2017年09月25日

避妊去勢アンケート集計2017 さん

1つ前の記事のさらに続きです。

「避妊去勢は不自然だからしない」に1件のコメントをいただきました。
誠心誠意お答えいたします。

・避妊去勢が全く何の影響もないということはないと思います。性ホルモンは犬の成長には不要なのでしょうか。

仰るとおりだと思います。
と言いますのは避妊去勢が犬のからだに全く何の影響もないということはないからです。
誰もが知るホルモン分泌の1点だけでも何らかの影響があるだろうことは当然予想できます。
当ブログではバカの一つ覚え的に登場する「外国の論文」は手放しでは信用できませんが、
ふつうに日本語で「思春期 性ホルモン」あたりで検索すればなんとなくメカニズムがわかる気がします。成長と性ホルモンの関わりが。
生物としての基本システムはヒトも犬もそんなに変わらないですからね。

それから当ブログではこれまでに一度も「去勢避妊は安全だ」的な発言はありません。
ワタクシはそんなふうに考えるわけがないから口が曲がっても言いません。
と言うかそんな説はほかでも見たことがありません。
あちこち調べて(勉強して)愛犬の不妊手術を決断された飼い主さんは、
不妊手術に伴ういくつかのデメリットより多数のメリットをとったということなんですよ。


ワタクシの能力ではうまく短くまとめられないのですがこういうことです。伝わるといいな。

まず。外科手術で臓器を切除することは「人工的」なことですよね。
自然か不自然かの自然ではなく自然か人工かのほうの自然。
それぞれ違う意味合いなのに犬の不妊手術の話をすると、なぜか皆さんごっちゃになるんです。
混ぜこぜにしないで考えられる人はいますが少ないです(ワタクシの経験からの印象)。

愛犬の不妊手術を納得済みで済ませているかたもぜひ今一度考えてみてください。
納得済みではあるけれど健康な臓器を取るのは本来は不自然とちらりと思っていませんか?
犬のお悩み相談サイトのようなところを見ていたらそう思えちゃって。
本当は「人工的」なことをしたのに心のどこかに「不自然さ」への罪悪感がある、的な。

この部分が最大の落とし穴になっているとワタクシには感じられます。

第2に、犬という生き物があまりにもヒトに近すぎて錯覚を起こしがちです。
種族として近いわけじゃなく心を寄り添わせ共感してくれる動物だから、
あと単に号令と行動を組み合わせて覚えるのが得意なものだから言葉も通じる相手という錯覚。
要は世界で一番擬人化されやすい生き物が犬で、つい擬人化してしまう飼い主さんがものっすごく多いんです。
(余談ですがワタクシなんてこれまでの人生でたぶん300回以上「擬人化」って書いてます。
「それ擬人化になっちゃってますよ」とか「してはいけない擬人化とするべき擬人化は〜」とか)

擬人化してませんというかたに簡単なテスト「不妊手術をちょっとでも不自然と思うか?」

つまり犬が繁殖期のある動物だということをないがしろにしているわけです。
別種の生き物なのにそこを見ていない。
人間である自分を基準にものごとを考えるのは別にいいんです。
それをそっくりそのまま別種の生き物に当てはめるのは間違いでしょ?ってだけで。

繁殖期が明確な動物の特徴は、毎繁殖期ごとに子を産み育てることです。
何でもいいからご自分の知る野生動物で想像してみてください。
ツバメは元気でいれば毎年同じ巣を使いたがるんでしたよね。
奈良の鹿の子ジカはそのほとんどが毎年の初夏に産まれます。

ツキノワグマは3〜4年に1回交尾出産をしますが子グマが巣立つまで3年かかるからです。
イヌ科動物のキタキツネは厳寒の2月が結婚の季節、雪が解けだす春に毎年子ギツネを産みます。
同じくイヌ科のホンドタヌキも毎年子育てをするのが自然です。

もっと犬に近いオオカミやジャッカルやコヨーテの繁殖生理も調べてみてください。
環境が整っていさえすれば性成熟後は死ぬまで毎年繁殖をおこなうのがわかります。
犬は人間と暮らすようになって生活環境が安定したとたんに繁殖回数が増えました。
繁殖回数つまり発情期が増えるのは野生動物を家畜化するときの最大の特徴です。


交尾をせず出産につながらない発情期

自然下の野生動物にも稀にそういうことが起きます。
自然災害で生育環境が侵されたりエサが足りなくて個体の成長に影響するとか、
あとだいたい土地の開発が関わる人間の愚かな生態系の破壊とかで。
または病気などですね。発情しなかったり来た発情が不発なのは。

家畜化によって安定した食住環境を人間から与えられた動物のひとつが犬なんです。
家畜呼ばわりするなとか関係ない話はしないでくださいよ?

わかります?繁殖期のある動物が繁殖期に繁殖できないことの異常さが?

天変地異とか未知の病原菌とかそういう特殊な事情以外で、
「ある発情期は繁殖して別なときは繁殖を休む」動物って、いますか?
いないでしょ?それか知らないでしょ?

それから交尾と出産と子育てを成功させるための行動。
発情期に相手を見つけるために性成熟直前から放浪するのが自然です。
他犬にマウンティングして抑えつけ自分の地位を確保しておくのが自然。
犬がいないからって飼い主の足にまたがる犬はものすごく不自然ですね。
クッションやぬいぐるみへのマウンティングを許す飼い主さんの不自然さは恐ろしいくらいです。あり得ないほど不自然。犬じゃないなんて。

それで、どうして発情期に交尾をさせないよう阻止するんですか?
妊娠出産をいつの発情期にさせるか人間が決めるのが自然ですか?
無責任な繁殖なんかさせないという飼い主さんもいますが空で終わる発情期ほど不自然なことは自然界にはありませんよ?

出産って言葉使ってますが子育てはオスも参加するのが自然です。
そのために親犬と人間から社会化されているのが自然の姿。
性成熟前後からトイレの失敗が目立っても自然。マーキングは重要な繁殖戦略手段。

-----

まだまだ止まらないけれどほんとに終わらないからこのへんにします。
× 避妊去勢は不自然だ
○ 避妊去勢は人工的だ

× 避妊去勢は不自然だからしない、発情は無視
○ 発情期のある動物は発情期のたびに妊娠出産を繰り返すのが自然


はぁ。伝わった?それともやっぱ無理?感想コメントをぜひお聞かせください。

つづく


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posted by あきこ at 21:40 | Comment(0) | 不妊処置−避妊と去勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年09月24日

避妊去勢アンケート集計2017 に

1つ前の記事のつづきです。

「言うほど病気は予防できないから」に2件コメントをいただきました。

・必要ない。繁殖云々にしたって室内で(1匹のみ)飼っているし、散歩時には犬に目を光らせて行為などさせないよう注意しているからまったく以って不要。

つまり「望まれない子を生ませるようなことはせぬ」と仰っておいでなのかな。
そこに注意して暮らすことができる飼い主さんって、たぶん大多数だと思いますよ?
当然ワタクシもできます。1匹が10匹でも未不妊の飼い犬たちを妊娠させずに飼えますよ?

だから問題はそこじゃないんですよ。ちょっと考えりゃわかるでしょうに。
人それぞれだから中には「飼い犬の交尾を止められないかも」の人もいるのでしょうが、
管理能力が劣る飼い主が飼い犬に避妊去勢を受けさせるとでも思うのか?

これから紹介するコメントがまだあるけどもう言っちゃいます。
避妊去勢をよくないこととし未不妊を選択する人は、
やっぱり偏りや不勉強な点が目立つんじゃ・・?言っちゃなんだけど浅慮だわ。


・病気予防でホルモン関係の健康な臓器を取る獣医は信用できません

あー。一部同感です。
病気予防が目的ならだから病気予防手術って言えよってね。

で、メスは卵巣と子宮をオスは精巣を切除するのが不妊手術なんだけど、
通常その切除する部位は「健康」です。
そこが健康でない場合の手術はふつう病気治療でしょうから。

健康なからだにメスを入れ備わっている臓器を取り去るって言いたかったのかな?
やっぱイマイチ不勉強な印象がどうしても・・。
っていうかさ、病気予防になるよ?実際に。
性ホルモン由来の病気の予防になるのは間違いないじゃん。この人何が言いたいんだろ・・。


「獣医や店など犬のプロに反対された」に1件。どうもありがとうです。
コメント内容と時期的に正しい情報というHNのかたでしょう。
詳細はこちら  http://kotavi2002.seesaa.net/article/389394067.html
正しい情報とか言っておいて中身をよく読んでいない模様が痛々しかったものです。

・ttp://www.naiaonline.org/pdfs/LongTermHealthEffectsOfSpayNeuterInDogs.pdfアメリカの有名な論文を読んで

飼い犬の不妊処置をしたくないならそれでいいんじゃないの?
どうしてろくに読めもしない外国の論文を探したがるんでしょうね。
単純な話、犬の避妊去勢がそんなに悪いものなら全世界で長い間実施されていることをどう考えているのか。

アメリカやらカナダやらのごくごく少数派の論文に頼らずに(どんな獣医が書いてるかも知らんくせに)、
自分はこう考えるから未不妊でいさせるんだ!って言えばそれでいいじゃんね。


「家族など周囲の人が反対している」にも1件。コメント感謝です。

・家族は「可哀想だから」という理由で

けっこう多いみたいですよ。家族の反対って。気を落とさないでね。
我が家もそうでした。男性陣がオスの去勢に猛反対。
結局は擬人化をこじらせた誤解がほとんどでした。

未不妊でいさせることの不自然さの説明が伝わるといいですね。
でもまず男性はタマを切除するという行為そのものにガクブルらしいです(笑
カッコわらいじゃねぇよっ!!って叱られそうだからこのへんで。

つづく


文字がかぶっていた箇所など微調整しました(結局このバナーが気に入った)

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posted by あきこ at 20:01 | Comment(0) | 不妊処置−避妊と去勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年09月23日

避妊去勢アンケート集計2017

いやいやいやいや・・。
つい最近別の場所でまったく同じことを書いたので控えようとしてたんだけど、
そうも言ってられないコメントをいただいてしまいましたねぇ(他人事
まーいーや

犬の避妊去勢、不妊手術はですね、一般家庭でペットとして飼うならば、
手術をしないでいるほうがカワイソウなんですよ。
それから不自然です。未不妊のほうが不妊済みの犬より不自然。不自然だから気の毒。
ワタクシは間違いなくそう思います。

-----
すでに何度も記事にしていますが当ブログ左サイドバーに長々と貼っております、
犬の避妊去勢に関するアンケート(投票機能)。作成者ワタクシ。
前回の集計が2013年10月末でした(ひえ〜〜4年も前か〜〜)。
ですのでそれ以降にコメントをいただけた分に対してお返事したりします。

ワタクシの大雑把なまとめ
第1回集計 2011年1月
不妊手術でホルモンバランスが崩れるという世の中に広く出回る怪情報に対し、
なんのホルモンがどう崩れるの?というワタクシの素朴で純粋な疑問、ほか
http://kotavi2002.seesaa.net/article/179813813.html

今も同じことを書き続けていますが(世の中に浸透しないから)、
病気予防のタメに不妊手術を受けさせたと仰るのなら、避妊・去勢ではなく、
前立腺疾患及び肛門周囲の各種病気予防術みたく呼べばいいのに(本心)。ほか
http://kotavi2002.seesaa.net/article/179677912.html

第2回集計 2013年10月

パナ爺氏に洗脳されちゃったかたがコメントをくださいました(笑
http://kotavi2002.seesaa.net/article/376947500.html

不妊手術したからこの病気になる←それ勘違い多くないですか?ほか
http://kotavi2002.seesaa.net/article/377038499.html

繁殖の予定があるという1行コメントにワタクシったら語るわ語る語りまくり(笑
http://kotavi2002.seesaa.net/article/377709739.html

麻酔が怖い←麻酔についてちょっと調べてみたりしませんか?ほか
http://kotavi2002.seesaa.net/article/378249407.html

ペットショップ出身だからこその選択。
生まれた子犬に責任と愛じy←結局一番無責任な意見の代表例、ほか
http://kotavi2002.seesaa.net/article/379038565.html

-----

ここから2013/11/16以降にいただいたコメントです、が、1個だけ。続きはまた明日にします。

「料金が高い」に投票とコメントをくださったかた、お礼が遅れてすみません。
できるだけ多くの飼い主さんの本心を聞かせてもらえたらっと考えて無期限設定しています。
ご協力本当にありがとうございました。

さて
・Americaの10倍は高い。せめて半分で外で繋がれる雑種が多く不妊手術を受けられる。家庭出産もへりうるからどこか安い病院の案内はありますか?

ア、アメリカのかたなのかな。
アメリカは州によって法律(条例じゃなくて)が違うこともあるそうですが、
愛護活動として遺産や寄付などを基金にした手術助成金のような制度や、
大学の獣医科や獣医師会と企業のキャンペーンみたいなイベントなど、
とにかく様々なことがあるらしいですね。安い理由のひとつには。

まあ、ヨソはヨソ、うちはうちです(笑
突き詰めると土台が違うんでそうとしか言いようがない感じ。

つづく



よかったらクリックしてね 人気ブログランキング それはそうとすごいバナーができたよ(笑

posted by あきこ at 22:05 | Comment(0) | 不妊処置−避妊と去勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年09月13日

優性・劣性から顕性・潜性へ

言葉を変えましょうと、日本遺伝学会が。

日本遺伝学会

↑こういう断りかたって他ではしないだろうけど(笑)人間用のサイトです。

今までもあった言葉ですしそう表現している人やサイトや法人や書籍なんかがありましたが、
もっと広く「優性」は「顕性」に、「劣性」は「潜性」に言い換えますという動きです。
どうしてかと言うとご想像のとおり間違えやすいからですね。漢字の与える意味を。
今後は普及に努め学校教科書も顕性・潜性とするよう文部省に働きかけるだとか。

無題.jpg


犬の繁殖の話をしていて「それは劣性遺伝ですね」と言えば、
自分や愛犬が劣っているという指摘だと思い怒り狂うぶりぃだぁがよくいますから、
ある意味助かる、かもしれないです。
変換できないのは辞書登録すれば済むし。

本音を言うと、今更めんどくさいです。
漢字の印象から早とちりするバカのために手間かけて直していくのが。
「よく嫁アホめが」で済ませてしまいたい。

でも、「バリエーション」の訳語の一つだった「変異」は「多様性」とするそうです。
つまり「色覚異常」や「色盲」は「色覚多様性」にってことだそう。
そっか、なら仕方ないね。私も変更に付き合うし従うよって思いました。
色覚が異常という診断名を当事者がどう感じるかという問題ってことなんでしょう。

で、
このブログではご存知のように犬のことだけしか書いていません。
なのですがブログを読むのは人間の皆さんですから、人間のルール改正に従うのが正解と考えています。
だから今後は顕性・潜性、変異は多様性方式か、または(旧優性遺伝)のように表現しますが、
ですが過去記事の言葉遣いは基本的に訂正しません。ご了承くださいませ。


あー。絶対何回か間違えそう・・。


posted by あきこ at 15:38 | Comment(2) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年08月28日

劣性カラーを持たない犬は健全か?

というタイトルどおりの調べ物をして当ブログにお越しくださったかたが、
もしかしたらいたかもしんない雰囲気。

まず「劣性カラーを持たない」だと言葉がちょっと足りない可能性があるかもです。
おそらく劣性カラーの因子を持たない犬、と言いたいのではないかと感じられました。
自慢じゃないけどワタクシはその答えを知っている数少ない日本人ですから、
お悩み中のかたのお役に立てるよう張り切ってお答えします。

いません。

存在しません。


なぜなら犬の色素遺伝子はこのカテゴリの過去記事でも複数紹介していますが、
基本的に全犬種に共通のものでして、対立遺伝子に優性因子がない遺伝子座があるからです。
アグーチルーカス Agouti locus Aシリーズですね。ASIP アグーチシグナルプロテイン。
ワタクシ自身が世界中の犬を知っているわけではもちろんありませんが、
現時点では、すべての犬は24番染色体にAシリーズを持っており、
そのAシリーズの4種類の対立遺伝子はすべて劣性因子、と考えています。
※NCBI(英語)染色体地図など https://www.ncbi.nlm.nih.gov/gene/492296

英語だけど表見るだけでも参考になるサイトを紹介しておきます。
アメリカとイギリスの両方にラボを持つ犬の遺伝子検査の老舗 Animal Genetics社
A-Locusのページ
http://www.animalgenetics.us/Canine/Canine-color/ALocus.asp


そんなこんなで劣性カラーが気になるアナタはひょっとしたら、
さては「劣性」を「よくないもの」と捉えてしまっていませんか?
そう単純に言い切ることはできないのです。

たとえばAシリーズの他はMシリーズが優性Mだとマールで劣性mが非マールなので、
個体の健全性と色素遺伝子の関係の話では劣性因子の非マールのほうが「良い」と言えます。
ほかの座では多くは優性因子が野生型で劣性因子は変異型だから、
優性因子のほうが当然のように色濃いんですがね。

マールに限っては優性ホモ接合MMだとダブルマールなので、
ほとんどの場合とんでもなく不健全な犬になってしまうんですよ。

参考画像
450px-Aussie_double_merle.jpg

オゥシーのダブルマールちゃん。見た目はキレイな白っぽい犬だけど視聴覚障害アリ


CatahoulaRedWhitePair_wb.jpg

ダブルマールメイティングがよくあるわりに不健全なダブルが出ない?
よくわからない(ワタクシがわからないだけ)シングルマールのカタフーラ母子


最後の子は見た目のおめめがちょっとヤバイんで配慮してサムネイル表示
Dogge_Merle_homozygot.jpg

3枚ともすべて出典;Merle (dog coat)(ウィキ英語版)




posted by あきこ at 10:43 | Comment(2) | 毛色の遺伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年08月25日

「犬の引き取り屋」

話題としては今更だけど書いときます。
犬の引き取り屋とは何ぞ?
「引き取る」って言葉の意味はわかるけど引き取る理由はなに?
そして犬を引き取った後はどうすんの?
と思いますよね。ワタクシは思いましたもん。


sippo(シッポ)さんhttps://sippolife.jp/index.htmlのトピックスが有名どころ

朝日新聞・朝日新聞デジタル|更新|2015/05/15
「引き取り屋」という闇 
「殺さずに、死ぬまで飼う。ペット店には必要な商売でしょ」
https://sippolife.jp/article/2015051400005.html

から一部引用させていただきます。
常時150匹以上世話

「週に1、2回は必ず電話がある。1度に5〜10頭、多いときは30頭くらいを引き取る。昨日は繁殖業者から7頭引き取った。生後何カ月にもなって売れなくなったんだって」
 こうして敷地内に、常に150匹以上の犬を抱えていると説明する。男性も含めて3人で犬の面倒を見ており、「毎日、掃除して、すべての犬を運動させる。売れそうな犬は、繁殖業者や一般の人に5千〜2万円ぐらいで販売する。無料であげるのもいる。死ぬ犬は年間30〜40頭ほど。みんな寿命」という。


やだもー。ツッコミどころしかないじゃんよ。
第一にどう計算しても入ってくる犬と出て行く犬は年間を通してほぼ同数のはずで、
そうでなければ常時○○頭(匹と書かれてあるが)という表現にならんよね。

「5千〜2万円ぐらい」や「無料であげる」に騙されちゃイケマセン。
ふつうに業者やんそんなもん。
事業所の財政状況や帳簿を調べられるわけじゃないから取材にはそう答えるだろうが、
もっと高い値段で売ってると予想できちゃいます。犬はカネになるから。
無料のはワクチン代1万とか2万とか言ってるだろうし。
そして発情が来たらどんどん掛けてどんどん産ませて売ってるでしょ?
(ダメ元で発情促進注射の1本くらい1頭のメス犬に一度は打ってるかもよ)


無題.jpg



動物愛護法の法改正で整備しきれなかった部分の闇?
みたいに説明されているブログがほかにもごっそりあるけど、
問題はこういう二次業者とでも呼ぶような人間の中に、

・自分はレスキューやってるつもり
・里親探しサイトに登録、サイト活用
・犬の保護団体を立ち上げちゃった
・そんでもって善意の募金・寄付も募っちゃった


がどれだけいるか、一般の飼い主がなかなか気づけないことだと思います。
(ワタクシの経験でものを言わせていただきますといっぱいいます

「繁殖引退犬」はとくにね。
悪気なく良かれと思って1頭の繁殖引退犬を引き取ってともに暮らす。
イイ話なはずなのに、気をつけないと「繁殖引退犬を増やす手伝い」をしたことにもなる。

殺処分から犬を救ったーとかって。
この子は殺処分寸前でレスキューされましたーとかって。
そんなお涙頂戴的キメ台詞、しょっちゅう聞くもの。

あーあ。


過去すぎる記事だけどこの話題関連
2013年11月08日
レスキューごっこは ×


2013年11月16日
繁殖引退犬を助けるならば




posted by あきこ at 21:48 | Comment(4) | 殺処分・保護問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年08月23日

エゾシカに吹き矢を吹くというニュース

があったんですよ。昨日の新聞記事です。
朝日新聞デジタルより一部引用します。
(2017年8月22日朝日新聞デジタルより)
街のシカ、吹き矢捕獲作戦 稚内市

■銃の効果上がらず 事業費、補正案計上へ

 市街地に出没するエゾシカに頭を抱える稚内市は、麻酔薬を仕込んだ「吹き矢」による捕獲を決めた。銃による捕獲は民家近くではできず、場所も限定され、苦戦していた。一般会計の9月補正予算案に事業費を盛り込み、定例市議会で可決されれば10月にも着手する。

人々が暮らす場にエゾシカがごっそり出没して何が問題かというと、
第一に交通事故などの事故で人が死ぬことがあげられます。
エゾシカはシカですから基本的にはおとなしい草食動物でも、
エゾなのでデカイんです。大型。メスでも100キロ越しちゃうのがいるくらい。

ウィキからエゾシカの形態について引用
頭胴長140-180cm、尾長約13cm、体重は雄で90-140kg、雌で70-100kg。
最も重いもので170kgに達する個体もいる。
ニホンジカの亜種の中では最大級の大きさで、小型のヤクシカと比較すると2-3倍の重さがある
(→ ベルクマンの法則)。
体重や脂肪体積は秋に最大となり、こうした特徴は多雪寒冷環境への適応と考えられる。

ワタクシもクルマ走行中エゾシカとの接触事故に遭ってしまったことが1回だけありますが、
体重100キロ超の四足で走る動物ってのはある意味クルマと同じでした。
それから作物や森林の食害や踏みつけの被害、人間含む他動物への寄生虫感染、排泄物、
繁殖期のオスや授乳期のメスの攻撃性系の事故がちょっぴり、でしょうかね。

C.n.yesoensis--modified.jpg
     写真 出典 ウィキ     なんて立派な動物

銃による捕獲は人がいるところでは使えないのと、
音など状況から捕獲以外のエゾシカが警戒するようになり後々困るから、
吹き矢の麻酔でひっそりとシカ知れず眠らせればバレないだろうという。

ワタクシは鹿と暮らしたことがないから想像でしかないけど、
バレないとは言えないけど警戒されだすまで時間がかかりそうな気はする。
だからこの案はとても有効そうなんだけど、
麻酔で眠らせた後どうするのかな?っと思ったら
食肉やペットフード用として近隣の業者さんに渡す予定なんだそう。

え、起きるじゃん。

って考えたらおかしくなってきて、ブログネタとして発表した次第です(笑
吹き矢吹く前にものっすごい準備万端整えておかないと、
1頭首尾よく眠らせても2頭めに命中するまでちょっと時間がかかっちゃったら、
1頭め、起きちゃうんじゃ?
運搬車の荷台に載せてからそばにいる人と世間話とかしても起きそうじゃ?
すぐ業者さんのところに出発しなきゃ。
もたもたしていられなさそう。
ってか、輸送途中で目を覚ましたら・・(笑



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posted by あきこ at 17:00 | Comment(0) | 犬猫以外の動物話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ネコとワタクシその2

1つ前の記事でなんでこのタイトルにしたか理由を書いていませんでした。
ただいま現在ワタクシと暮らしている動物はネコのななオンリーなのですよ。
それをお知らせしようとしたのにね、ワタクシ御用達のアクセス解析の機能が消えていて、
ショックを受けて忘れておりました。(あれがないとネタがない)

IMG_20170821_014550.jpg

我が家の生き残りのななちゃんです。生き残りてw

ななは2006年の1月に拾ったネコで、年齢は推定だけど拾った時点で当歳か1歳。
どっちにしてももう10歳を超えたことは間違いなさそう。
相変わらず小さくて面白くてドンくさくて可愛いネコさんです。



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posted by あきこ at 16:59 | Comment(0) | うちのネコさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年04月05日

ネコとワタクシ

ブログお引越し予定

決まったら連絡しまーす。

seesaaもうダメダ。。
posted by あきこ at 12:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | うちのネコさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年02月27日

【終了】飼い主さん募集中


パピヨンとトイプードル、どちらもオスで保護後に去勢済み

無責任などこかの誰かのずさんな繁殖でこの世に送り出されました。
繁殖者が生産責任をまるっきり放棄してもイイヨな人間社会に生み出され、
不要犬の立場に置かれ、あわやのところで殺処分を免れて。

多くの方の善意によってただいま良き家庭犬に生まれ変わるべく修行中の身で、
新しい飼い主さんと出会える日を絶賛待機中です。犬ですから全裸で待機かもしれませんね。
犬たちの居場所は関東です。

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基本情報

犬種:パピヨン
年齢:推定3〜6歳
性別:オス 去勢手術済み
フィラリア陰性
検便検査・:異常無し
狂犬病ワクチン:実施済み
混合ワクチン:8種混合接種済み
体重:4.8キロ 
色 :白・茶・黒 (ただしトライではなく白茶)
仮名:そら
愛護センターから引き受け


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基本情報

犬種:トイプードル
年齢:6歳(確定)
性別:オス 去勢手術済み
フィラリア陰性
狂犬病ワクチン:本日現在未接種 (接種予定あります)
混合ワクチン:8種混合接種済み
体重:4.8キロ 
色 :黒
仮名:オダ君
(飼い主によるセンター持込→処分です)

※そらくんオダ君とも詳細は情報発信元のhttp://ameblo.jp/lmt-one/をご覧ください。
※お手数をおかけしますが飼い主になってくださる方はこちらにも必ず目を通されてください。
http://ameblo.jp/lmt-one/entry-11517141769.html
http://oogataken.web.fc2.com/ 
全て熟読した後アンケートに記入し上記からメールでご連絡ください


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この犬たちに関することも含め、犬の保護活動へのご助言、ご意見、ご質問、ご不安な点、
などがありましたらどんなことでもどちら様もご遠慮なくお聞かせください。
それから、この情報の拡散は大歓迎です。
どこからどんな縁がつながるか、誰にもわからないものですからね。(ウインクしながら書いてます





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2014年2月現在 新飼い主募集中  当ブログ内の記事  北陸わんの里親探し
hokuriku
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そらくんはセンター出身保護パピヨンです。うまいこといきませんでした。次は良いご縁がありますように。
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posted by あきこ at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 供血、保護、お知らせなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする