敵対しようとばかりするんだろ。
メイアイヘルプユーの精神をもう少し持ってもいいのに。
少なくとも理由を聞いてあげようよ。
現行犯じゃないなら放置糞があった場所に
「純粋な疑問です。なぜウンチを拾わないんですか?」
とでも書いたポスターに輪ゴムをつなげて鉛筆をくくりつけて貼ってみようよ。

迷惑飼い主の方が悪いのはわかってるんですけどね。
mixiでのことですが、あんまりにも愚痴だらけのコメントが満載だったので。



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posted by あきこ at 22:32| Comment(6) | TrackBack(0) | チョコっと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

繁殖の理由と繁殖者の分類

ブリーダーのランクを語るには繁殖の理由を先に知る必要があります。
以前mixiで書いた記事ですがちょっと修正して載せてみます。

まずは「いわゆる素人繁殖」についてです。

A
A-1最愛の愛犬の血を受け継ぐ家族がほしい
A-2ウチの子の赤ちゃん、母犬になった愛犬、が見たい
A-3お小遣い稼ぎ
A-4多頭飼いしたいが犬嫌いなので子犬を産ませる
A-5転位的な衝動(人間の家族の増加を見込めない等の深刻な事情)

B
B-1知り合いに結婚させようと声をかけられた
B-2子犬の誕生を周囲に勧められたor頼まれた

C
C-1いい犬なので子孫を作ったほうがいい
C-2チャンピオンの血筋なので血を絶やしてはいけない

D
D-1生命の継承は自然なこと
D-2命の神秘を期待

E
E-1注意していたが出来ちゃった
E-2先の予定はしていたが今回は管理不測で出来ちゃった
E-3知らないうちに出来ちゃった
E-4発情の理解不足で出来ちゃった
E-5勝手に出来ちゃった

F
F-1出産させると母性本能が出て性格がまるくなる
F-2出産させると病気予防になる
F-3マウンティングばっかりのオス犬は性欲が強いので願いを叶えさせてやりたい
F-4偽妊娠の兆候を見て赤ちゃんを産み育てたがってると思う
F-5女の子に生まれたので一度は母にさせてあげたい

○ケース:ひとつだけがあてはまる、複数あてはまる、すべて該当する。
○共通点1:犬が好き、家族の一員として大切に可愛がっている、犬のために良いと思うことをしてやっている。
○共通点2:誰か(家族・ブリーダー・獣医師・ショップ店員・自分より犬に詳しい知人)がGOサインを出した
○共通点3:症状が目で見えて、しかも知名度の高い重めの疾患以外は反省材料になりにくい

A群はもっとも多く見られる。
特に前半3つは少し前までは誰からも批判されたりしないフツーのことだった。
純血種であれば貰い手探しに困ることもなく
それなりに需要と供給のバランスがとれていた(?)。
ブリーダーの出発点もこのあたりが多い。
最近は4と5の理由が増えてきている。
5の心理は他人が口を出すことではないとワタクシは思っている。
1と2と4は飼い主の思惑のみで事が進み、こんなはずじゃなかった
と後悔することも多いし飼育放棄も多いと感じる。

とくにA-1、A-2、A-4の飼育放棄!
主にこの理由で繁殖をやっちゃう人は犬を捨てたりはしません!
放棄とはそんなことを言ってるのではないです。
その愛犬がはじめて飼った犬だとか、
以前外飼いの犬はいたが室内愛玩犬はこの子がはじめて、
にあたる人はこのことについて今一度考えてほしい。
家族を増やしたいだけだからウチは別に『繁殖』じゃないのよ〜
っと感じている人。

多頭飼いの失敗とゆーか挫折とゆーか、家族を生涯飼い続けられなくなる人って
「いわゆる素人繁殖」には結構高い確率で発生しちゃってるんです。事実です。
飼いきれなくて生後3ヶ月とか4ヶ月ならまだいい方で、
半年過ぎや1年以上経ってから1頭だけヨソにあげることになっちゃうことはすごく多いです。
ちびっこギャングの時代から性成熟しておとなになる頃です。

ここで多分「捨てるんじゃない、責任持って新しい行き先を見つけるんだからいいんじゃないか」
と考える方がいらっしゃることと思います。
確かに殺処分するよりマシに見えるかもしれませんが・・。
そしてこれは繁殖引退犬の飼育放棄にも言えることですが、
それをやっちゃうと結局は単に犬の総量を増やしてしまったことになります。
今、犬たちは余っているから毎日殺されています。
犬種・性別・年齢・血統書の有無・病歴・性癖・体格・体質・・
による区別はほとんど無く、殺される犬はただ、余っているという理由で。

「捨てる人間が悪い」
そりゃそーです。
でも拾える人間が犬の数以上いれば殺される犬の数は減るんです。
細かいことを言えば本来は捨てる=即命の終わり、ではないはずですよね。
そのために動物愛護法があるんですから。
誰も飼えないから、行政が捨てた人と飼えない人に代わって殺してるんです。
繁殖者が飼いきれないのに余分に増やしさえしなければ、
その繁殖された犬をもらった人は、
すでに存在している行き場のない犬と暮らす選択をしたかもしれないのです・・。
(これを総量規制の考え方といいます)



B群もフツーのことだった過去を持つのだが、とくにここ最近では
繁殖をする犬としては正常のボーダーラインを超えた犬が土台になる傾向がある。
ちょっとスタンダードから遠いんじゃ?なんてレベルではなく。
セリ市経由のペットショップやネットオークションで売られる犬の質が下がっている。
顔も体型も個性と言えば個性だがあきらかに病的なニオイを感じる犬も子を産んでいる。

C群は物事を信じやすい人、プライドの高い人、お金持ち、ドッグショー経験者など。

D群は独特の世界観の持ち主が多い。

E群は一言で管理不足!と言ってしまいがちだか、
実際知らなければ誰でもそんなものだと思う。
※去勢予定でいた生後5ヶ月のオスの子犬が子を作ったケースもある。
発情期の犬を複数頭見た事がなければ、普段の愛らしい犬の発情は想定外となる。
去勢済みのオス犬が交尾をする(出来る)のもあまり知られていない。

やっかいなのは愛し合う2頭が自然に結ばれた♪
みたいなポエマーちっくなものだけなのかもしれない。
ただこの管理不足のケースの半分くらいは、
根底に「出来ちゃっても別にいいかな」がある。

F群はこの中で一番脱力する理由だが愛犬の気持ちを考えていることには違いない。
誰よりも犬への愛を持っている自分なのに、
赤の他人がその乱繁殖はまるで虐待ですねなんて言えば話しがうまくいくはずない。
わからせようと正論の説得を長く書きこむよりも、事実だけを伝えてあげることも得策だ。
出産が病気予防の病気とは何を指すのかは子宮蓄膿症なので病因を、など。
オス犬はたった一度の交尾の後に「これで我が青春に悔い無し」とは思わないこと。
メス犬の偽妊娠はなる子とならない子がいるのではなく、
皆がなるけど症状が大きく出る子と少ししか支配されずに済む子がいること、などを。


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posted by あきこ at 17:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月04日

ブリーダーのランクその2

その1 の続きでございます

4.職業ブリーダー
 文字通りブリーダー業・・つまり犬を売ることをメインの職業としている
 (※ただし本来のブリーダーという言葉にあてはまるかは大いに疑問)
 トップブリーダーからひよっ子ブリーダーまで
 プロブリーダーと自称し犬業界だけでなく一般からもプロと呼ばれる
 ある意味本当にプロ
 ハンドラーやトリマーやショップ経営または勤務など関連業に就いている場合が多い
 数は少ないが獣医師やジャッジの場合もある
 看板犬はCH犬で、秘蔵犬を除き交配の斡旋や紹介を誰にでもする
 遺伝性疾患について少しは知識を持つが出れば隠す
 個体の病気面などでクレームがくるとキレる
 同犬種より他犬種ブリーダーとのつながりが多い
 ドッグショーには頻繁に出陳する
 繁殖引退犬をよく飼育放棄する
 アンギュレーションやテンペラメントという言葉はよく知っているが、
 横隔膜ヘルニアや血液の病気などの遺伝性疾患で新生児が死亡することは知らない
 知らないから致死遺伝子を持たせた子犬を(悪気なく)健康だと言って売る
 一犬種だけの場合もあるし複数犬種を扱う所もある
 犬の管理はピンキリだが、行き届いた環境に見えることが多い
 子犬の売り方は様々で、出来栄えの良さそうなものは高値
 雑誌やHPでの宣伝・紹介・ショップへの卸し・ネットオークションなど
  
5.パピーミル
 パピーは子犬、ミルは工場の意
 管理頭数は2桁後半〜3桁
 ほとんどが多犬種で最近は血統書申請すら省ける1代ミックス犬も売れ筋
 目がつぶれていようが手足に異変があろうが気にせず産ませる
 基本的に売るために生産を繰り返すので毎シーズン交尾させる
 頭数が増えるほど出産も頻繁にある
 出産時の事故が多い
 散歩はさせない
 子犬は生体セリ市やペットショップに卸す
 ドッグショーへの参加はほとんどない
 遺伝性疾患の検査はしない
 たまに単犬種なのに1か2を自称している5がいる(ワタクシは見ました!)
 
6.バックヤードブリーダー
 本来は資格や知識を持たずテキトーに裏庭で繁殖させて子犬を売る愛犬家の意
 犬好きで人あたりの良い人が多い
 規模の小さいパピーミル
 基本的に売るために生産を繰り返すので出産回数は多い(1頭が5回とか)
 日本では「個人ブリーダー」と触れ込んでいればたいていこれ
 たいてい最初のペット犬の可愛さから繁殖を始める
 普通の素人繁殖もこれ
 扱う犬種は小型犬が多く、「頭数が少ないので愛情たっぷり♪」などもよく聞く
 5頭以上になると躾がほとんどできない
  (とくに自家繁殖犬の社会性の無さが目立つ)
 頭数が増えると経費もかさむので養うために出産回数も増える(悪循環)
 遺伝性疾患の検査は必要ないと思っている(ってゆーか判明するとマズイ)
 個体の病気面などでクレームがくるとキレまくる
 その際にはHPで被害者ぶって愚痴るか、あるいはBBSが炎上して閉鎖となる
 交配斡旋は喜んでやるし素人繁殖も手放しで祝福する
 繁殖引退犬は飼育放棄することもあるが生涯を看取るケースもある
 去勢避妊(総じて不妊処置)はカワイソウと思っている
 死産や新生児死亡が多く、「お星様になった」とよく言う
 ペットタイプブリーダーなのでショーには興味がないなどと言う
 時々付き合いや犬質が高い犬が出た!などの思いこみで出陳する
 そのわりには看板犬だけCH犬だったりCH直子なことを暗に自慢する
 とにかく全般的にカンチガイさんが多すぎ


5と6(一部の4も)にほぼ共通する事柄として
遺伝については知らないし覚える気もあまりない
性質の遺伝についてももちろん深く考えないから、
どうにも吠える犬やシャイやビビリがたくさん出る
売りっぱなし、あるいは生産した犬の繁殖には無頓着・野放し
畜犬登録、狂犬病予防はしていない
頭数が増えると手入れが行き届かなくなり、長毛種は汚いままか丸刈り
ドライフードのブリーダーズパックをブリーダー専用のフードと言う(笑)
犬は犬慣れはしているし人への噛みつきなどもほとんど無いが、
トイレの躾から吠え癖はもちろん、基本的な服従訓練もしない(できない)
(1代ミックス犬以外は)付加価値になるので血統書は発行する

ワタクシが本日力説したいのは、とくに6です 
単犬種専門犬舎、みたいな言葉がHPにあれば、
普通の人はたいてい信じます。
その人の人柄は良い感じですし、ほんのちょっぴりくらいは犬について詳しいから
ほんっっとに「このブリーダーさんなら安心」って思えてしまいがち。

いやいやいやいや。
シロートハンショクにケが生えただけですから。

一腹全部を売る・・ってのがしょっちゅうあって、
しかも「血統書つきでーす♪」がブリーダーとしての当然のサービスとか思っていて、
犬の病気はどれもこれも運命と飼い主の管理のせいだとか言っちゃう人で、
犬好きだけじゃブリーダーなんてやってられないのよー
なんてブリーダーさん(笑)がいたら、
それは1でも2でもなく、6です。

※“その1”とこの記事に共通することとして、ここであげた項目は「傾向」です。
それと2は4になりやすいのと反対に、3が1になることもあるかもしれません。
ブリーディングは決して繁殖回数の経験だけで成長できるような域の行為ではなく
感情論より科学的なものの見方が当然必要であり、
また繁殖も販売も個人個人の自由な日本では、
ろくでもないブリーダーをなくすことはできないと嘆きそうになりますが、
かえって一般飼い主の希望が寄り集まった声が
正統な繁殖を広める力になることも期待できます。


ぽちっとな

posted by あきこ at 02:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月01日

避妊去勢に反対〜!

のアンケートを作りました。
どちら様もお気軽に投票しちゃってくださいまし。
←左のサイドバーに設置してます。

人気ブログランキングの投票機能でございまして題して
犬の避妊去勢 〜避妊去勢をしない理由〜

無いノーミソを揺すりながら選択肢を決めてみたんですが
出来栄えは完璧には程遠い・・
作成者は後から修正したりもできるみたいなので
こんな理由もあるんですけどーみたいなご希望はご遠慮なくどうぞです。

あと多分、性別・年齢・地域は非選択のままで投票ボタンを押せます。
そもそもどこのどなたがどれを選んだってのはワタクシにはわからないです。

posted by あきこ at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 供血、保護、お知らせなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月31日

ブリーダーのランクその1

犬を飼いたい・犬が欲しい・と思ったら、いまやとても簡単に飼えてしまう世の中で。
入手する方法は利用者の多い順から、以下の3つが主流ですか。
ペットショップで買う(または貰う)
繁殖者から直接買う(または貰う)
行き場を失なった犬を保護する
※繁殖者とはブリーダー、業者、友人知人の素人繁殖の区別なく結果を指す。

来歴不明の犬ばかり売るペットショップなんかより
ブリーダーから直に買ったほうがいい・・なんてよく聞きますね。
何がいいのかというと
・親犬が見れるので体型や気質や現時点の健康状態がある程度わかる
・店舗の維持費などがないためその分価格が安い
・愛情ある良い環境で生まれ育ったかが知れる
・ごはんや躾や簡単な病気・心配事などの個別相談に乗ってくれる
といった意見をよく見かけます。
 
どうやら近頃は良いブリーダーと悪いブリーダーがいる模様。
ってかブリーダーに種類?ランク?がある?
「きちんとしたブリーダーから買えばいい」って言うけど判断基準が難しいみたいです。
生体陳列展示販売のペットショップより良いブリーダーについて、
以前ワタクシのお師匠との会話の中で6段階の識別があったのでご紹介します。

1.シリアスホビーブリーダー
 他に職業を持つ最高級。
 犬種標準を熟知し向上心が高く、最低でも該当犬種の訓練・美容を始め
 行動学・獣医学・解剖学・遺伝性疾患などにも当然明るいが学び続ける。
 一犬種の主に育成と、その通過点にあるブリーディングも趣味とする。
 遺伝性疾患のコントロール(検査と調査)にも常に前向きで意識が高く
 当該犬の先祖(直系も傍系も)を多く把握している。
 元々管理頭数が少ないので引退犬の厄介払いはほとんど見られない。
 (ブリーディング=増やすことではない) ⇔ココ重要ひらめき

2.シリアスブリーダー
 日本の自称シリアスの特徴として、職業とのバランスで一歩間違うと
 4に近づく危険が高い。ってゆーか日本はほとんどの「プロ」は4。
 本職とのバランスが大切という見方もあるがワタクシは専業もありかなと。
 1と似通った部分が多いが頭数は多い。

1・2とも繁殖はブリーディングストックの確保のためにおこなわれるので
売るために産ませるようなことはしない(繁殖回数が少ない)。
次世代を継ぐ以外の犬を売ったり譲ったりすることはあるが
基本的に新飼い主には不妊を条件とする(乱繁殖の防止)。
ブリードレスキューへの関心も高い場合が多い。
その犬種のスペシャリストなので飼い方から好発疾患まで何でも知ってる。
ドッグショーの制度を利用する。
※1はワタクシの知る限りでは国内には数えきれる人のみ。
2はディーター・フレイグのようなプロが代表的。

1と2をわかりやすく理解するには
★交配犬がいない
★常時子犬がいない
★基本的に繁殖不可を条件に子犬を販売または譲渡する
★繁殖引退犬の飼育放棄をしないか出しても遠くに住む他人に押し付けない
★遺伝性疾患からトイレの躾や甘噛みの直し方まで的確な答えを出せる
★間違っても犬を小さなヒトとして接することは無い
★子犬の新飼い主が望めば遺伝性疾患の検査結果等の証明を提示してくれる
 
3.ホビーブリーダー
 趣味だからこそまじめにできるはず。
 一般に「かなり良いブリーダー」か「ものすごくお勉強した一般人」。
 遺伝や訓練のことまでは詳しく知らないが、
 とりあえず売り上げのために生産することをしないよう努力する。
 たくさん産まれなかったら全頭自分で飼うつもり。

ペットショップに犬を卸売りする繁殖者はたいてい4あるいは3以下です。
そして全国にいる犬の繁殖者の9割(注:ワタクシの印象)が3以下です。
つまりどういうことかと言うと、、、
一見良さげに思えるブリーダーから親犬にも会って犬を買うのと
ペットショップで個体だけを見て買うのは結果にほとんど差がないってこと。
性質も姿も犬種基準からハズレまくっていようが
先天性の病気を持っていようが
あたりとハズレの確率に差は見えず、どちらから買ってもバクチのようなもの。

あー。念のために書いときますが
ハズレってのは犬がダメ犬だとかの意味はまったくありません。
かわいい子犬を夢一杯の気分で迎えたはずなのに、
ひとつも落ち度のない純真な生き物である犬が
人間の無配慮さがほとんどの原因で痛んだり苦しんだりする・・
そーゆー真実を一言で表した言葉です。


4.職業ブリーダー(←規模や方式によって非常に危険)
5.パピーミル(←話にならない)
6.バックヤードブリーダー(←シャレにならない)

この3つは次回ご紹介。
posted by あきこ at 23:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

動物販売業者自称動物愛護・福祉団体疑惑?

アイとソランの二人語とさま連絡用記事

札幌市の動物愛護問題で、ちょっと怖いお話をお聞きしてしまいました。

札幌市管理センターではある、動物関係の団体はボランチティアで入っている自称動物愛護・福祉団体の中のメンバーには動物販売業者が可也居る


んだそうです。
事実であればとんでもないことなので真相をお聞きしたく質問させていただきました。
回答待ちです。
posted by あきこ at 15:10| Comment(1) | TrackBack(1) | 供血、保護、お知らせなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

ジャイアントシャムトラ

保護3日目

っと勝手に命名したくもなるこの巨体。
昨年の夏に迷子の子ネコちゃんだった水色の目をした白っぽい猫は
シャム猫ふうの色合いでトラ縞とゆー、灰色っぽい猫になりました。

巨大な元子ネコ
巨大な元子ネコ

現在推定9ヶ月。
体重は6キロ近い健康優良児です。
でも目の色が簿すぎるせい(?)か、視力は全体的に弱め。
水面の位置とかはちゃんと見極められないみたい。
毎回お水を飲む時は、いっぺん見当をつけたあたりに鼻を突っ込み、
水を確認してから飲んでます。
それと瞳孔の収縮も鈍感な感じ。

手のひらサイズで警戒心のかたまりだった元子ネコちゃんは
サイズだけならあっという間に我が家のナンバーツーの座に。
中身はとってもコドモで、得意技はお出迎え・・のイイコです。

posted by あきこ at 23:29| Comment(4) | TrackBack(0) | うちのネコさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月21日

誤認識?ペットショップを考えるシリーズ

新しいカテゴリを作りました。
生体展示陳列販売の話題は以前の記事も含め、
「ペットショップ考察」といたします。

先日たまたま、この放置ブログに、
販売店でのお勤めのご経験のあるかたからのコメントをいただけました。
大変勇気のある、犬への愛情の感じられる、ありがたい語りかけでございます。
普通ペットショップの店員さんと生体陳列展示販売を嫌う犬飼いさんが
同一のテーマでの掘り下げた話し合いをすることはなかなかに難しいものです。
大まかに言えば店側は
・ちゃんとしてる
・見てない、事情を知らないから勝手なことだけ言う
・こっちにだって苦労はある
・店は努力してるけど変なお客が悪い
・こっちはプロだし
のような主張が多くみられます。

対して陳列展示に反対な飼い主や愛護活動家は
・単純に親と早く離すことがカワイソウ
・社会化不足など問題犬を作る
・うわべだけしかちゃんとしてない
・将来を見据えていず無責任
・ショップのレベルはピンキリで、最低な店はほんとにサイテーだ
ってな意見が多くみられます。

どちらも犬が好きですし幸せな犬ばかりになってほしいと願っています。
そして自分にできるだけのことは精一杯やっているんですね。
なのに意見が食い違う。
や、精一杯努力しているのは実際ネットで展示反対!と言うだけの飼い主より
子犬たちと日々接しているペットショップの店員さん側でしょう。
ワタクシは本心からそう思っています。
そんなわけで前回の記事から意見の相違点をいくつか拾ってみました。


ショップでは普通ガラスやプラスチックの水槽様の狭いケースに展示されています。
そのスペースには理由があるとのことです。
広い場所に2ヶ月の仔犬を出したら体力も免疫力も無いのにはしゃいで走り回る

ワクチンも終わっていないため病気になりやすく最悪死ぬ。
湿度・室温もいつも一定になるよう保たれた犬を守る場所である。


ちょうど移行抗体が消失する頃の生後2ヶ月前後の子犬の話とします。
まず、中途半端な知識のままでワクチンを過大評価しすぎている人がよくいるので
先に以下を確認してください。

○犬の感染症予防は健全な体質と食住環境が主であって、
 ワクチンのみが防御システムではない
○もともと備わる自然免疫が初めから弱い個体がいる
 (ワクチンを打って獲得免疫を得たとしても、とくに抵抗力の少ない子犬時代に
 自然免疫がダメなら獲得免疫の大活躍も難しくなる可能性が高まる)
○生後すぐ〜48時間以内の初乳を飲んでいなかったり、初乳を出した母犬そのものが
 適切なワクチンをしていず移行抗体の質が低いケースがある
○遺伝性疾患の中には免疫機能に不備が出るものがあり、
 どんなにワクチネーションプログラムが最適でも感染症にかかる個体もいる

といった基本を犬を売るプロである店員さんたちが理解していない?
っと感じられるケースがけっこうあります。
簡単に言ってしまえば「ワクチンを打っていれば病気にならない」みたいな思い込み。
つまりペットショップや大規模繁殖場出身の子犬に感染症が多いのは
“仕入れ”や“生産”の段階ですでにミスを犯している問題もあるんですよ。
感染症とワクチンについてちゃんと知るためには
免疫というものを基本からおさらいする必要があります。
正しい知識を持つプロが噛み砕いて説明する。
飼い主の不安を解消し、各ご家庭に見合った助言を差し上げる・・
ペットを売るプロのかたはそういった存在であってほしいです。
ワラビーふれあいマガジン
↑こちらは一般人にもわかる言葉で表現してくれているとても良いサイトです。
「Vol. 1 免疫〜はじめに〜 」から順に理解を深めてください。

免疫の他には体力がないのに走り回るという問題。
んー。
一言で言ってしまえば、観察力が足りないです。
適切に管理できているなら正常な子犬は疲れたら自ら進んで休息をとります。
子犬とは本来壊れやすいものでも菌に極端に弱いものでもない。
なのに、現在のペットショップの展示方法と仕入先の流通経路の変化・
あともちろん大量乱繁殖の余波ですか。
店員さんたちは実際子犬の数を見ている点ではたいていの一般飼い主より多いので
それで経験者のつもりになってしまって本質を見逃すことがあります。

社会性動物である犬は、誕生から性成熟するまでの1年間弱の期間に
さまざまな事柄を見て聞いて嗅いで味わって確かめて経験して性質を確立させます。
とくに4週から7週の“刷り込み時期”と、
その後に続く8週から12週までの“真の社会化期”が完了する前後、
もうちょっとがんばっても15〜16週までの“(社会化の)臨界期”に
同族との直接接触を断つ時間が少しでも長く経験が浅いほど
その時期に管理していた人間に悪意はなくても社会化を阻害しています。
さらに通算2から3回のワクチンを終えるまで箱入り飼育を薦める販売方法は
犬見知りで済めば可愛いほどです。
犬の躾は決して飼い主だけでどうにかなるものではないんです。

次に「きちんとした食生活」の問題。
まあ、ペットショップに手作りごはんを使えってのは
色んな意味で無理があるのが当然なのでさすがに言いませんが、
人間の食べ物が悪いんじゃないことは知っておいてくださいね。
もしかしたら知っているのかもしれませんが
「人間の食べ物はあげちゃダメ」みたいな表現はまずいです。
良くないのは人間用の栄養配分をそのまま犬に置き替えることと
調味料で味つけをすることと
犬が中毒を起こしやすい食材を多量に与えることだけです。
ドッグフードは人間にとって簡単便利なだけであって、
犬専用の特殊な食材使用なわけではない加工されすぎた食べ物ですから。

「獣医さん推奨のご飯セット」についてももう少しお勉強しましょうね。
毒フードってけっこういっぱい種類があるんですよ。
なぜ推奨しているのか?
ちょっと調べれば色んな理由が見つかります。
生体を扱わないフード専門店の品揃えなんかも参考になるかもです。

ワンちゃんに詳しい店員さんはたくさんいますね。
でも犬を売るプロならを知っている人であってほしいです。
問題点はいくらでもありますが今回はここまで。
posted by あきこ at 17:54| Comment(2) | TrackBack(1) | ペットショップ考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月19日

生体陳列展示販売側の言い分

すっげー昔の記事「ペットショップの売り残りとは」に、
ショップ側からのご意見をはじめていただけました。
ってゆーかお久しぶりです(爆

ええっと。まずとても大切な点について宣言しておきます。
ワタクシはどんなに志の異なる方であっても、基本的に罵倒なぞしないし小ばかにするつもりもございません。
あとそのような理由でのアクセスブロックやIPさらし、記事及びコメントの削除などもいたしません。
理解し合いたいとかメルヘンなことを申し上げるつもりは一切ございませんが、ただ話しをしたいです。
※生体陳列展示販売サイドのほか、繁殖業者さん、犬を捨てたご経験のある方の投稿なども大歓迎いたします。

さて。
上記の記事にこんなコメントをいただきました。
まずはまるごとコピペします。
改行だけワタクシの手を加えています。

私は、ペットショップで働いていますが、私のいるところは皆さんが勘違いしているような場所ではありませんよ。
狭いケースとおっしますが、あのスペースには理由があります。

もし、広い場所に2ヶ月の仔犬を出したらどうなると思いますか?
仔犬ははしゃいで走り回ります。
体力も免疫力も無いのに。
そうしたら、病気になります。
最悪死にます。
人間の赤ちゃんを外で遊ばせますか?
あそこは犬を守る場所でもあります。
ワクチンが終わっていない仔を外に出したら、何かにかかる危険があります。
湿度・室温もいつも一定になるよう保たれています。
トイレはちゃんと覚えます。
はじめは狭い場所からは当然ではないですか?
ワクチンが終わって広い場所に出してもトイレでしますよ?

ケースのガラスを叩いて喜んでいる子供。
犬はストレスを感じます。親ははやし立てます。
注意すれば逆切れ。
なんと大人も同じことをします。
ガラスの隙間に息を吹きかける後ろ姿、間抜けですよ。
ワクチンが終わった仔は、毎日散歩に行きます。

きちんとした食生活。
人間の食べ物はあげません。
週2回外部の獣医さんに健康診断してもらいます。
何かあれば、高い治療費を払います。
一日20時間の睡眠を必要とする仔犬に無気力の判断はどうやって?
1日みていますか?
起きて元気にしている時間がちゃんとあります。

ここでは一切触れられていませんが、問題は消費者にもあると思います。
小さな子供がいる家庭に犬。
良いと思います。
ただ、小さな子供は必ず犬をおもちゃにします。
親がしっかり見ててください。
買った日は触らずせめて1週間はサークルから出さないでください。
ストレスで免疫力が低下し、病気になるのは当然です。

消費者のせいにするなとおっしゃいますが、こっちが1時間も時間をかけてする飼育説明に、時間が無いと断ったり、犬のことで頭がいっぱいで聞いていなかったり。
本当に犬のことを考えているのならしっかり聞いてください。
何も勉強せず犬を飼わないでください。
そもそも月齢が若くないと買わない消費者の為にリスクの高い販売をしているのです。

しつけ教室を紹介しても行かない。
本当にしつけができるのですか?
後日様子を聞くとやっぱりできていない。

保険に入らないのですか?
病気になっても怪我をしても必ず高い治療費を払って治療してくれますか?
生き物ですよ?物じゃないんです。
消費者より犬を大事にしています。
心配なお客様には売りません。
家族が決まったときは、スタッフ全員で喜び、お別れの挨拶をします。

ペットショップが無くなったら、皆さんどこで犬を入手するのですか?
ブリーダーですか?なんの保証も付いていませんよ。不安じゃないですか?
どちらもなくなれば、保健所の犬もいなくなります。良いことです。
では、犬は飼えなくなります。
犬と暮らすことはとても素敵なことです。寂しいですね。
良いブリーダーだけ残す?

どの世界でも消費者のためだけに商売はできません。成り立ちません。超高い犬になります。
2ヶ月半の5万の犬を見て、もっと安くならないの?と言ってくるお客様、犬は飼わないでください。
治療費を払っていただけるきがしません。
そもそも、生き物の値段を値切らないでください。
ブリーダーから新しい飼い主に渡るまで、同じフードをあげています。
少し高いですが、獣医さん推奨のご飯セットくらい買ってあげてください。

ブリーダーを育てるのはショップです。
ショップを育てるのは、消費者です。
消費者がもっと勉強して、ショップを選ぶことが一番大事じゃないですか?


ブログは久々すぎるのでまずは紹介だけ。
posted by あきこ at 11:15| Comment(13) | TrackBack(0) | ペットショップ考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月05日

特別平凡な日

きょうは小太郎の誕生日です。
6歳になりました
生まれてから約2ヶ月でうちの子になったので、
もう5年と10ヶ月も一緒にいるのかーと、改めてびっくり。

腐っても鯛・・みたいな感じで、こんなに基準とかけ離れてはいても、
根っからビーグルな小太郎はイタズラ心と盗み食い癖は一向に衰え知らず。
つい先日は5年10ヶ月の付き合いのケージを、ついに再起不能にしてくれました。
なので最近のお留守番時は放し飼い状態なのですが、
「飼い主の監視が無い環境ではゴミ箱を倒さなくてはならない」
と、ありがたくない決意を持ってしまったようで少し悩んでます。
記憶にございません

満腹中枢の壊れた犬、と思ってもいいくらいのビーグルは
あればある分だけ食べまくり、
しかも食べ過ぎたから一回休むなんて文字は辞書に無いようで
ワタクシが今まで飼ったどの犬よりも、摂取カロリーについて勉強させてくれます。
スレンダーなおり
↑この写真は、もしかしたら一見腹部が切れ上がってるように見えるかな?と淡い期待。
実は毛色の黒い部分と白い部分の(故意じゃないですが)だまし絵です。

年に一度のお誕生日だというのに、
特別な行事よりも平凡な日々を強く愛する飼い主のおかげで
いつも通りの楽しい散歩を済ませいつも通りの肉野菜丼を食べて終わり。
それが一番かもよ

あ、でもひとつだけサプライズな幸せが♪
舐めまわす
ワタクシが食べ終わるまでじーーーーっと待って、めでたくゲットしたヨーグルトのカップ。
なんとちょっぴりヨーグルトがカップにくっついています。

しつこく
こんなものをすごく大事そうにいつまでもペロペロしてる姿を見て、
もしかしたら小太郎の不憫さに目頭を押さえちゃったかたにご報告。
本人はとっても嬉しがっていて、
カップを舐める間中シッポを振りっぱなしでした。
安あがりで何を見せても何を食べても喜ぶワタクシの世界で一番大切な犬は、
ますますパワフルでラブリーでハッピーな6歳に突入いたしました。



 いつまであたしを出さない気よっ!
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