2007年07月25日

狂犬病予防は誰のため?

 きのうの記事、「狂犬病予防法は悪法である」関連について。
 ワタクシの感想は、一言です。

 ハァ?

 です。
 狂犬病予防法は過去も現在も犬ではなく、ヒトを守るための法律です。
 以前、mixiでUPした文章ですが以下にほぼ丸ごと載せます。


 まず参考までにワクチンの種類・・山本研究室さんのHPより
 http://micro.fhw.oka-pu.ac.jp/microbiology/immunology/vaccine/virus-vaccine.html

 ほかにこの話題にお役に立ちそうなことをいくつかあげてみます。

 ・狂犬病ウイルスは4千年(諸説あり)も前からあまり姿を変えずに生き続けている
 ・オーストラリアでは約100年の無発生を経てワクチンを禁止している
 しかもオーストラリアは万が一発生したとしたら、有無を言わさず
 “疑わしき”も、隔離及び殺処分するであろう
 ・不活化ワクチンに病原性(病原体が病気を引き起こす性質又はその程度)は無い
 (副反応については下に記載)
 ・日本では1920年代に年間数百〜数千件の発生
 →ワクチン接種を義務付けて10年間で数件に激減。
 ・太平洋戦争時代に年間1,000件に増加。(関東大震災後にも大流行している)
 →1950年に飼い犬に年2回の接種を義務付け
  →6年間で発生ゼロ
 ・1985年(昭和60年)以前まで年2回だった接種を年1回に変更、現在に至る


 日本獣医師会のHPから、こんな言葉を見つけました。

 ***

 http://nichiju.lin.go.jp/mag/05403/06_2_9.htm
 日本が狂犬病を根絶できた理由として,

 1.島国であるため防疫活動が効率的に実施できた,
 2.野生動物の間に狂犬病の流行がなかった,
 3.コウモリとイヌとの間に生活圏の重複がなかった,
 4.国民の民度が高く狂犬病予防に協力的であった
 などがあげられている.
 しかし,この間に命がけで狂犬病に立ち向かった狂犬病予防員(獣医師)や
 予防技術員などの中から,狂犬病や曝露後発病予防の副反応などのために死亡したり,
 廃人になるなどの犠牲者が少なからず出たことを忘れてはならない.

 ***

 それともうひとつ。
 個人の方のHPですが大量の資料の中から引用します。

 ***

 http://homepage2.nifty.com/wagayano_gsd/wanfile1kyoukenbyou-a.htm

 過去日本では発病はしていなくても、疑いのある犬や家畜等も相当数殺処分されました。
 江戸期を含めこうした甚大な被害を蒙った後に撲滅が実現したということを忘れてはならないと思います。

 ***

 狂牛病や鳥インフルエンザがそうであったように、
 世界中で猛威を振るう狂犬病は、いつ日本に入っても不思議ではありません。
 よく耳にする接種率が70%以上なければ、ひとたび発生があれば
 大流行は免れないという説のわかりやすい記述はこちらです。
 鹿児島大学農学部獣医公衆衛生学教室のHPより一部引用

 ***

 http://vetweb.agri.kagoshima-u.ac.jp/vetpub/dr_okamoto/Rabies/Rabies.html

 予防接種率が低いと狂犬病ウイルス侵入時に爆発的流行が起きる。

 犬の狂犬病の流行に予防接種がどのような効果をあげるのか

 予防接種を受けた犬は,咬まれても免疫反応によりウイルスが死滅するため発症しない.
 狂犬病に侵された犬が近くにいる他の3頭に咬みつくものとすると,
 5頭中4頭(80%)が接種済みであれば,ブロックされてウイルスが広がる確率は低い.
 しかし,5頭中2頭(40%)程度の接種率では,次から次へと感染し,爆発的流行が起きる.

 犬における流行を防ぐには,最低70%の接種率を維持する必要があると考えられている.
 日本での登録犬数は410万頭余で、そのほとんど全てが狂犬病予防接種を受けているが
 放浪犬として捕獲・処分されている年間25万頭余は未接種とみられる.
 放浪犬が増加し,山に放たれているものも多い現況では,
 家庭で飼育している犬のほとんどが予防接種を受けないと,
 狂犬病の侵入があった時に流行を未然に防ぐのに十分な接種率を維持できない.

 ***

 上記は10年くらい前のもののようなので登録犬数は現在とは違います。
 平成17年度では約650万頭・・実際はその倍、我が国には1,200万頭の犬がいるようです。
 そして接種率は、爆発的流行が起きるラインだと推測されます。


狂犬病予防法はヒトの安全のために存在する法律
 
 *副反応について* 
 
 現在市場に出ているワクチンは厳重な品質管理のもとで作られていて、
 有効性とともに安全性にも十分な配慮がはらわれています。
 ですが個体の状態が悪ければ抵抗力を弱めてしまうため、
 副反応が起きるケースもあります。人間でもあるもの。
 極まれにアレルギー反応が出る犬がいるものですが、
 それは主としてワクチンには製造時の培養液の成分や、
 免疫力を高める成分が添加されていることによります。

 *即時型アレルギー→全身性のアナフィラキシーショックは
 注射後数分以内に症状が出ます。一刻も早い応急処置が必要です。
 副腎皮質ホルモンなんかを使うらしいので自宅ではできないです。
 なので予防注射はどんなものでも午後休診でない午前中に接種し、
 接種後数十分は動物病院のそばを離れない、が原則になるんですね。

 *遅延型アレルギー→アナフィラキシー以外の症状は
 接種後すぐから24時間以内に起こります。
 犬によくあるのは顔の腫れや痒み、注射部位の痛み、腫れ、発熱など。
 
 どーでもいいんですが、狂犬病は数あるワクチンの中でもかなり安全です。
 人間によって健全な体質を選択繁殖されているはずの犬という動物に、
 なんでこんなにアレルギー反応が頻繁に起こるのか?
 まったく不思議ですねー。
 そもそもその親犬は狂犬病の予防をした時、どうだったんでしょうかねー。
 って。
 嫌味のひとつも呟きたくなるほどの低接種率。

 何度も書いていますが、これからどこかで犬を買う予定のかたは
 「親犬は予防接種や食物でアレルギー反応を起こしたことがあるか」
 も、大事なチェックポイントにしてくださいね。
 モノを買う側のチェックが厳しいのは、あったりまえの社会常識ですもん。
 犬はモノではありませんよ。でもだからこそ大切な要素には変わりありません。
 別にアレルギーの疑いの濃い親犬の子を買うな!と言ってるわけではなく
 知って当然の情報を隠蔽するような繁殖者は
 ワタクシたち素人飼い主の姿勢如何で、
 真の繁殖者に近づくのではないでしょうか。という話しです。
 ブリーダーを育てるのは、犬のお産ばかりではないのです。
 



 ブログランキングに参加しています。応援よろしくです。
 ranking-green.gif
posted by あきこ at 02:10 | Comment(4) | TrackBack(0) | 狂犬病予防関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

アニマルホーダーin弟子屈

 ニュースは消えちゃうんで、覚書用の本日のブログです。
 あんまり、ってか、全然楽しくない記事です。

 北海道新聞 07/19 11:10より

 140匹狂犬病予防注射せず 弟子屈の女性 町、道が立ち入り調査

 【弟子屈、標茶】約百四十匹の犬を無登録で予防注射も受けさせずに飼育し、狂犬病予防法違反などの疑いがあるとして、釧路管内弟子屈町と同管内標茶町、釧路支庁、釧路保健所は十八日、弟子屈町内の女性(34)が所有する犬の飼育場を合同で現地調査した。道によると、ブリーダー以外の一般飼育者が百匹以上の犬を飼育し、立ち入り調査を受けるのは道内初とみられる。

 両町によると、女性は、弟子屈町の牧草地跡を借り約四十匹の犬を飼育。また所有する標茶町の牧場跡地で約百匹を飼っているという。狂犬病予防法では、飼い主は犬の取得日から三十日以内に市町村長に登録申請が必要だ。

 弟子屈町は女性に対し二○○四年から注意・指導してきたが、飼い犬の登録制度自体を否定、指導を聞き入れなかった。両町は六日、登録と狂犬病の予防接種、飼育方法の改善などを求め文書で指導。これに対し女性は回答期限の十七日、「狂犬病予防法は悪法」などと文書で事実上の拒否回答をしたことから、合同調査に踏み切った。

 女性は一九九九年七月、東京から弟子屈町に移住。複数の捨て犬などを飼育していたとみられ、○一年に町内の牧場跡地に飼育場を移動した。その後住民とトラブルになり、○六年に標茶町の牧場跡地の原野を購入、約百匹の犬を移動させていた。

 両町によると、飼育場は高さ約二メートルの金網で囲まれているが、管理が行き届いていない状態。犬の一部が穴を掘るなどして場外に出、○四年ごろから両町内で集団で野生のエゾシカを襲う姿が目撃され、猫が食い殺されるなどの被害も出ていたという。両町など関係行政機関は、今後の対応を協議している。




 北海道新聞 07/20 07:03より


 2町が改善命令書 犬140匹無登録飼育の女性 弟子屈、標茶

 【弟子屈、標茶】釧路管内弟子屈町内の女性(34)が約百四十匹の犬を無登録で予防注射も受けさせずに飼育している問題で、弟子屈、標茶両町と釧路保健所は十九日、この女性に対し、狂犬病予防法などに抵触するとして、登録と狂犬病の予防接種、飼育方法の改善を求める命令書を手渡した。

 命令書の回答期限は二十四日。両町は同日までに女性から回答がない場合、町条例に基づき「適正な態度をとる」としている。女性は、弟子屈町内の牧草跡地を借り約四十匹を飼育。さらに所有する標茶町の牧草跡地で約百匹を飼っている。

 両町は、六日に狂犬病の予防接種、飼育方法の改善などを求め文書で指導。女性が「狂犬病予防法は悪法」などと文書で事実上の回答拒否を示したため、十八日に立ち入り調査を行っていた。

 女性は北海道新聞の取材に対し「狂犬病予防法は悪法で、登録を行わないのは悪法ということに対する意思表示。(犬を飼育するのは)生命倫理に基づいた考えで、地獄を見るのは承知の上」と話している。


 −** −−**−− −−**−− −−**−− **−

 見たけりゃあんたがひとりで地獄を見たらいい。

 おっといけない、口が滑ったかも。
posted by あきこ at 16:56 | Comment(3) | TrackBack(0) | 狂犬病予防関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

紙袋ねこ

 七は〜猫だから〜紙袋を見ると入らずにはいられニャい〜
 にゃっとにゃっとにゃ〜♪

遊ぶのニャ

 ひとりでガサゴソも楽しいけど
 かくれんぼはもっと楽しいニャ
 鬼いたん、来るニャ。 

カモが来たニャ

 小 : あ?なんかいま、ガサって言ったかも。

だ〜れもいないニャよー

 小 : そーか。気のせいか。

じゃあ向こうでにぼしでももらってこようかな・・っと。

 にゃんとにぼしかニャ?

あ・・

 小 : ななちゃん、見〜っけ♪

 おにいたんかくれんぼのプロニャねー。



 ブログランキングに参加しています。応援よろしくです。
 ranking-green.gif
posted by あきこ at 23:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | うちのネコさん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月17日

見晴らし山

 いつものお散歩で訪れる公園に見晴らし山があるんです。
 ワタクシが名付けたんですけどね。
 ほら
いい眺め


 手前の物体が気になりますか?
 さてこれはなんでしょうか。

 これほど簡単なクイズがいまだかつて存在したでしょうかっ!

おりのお尻だよ〜ん

 ふふ。嬉しそう〜♪



 ブログランキングに参加しています。応援よろしくです。
 ranking-green.gif
posted by あきこ at 20:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | うちの犬たち07年春夏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月14日

子どもが犬を欲しがる時2

 前回の記事の続きでございます。

 ―---―---―---―---―---―---―---―---―---―

 では、動物を飼うときにはどのようなことに注意すればよいのでしょう。
 北海道獣医師会副会長さんは「まずは生き物を飼える環境なのか、
 家族の中に動物アレルギーなどの問題がないか確認してください。
 その上で家族がその動物に必要な世話がきちんとできるか考えて」
 と、話します。例えば犬は1日に最低2時間の世話が必要といわれています。
 しかし実際にはゲージ(おり)に入れたままで飼い主がほとんど世話を
 しないケースなどがみられるそう。

 また、動物を飼うときに「子どもが自分で世話をする」
 ことを 前提にするお母さんも多いようですが、
 現実には大人のフォローが不可欠ということをお忘れなく。

 「犬や猫の世話が一人で完全にできるのは中学生くらいから。
 子どもの興味を持続させるためには、大人が一緒に、あるいは
 裏方として世話をする必要があります」(副会長談)
 むしろ最初から親や祖父母などが全面的に世話をするくらいの
 心構えでいたほうがいいよう。
 特に小さな子どもがいる場合は手がかかるだけに、
 親が動物の世話までする時間的余裕があるのかをしっかり考えておきたいもの。
 
 ―---―---―---―---―---―---―---―---―---―

 以上、原文ママ、です。
 ですのでゲージってのは間違った言葉です。ケージ、ね。
 目盛りがゲージ、檻はケージ・ケイジ。
 ベッドをベットと言うように、あるいはドッグフードをドックフードと言うように
 厳密には間違ってるんだけど、とりあえず伝わるわよね、のよくあるミスです。

 そんな細かいことはどーでもいいんですが、
 動物アレルギーの問題。
 これは今の時代には重要なポイントのひとつですね。
 ワタクシ、里親募集サイトなんかもあちこち目を通すのですが
 飼い犬の新しい里親さんを募る、または捨てる=飼育放棄の理由として
 常に上位に位置するもののひとつです。

 「以前の犬ではアレルギーは出なかった」
 「子どもが食物アレルギーなど無いので大丈夫と思った」
 「産まれた赤ちゃんにアレルギー症状が出た」
 「数年間なんともなかったがある時急に喘息などになった」
 「実家や近所の犬にしょっちゅう触れ合っていて大丈夫だった」

 ほんっっっとうに体質的にどうしようもないことって、あると思います。
 が、犬はそれぞれで持っている菌などの比率が違ったりするもんです。
 買って1週間で投げ出さずに、まずは清潔を保ってみるのはどうでしょうかね。

 犬自身を清潔にする。これは犬のためにも当然のことです。
 だからって毎日お風呂に入れるこたぁありません。
 そんなことしたら普通、犬は赤むけになっちゃいますし。
 (皮膚病の治療などで毎日洗うケースもありますが)

 ああ、子犬はいつから洗ってよいか・・で、
 ちょっと誤解の多い情報が今は日本中にあふれています。
 ワクチンとの関連から多くの獣医師がそのように言うのですが
 「子犬は3回目のワクチン接種が終わってから2週間後までシャンプーしてはいけない」
 ってやつです。
 理由は、伝染病に対する抗体がないので子犬が弱る、
 幼い子犬に多大なストレスをかける、、だそうです。

 えっと、原則として。そんなこたぁありゃしませんて
 衛生管理の劣る場所で、
 心身ともにピカピカの健康体でない母犬から生まれ育って、
 ろくに初乳も口にしていないような子犬を、
 セリ市やペットショップを経由しながら遠距離移動すると、
 たしかに1回シャンプーしただけでぐったりと弱るかもしれませんがね。
 ワタクシ、約30年間、普通の元気な子犬は生後1ヶ月くらいから、
 汚れがひどければ都度洗います。いっぴきも死なせてません(笑)。
 臭かったり汚かったりすると飼い主も子犬もどちらも不快なだけですね。
 ちょっぴりお話しが逸れちゃいました・・。

 さて

 全身をシャンプーする頻度は犬種というか毛質によって異なりますが
 だいたいどんな犬も1ヶ月に1ぺんで全然OKです。
 ・血行促進と死に毛を除くために毎日ブラッシングする。
 ・ブラッシングのあとに全身を濡れタオルで拭く。(清拭ってやつですか)
 ・全身、湿っている時間を極力減らす。(水を飲むたびに口元の毛が
 びしょ濡れになると段々赤茶けてきます。毛を切るか、毎回拭くか)
 ・余計に抜け毛やフケなどを増やさないように、
 格安フードや犬のからだに合わない食品を与えない。
 ・耳や歯の手入れをする。
 ・プードルなどのトリミング犬種以外でも、
 足先(指の間も)の毛をこまめに切りそろえる。

 これらの手間を惜しまず、さらに最もたいせつなことは

 毎日太陽にあてること。

 なんでって、日光消毒ですね。殺菌です。
 たいていの生き物には当たり前に必要なことですから。
 誰もが手軽に受けることができる自然の恩恵。

 どうも長くなってしまいますねー。
 また続きます。 



 ブログランキングに参加しています。応援よろしくです。
 ranking-green.gif

 
posted by あきこ at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする