2014年01月19日

遺伝性の腫瘍


覚書程度、現在OMIAのリストに並んでる腫瘍をさらっと紹介。
OMIA ; http://omia.angis.org.au/home/

・線維上皮腫 柔らかいイボ、主に首に皮膚の色(またはそれより暗い色)の多数のポリープ

・肛門せつ腫 主に肛門の周囲(顔なんかにもできる)に複数の小さな圧痛のあるおでき

・肛門線維腫 肛門周囲部の脱毛、潰瘍、出血、結節状の腫瘍が肛門周囲部に発育(メスは膣線維腫)

・過誤腫性大腸ポリポーシスと神経節神経腫 
  大腸に多数の将来がん化する可能性の高いポリープ、大腸以外の消化管トラブル、若齢期発症

・消化管間質腫瘍 主に小腸に腫瘍、4歳から15歳までに例があり平均発症年齢は10歳

・血管肉腫 初期から中期は食欲不振、嘔吐、下痢など消化器症状、末期に判別できる腫れ、貧血など

・悪性組織球症 悪性組織球腫の転移・再発型。初期は軽い消化器症状、3歳以下発症アリ

・ホジキン病 (ホジキンリンパ腫)1か所または複数のリンパ節の腫れ、かゆみ、体重減少、肝脾腫

・多発性脂肪腫症 脂肪腫(良性の軟部腫瘍)がいくつもできる

・リンパ腫 リンパ系の組織から発生する腫瘍

・非ホジキンリンパ腫 痛みの少ないリンパ節の腫脹、ホジキン病以外のすべての悪性リンパ腫群

・乳腺腫瘍 乳腺の腫瘍、発症年齢や良性悪性に関しても家族性があるようだ

・肥満細胞腫 主に皮膚にできる肥満細胞の腫瘍、腫瘍随伴症候群が重篤になりやすい

・悪性黒色腫 メラノサイト由来の悪性腫瘍。皮膚、眼窩内組織、口腔粘膜上皮などにできる

・菌状息肉腫 悪性度の低い悪性リンパ腫、痛みや痒みの少ない紅斑が体の内側にできる、
進行するとふくらみのある鮮やかな紅色の発疹

・肺腺腫症 咳、息切れ、呼吸困難。肺に線維組織が異常増殖することによる機能低下

・特発性肺腺腫症 同上。慢性間質性肺疾患、実質的な低酸素血症を引き起こす

・つま先の扁平上皮がん 主に肢端、毛色遺伝子MC1R関与型。痛みの強い局所浸潤性

・移行上皮がん 移行上皮組織に由来する癌腫、上皮性の悪性腫瘍
  移行上皮組織(器官の拡張および収縮でその形態を著しく変化させる腎盤、尿管、膀胱、尿道と上気道の上皮)
  に由来する癌腫で、上皮性の悪性腫瘍である。膀胱や尿管などの尿路系の癌が多いことから
  尿路上皮癌(にょうろじょうひがん、英: urothelial carcinoma)とも呼ばれる

・ウィルムス腫瘍 腎臓にできる腫瘍、初期症状は血尿、停留精巣など生殖器や骨格の奇形が合併しやすい





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2014年01月17日

犬の目にはどう映る?


このニュース写真を見て、なぜかマンホールの謎を思い出した。ので書く。


来月8日に開催される第138回「ウエストミンスター・ケンネル・クラブ・ドッグショー
(Westminster Kennel Club Dog Show)」のプレス発表会の一幕。今年の大会では、
同クラブ史上初めてアジリティ(犬の障害物競技)大会「マスターズ・アジリティ・チャンピオンシップ
(Masters Agility Championship)」が行われる。(c)AFP


マンホールの謎とは、犬によって(個体によって)マンホールの蓋の見え方が異なると思えるのだが、
マンホール周囲のアスファルトとマンホールの蓋に明確な違いを勝手に見出す犬と、
蓋は蓋だが道路の一部で差し支えないと考える犬がうちに2頭ずついるんですよ。

たまたま男女にわかれて2頭ずつで、小太郎とビッケはまったく平気なのに対し、
ミッシュとリーゼルンは危険地帯とかたくなに信じていて、できることなら避けようとする。
1頭だけでも全頭横一列に歩いていても、うちの女の子チームはマンホールの蓋を飛び越えるのだ。
ジャンプを制止してゆっくり歩かせてみたらミッシュは恐る恐る前足を1本だけ乗せることで、
まるでワタクシの望みはそれでOKと言わんばかりにあとの3本の足は着けずに飛ぶから、
そうなったらこっちも意地になって抱き上げて蓋の上に降ろしてオスワリさせてみたりする。
この世の終わりのような顔をされた。(アルマゲドンのMiss a Thingを歌ってやった)

リーゼルンは飛び越え禁止措置にスピードアップで対抗してきた。
「ゆっくり歩いて」とお願いしてるのに、その意味もやり方も他の場面ではできてるのに、
チャカチャカチャカッと小走りすることで嫌なことを手早く済ませる。
勝手に小走りしたくせに、やりきったような顔をされた。(褒めないからね!?)

犬が色彩を識別する能力は、人間のそれとは違う作りだとわかっていて、
少し前までは犬は色がまったくわからずモノクロ世界に生きていると言われていて、
今は白黒のほか青や黄緑の色調がよく見えているなどとされているが、
モノクロでも黄緑でも色調はかなり細かく判別するのでそこはどうでもいいとして。
マンホールの蓋は犬の目には「穴」に映ると以前どこかで聞いたか読んだのだが、
蓋はたいてい周囲より濃いめの色合いなので一瞬納得しかかる、けど。

道路にポッカリ開いた穴を犬が避けるのはわかる、では避けない犬がいるのはなぜ?
同じ箇所の蓋を100回「穴じゃない」と見て触れて体験して教えても避けるのをやめないのは?
どうにも謎なわけです。




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2014年01月16日

有料?無料?繁殖引退犬


最近の検索ワードにこんなのがあってカツゲン吹きました。

・繁殖引退犬 3万円 良心的

なんじゃそれ。
犬を手に入れるにはたいていの場合料金が発生するのがふつうです。
たまに若い子あたりが「命をお金でやり取りするのは愛護精神に反する」みたいにアツくなってて、
お金でやり取りしないなら何でもって?と聞くと真顔で「善意と愛情だ」と返されて驚くものです。
なんじゃそれ、アゲイン。

ヒトとしてやっちゃイケナイ人身売買に重ねてしまうんでしょうが、
人間の売買はダメでも犬まで売り買いしないでどうしろと言うのやら。
扱う品が生体なのがポイントなのはわからないでもない、
けど今のこの時代で物々交換したって仕方ないしタダほど高いものはないし。
(あ、菓子折りと子犬を交換したヤツがなにをほざくと天の声が聞こえるぅ・・)

犬はもう、野生には戻せない。
少なくとも私たちの国では1頭ずつのすべての犬に必ず飼い主がいなくてはならない。
野生の状態で生きることを許してやれないのだから、ヒトのもとで暮らす以外に方法がない。
だからヒトの管理下から外れてしまった犬は、国民の意思で処分をし続けている。
処分には殺処分以外に譲渡処分もあって、たくさんの人の思いや活動が譲渡処分を増やしているが、
まだ足りないぜんぜん足りない、何がって?
犬が暮らせる場所が、環境が、ヒトが。


殺処分される犬たちは、ただ単に飼うヒトがいないから無理やり命を奪われ続けるんですよね。
問題を起こしたから、癖が悪いから、懐かないから、じゃなく。
本当にわざわざ誕生させられて、ただ人間が少ないからだけで無残に殺されて、
1億2千万人の人間が少ないなんて言ったら死んでいった犬たちに泣かれそうで、
んじゃやっぱ犬の数が多すぎるんだと思い直せば虹の橋で待つ全頭が絶望しそうで。

でも申し訳ないけど、どう考えても犬の数が多すぎるんです。余ってる。
それなのに厄介払いに3万円の値段をつけるクソみたいな繁殖業者が良心的と思えますかねぇ?
30万円こっちが払うから繁殖引退犬と呼ぶイラナイ犬を引き取ってください、ならわかるけどねぇ?
どんっっっっなに綺麗な言葉でまるめようとしても無責任業者以外の何者でもないですよ。
繁殖引退犬と称して殺処分を間接的に増やす商売に加担しないよう、どちら様もご注意を。

※文中に不適切な言葉遣いがあったかもしれないことをお詫び申し上げます。




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2014年01月15日

無理な繁殖 vol.6


無理な繁殖ってなんなんだろう?についていくつか記事を書いたので、
今度はじゃあダメじゃない繁殖ってあるのかな、みたいなことを。
なんて簡単に話が進めばなんてことないんだけどね。
犬の繁殖とは、飼育というか犬とヒトとの暮らしそのものの集大成であり、また原点なんです。
実は。
だからこそ今までにも何度か触れているとおり、助産の技術みたいなものはさほど重要ではなくて。

このへんをワタクシのアタマのレベルではうまいこと簡潔に説明しにくいので(アホだから)、
みなさんからいただくコメントやリクエストがあればあるほどありがたいんです。
犬の繁殖のことを何年も考え続け(ってなんかいやらしい雰囲気・・)ていない人は、
どの点が疑問だったりどういう経験や思考で自家繁殖を決行しちゃうのかが、
繁殖について考え続けている(もういいや、いやらしくて)ワタクシには漠然としてて、
それでなんとなくわかったようであやふやな一般論にはしたくなくて上から目線の紋切り型になってます。
まあいいか。

えー、助産の技術・産婆のノウハウみたいな事柄が犬の繁殖の勉強につきものと思われがちです。
有名なところでへその緒の処置の仕方あたりでしょうか。
正常な分娩では1頭の胎児が娩出された直後〜わりとすぐにその新生仔の胎盤もずるんと出てくるので、
胎盤が子犬のへその緒とつながったまま母犬の体外に出てからほんの数センチ残して切るとかの。
切る前にどんな糸でどこをどう縛るかとか縛ってから何でどう切断するのかの手順は覚えても、
仕組みそのものがイマイチな人がとても多いので、胎盤娩出前に縛ってみたり切ってみたり、
母犬が自然に噛み切った後に糸で縛ってみたり、切り取った胎盤側を消毒したなんて話もたまにある。
そしてプロもアマも猫も杓子も何が何でも動物病院へ駆け込むのが最良と信じてみたり。

へその緒の処理の仕方なんて知らなくてもいいくらいの分野なんです。人間は。
正常な出産をおこなう正常な母犬が驚くほど自然に済ませてしまいますから。
あえて過激な表現をするなら自分で産んだ新生仔のへその緒の処理ができないメス犬ならば、
その後繁殖すべきではないしその腹から出た子犬も繁殖に適さないし当然繁殖させないようにする、
人工的な環境で暮らさせてはいるが種の生命力は維持しなきゃいかんだろってことです。

この部分にすら「ウチの子の赤ちゃんが!」なお花畑風味の感情を寄せてしまうと簡単に乱繁殖。
いわゆる素人繁殖の脳内は多くがお花畑、なんとブリーダー(ケッ)の大半もそうなんですよ。
ブリーダーを自称する人たちと会って話せば話すほど実感します。お花畑だと。
へその緒の流れで言うならその処置は見事な人が多いです。
100グラム強ほどの新生仔の皮膚から0.7ミリ地点を手早く器用に縛ってチョキンと。
母犬がその様子を気にもせず自分のオマタのみに集中しててもこれまた気にもしないで、
その正確さとスピード感がザ★ブリーダーの仕事だ、的な雰囲気すら漂わせ。

違うんですよ。
アンタのはそれ子犬の生産と販売って意味で仕事がブリーダーだろってね。
あーあ。漠然としてますねー(へるぷみー)。でも続くけどね、たぶん。





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2014年01月14日

「黄金の犬たち」


犬飼いさん全般に読んでほしい本。
とくにトリマーさんやトレーナーさんなど犬関連のお商売をされている人、
純血種や血統書に疑問を持つ人、
そして子犬を売る人=ブリーダーと思えちゃう人に。精神的な意味で大人向けの本です。

黄金の犬たち [単行本] / 福本 博文 (著); 文藝春秋 (刊)

犬ギョーカイの人々が一度は口にする「イギリスは日本に犬を売らない」の謎が明かされてたり、
動物愛護後進国呼ばわりされる所以に触れられていたりする本なのですが、
何よりもザ★日本人の悪いところがありありと描かれている印象が強く残りました。
昭和41年前後に東京に本社を置いた「東京畜犬」が関与する純血種の犬の利殖詐欺事件が題材なので、
楽しい話ではもちろんありませんが、ワタクシにはとてもタメになるものでした。
ご興味のある方はどうぞ手にとってご覧くださいませ。
すごいです。日本人て。48年前も今もバカみたいで。





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2014年01月12日

ザ★運命の出会い


地方版の新聞の掲示板に「ビーグルの子犬差し上げます」と書いてあるのを見つけた。
その少し前に17年も生きてくれた前の犬を見送っていて、
介護に手間隙がかかったのでしばらく犬はいらないなと数日間考えはしたのだが。
犬のいない生活の味気なさに1週間で見切りをつけ、いそいそと愛護センターに通ったすぐ後だった。

12年前の札幌市の動物愛護センターでは犬と猫の譲渡事業をおこなってはいたが、
月に一度譲渡されるのは生後3ヶ月以内の幼齢犬猫のみ、
放棄者による当日の飛び入り持ち込み可、
事前講習や追跡調査のようなものは一切ナシ、
幼齢犬猫なので当然未不妊のまま、
欲しい人が複数いる場合は抽選、
成犬・成猫は希望者がいたとしても譲渡会に並ぶことはない、
となんともお粗末(あら失礼)な事業だった。

ワタクシは、なんと言えばいいのか、犬の繁殖には少し思うところがあったので、
家族の一員としての犬を新たに迎えるなら、貰い手を探している犬を引き取るのが良いだろうと考えていた。
それはおそらく、自分で何十頭もの犬をこの世に生み出し、貰い手を募った経験によるのだと思う。
犬を飼っていて産ませたい人は子犬を誕生させ、欲しがっている別の人に譲る、
貰い手がいなければ全部育てる覚悟で生ませればいい、12年前のワタクシはそう思っていたのだ。

行き場をなくした犬を救いたい的な気高い精神でもなかったが、
イラナイ犬は殺さなければならないことには気づいていたので、
とりあえず1頭貰い受けに行った。ら抽選外れまくり。

3回通って見事にどれも外れて、こりゃー運が悪いねぇと同行の家族と話していたとき、
ひとりの出品者(放棄人か)がワタクシになぜか声をかけた。
そのオバさんはウィペットと和犬雑種の間に産まれたウィMIX子犬を3頭だか連れてきていて、
その日の抽選でその子犬たちの希望者が多く、つまり一番人気だと自慢したかったようだ。
つまらない自慢話に適当に相槌を打っていると、その片親の和犬雑種はオバさんの近所の犬で、
血統書付きの犬を孕ませたお詫びと先月ここのセンターに持ち込んで処分済みだと言い出したのだ。

え、そんな非道なこと笑って言うこと?と思わず口から出してしまったら、
オバさんはそそくさと去って行って、そのケバケバした後姿を見つつ職員さんを探し、
子犬がほしいから来たんじゃなく犬がほしいことを伝えて、処分が決まらない犬がいるならそれを、
ぜひ1頭だけ譲ってほしいとかなりしつこく訴えてみた。

自分自身だってあのオバさんとなんら変わらない無責任な犬の増産をさんざんしてきたくせに、
「処分した犬」の話を実際に目の前で聞いて意地になったのかもしれない。
結局規則だから、みたいな理由で成犬を譲ってもらうことはできなかったのだが、
あの時の職員さんの対応はごく普通だったのは間違いない。
今より12歳若かった(バカだった)とは言え動物愛護法も狂犬病予防法も市民の権利さえも知らず、
「なんらかの問題があって手放すことを余儀なくされたヨソ様の犬をほいほいと渡すなんて不可能だ」
と言われてああそうですよねと引き下がったワタクシがバカだったのも間違いない。

そんなすったもんだのあげくに見かけた「ビーグルの子犬差し上げます」。
ビーグルが好きだったりほしかったわけではないが、犬が今ほしい。
過去の繁殖経験から親犬の性質と子犬の社会化にも思うところがあったため、
両親犬から離された子犬だけが並ぶペットショップで買うことは端から除外。
久々に愛犬の友を見て札幌近郊にブリーダーが増えてきたなぁなんてのん気に考えていた時だった。

聞けばビーグルのオスとメスを飼っているのでもう何度も子犬が産まれているとのことで、
なるほど、プロのブリーダーではないんだな、などとまたまたのん気に考えて、見に行った。
小太郎の実家はご夫婦で喫茶店を経営していて、犬たちは徒歩5分の自宅にいて、
5頭産まれたうち4頭はすでに貰われていて、残りの1頭を気に入ればあげますよと。
自宅は散らかっているからと言われ喫茶店で待っていると、ご主人が自転車でお店に戻ってきた。
自転車のカゴに子ビーグルがいっぴき。

いつか別に書きますが実は当時のワタクシ、垂れ耳と長毛の犬になみなみならぬ思い入れがあって、
ビーグルは当然ながら垂れ耳をクリアしていて、しかも見学に子ども(人間の)を連れて行ったので、
まあそんな状況で断って帰ってくるなんてまずあり得ないことでしょうて。
新聞の掲示板は無料譲渡のお約束なので、お礼代わりの菓子折りを置いて子ビーグルを貰ってきました。

さてここで問題です。
このダラダラした流れの話のいったいどこに「ザ★運命」があるのでしょうか。
残りものですよ?
自転車の前カゴですよ?
抽選に外れた挙句の果てなんですよ?
なーにが運命だってのね。
こういう出会いでも人によっては何か感じるものがあって運命の出会いと呼ぶことがあるだろう、
または(失礼ながら)どっかの部分をこじつけて運命のなんちゃらと呼んだり。
というわけで、ワタクシは出会いの運命とかどーでもいーと思ってるヤツで。

うん‐めい【運命】
1 人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。
また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。
「―のなせる業」「―をたどる」
2 将来の成り行き。今後どのようになるかということ。「国家の―」


犬の話ですもん、今後の成り行きの方がワタクシゃ気になる。
「わたしと愛犬の運命の出会い」より「日本の犬たちの運命」がってことで今年も邁進してまいります。
1コだけ運命のつながりっぽいとこじつけたいのは今年の干支がそろったこと(笑

午年のビーグルを心から歓迎する午年のワタクシが昔産んだ午年の息子
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運命の出会いのすべてが思い過ごしだと言うのではないのだけれど、
少なくともペットショップには運命の出会いなんか存在しない。
どんなにうまいこと言ったって飼い主になる人間が選んでる=人間の意志を超越なんかしてないね、
って話。





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2014年01月10日

ドッグショー


ニュースタイトルにムカついちゃダメなのさ。
そうは言っても美犬ってなんぞ。
びけんと読めばいいのか知らんけどな。

発信地:ニュルンベルク/ドイツ


参加犬の頭数は3,500ほどらしい。
パドックエリアなんか広大なんだろうなぁ。
ところで「ドッグ賞」とはドッグショーの別名(笑)で、
前にそうやって書いてる人の文章を見たとき2度見のち唸りが入りましたよ。
変換ミスかと思ったらそうじゃなさげで多大なインパクトを残されたものです。





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2014年01月09日

保護と啓発


実際にあったケースを元に保護犬を引き取る決意をした人と保護活動家のお話。昨日の続き。

小さい頃から犬が常にいる環境で育ったその人を仮にAさんとお呼びしましょう。
結婚・出産・育児時代を経たAさんはお子さんが成長されて手が離れた頃犬を飼い始めました。
大型犬のやんちゃなオスのシツケに多少苦労しつつも飼い主には従順で非常にかわいい愛犬。
愛犬のためさらなるより良い環境を求めインターネットも始めましたとさ。

するとあれこれ情報が手に入るのは皆さんもご承知のとおり。
欲しかった情報のみならず知らないほうがよかったと思えるようなことまであふれ返る中、
飼育放棄や殺処分や保護活動の話題に犬飼いならば誰でも一度は気づいてしまうのではないでしょうかね。
そうしてAさんはビビビッとクる犬に出会ってしまうわけでして。

保護犬の新しい飼い主さんを探している時って、一番うれしいのはコンタクトです。
「飼い主に立候補します」的なものだけじゃないですよ。
返信用メールアドレスが「inunanteirane−ジーメール」でも、
「こんにちゎ」から始まる発音不可能文字のてんこ盛りでも、
書いてくれた住所が青山墓地で「広い敷地なので10頭引き取れます」でも、
明け方の4時頃ケータイが鳴って「まだ子犬いますかぁ?」と聞かれても。(全部実話)
お相手の疑問や要望に答えつつ、ついでに正しい犬飼い道にちらっと触れたりなんかしてね。

そんな感じで「去勢くらいしてあげないとかえって不自然でかわいそうなんですよ、なぜなら・・」
とお話させていただくところが、残念ながらAさんと分かり合うことはできなかったのですが。
また機会があればぜひご意見をお聞かせくださいねAさん。
犬だけカワイソウ!犬だけ救ってあげなきゃ!とがんばりすぎる盲目的な団体はまた別でも、
ヒトと犬の心の通った共存を大切にレスキューしているふつうの保護活動家なら、
犬という種全体に目を向けながら1頭と1人に最適な秘密をたくさん持ってるものなんです。

上から目線で言っちゃうと、保護活動家は犬を保護しながら同時に啓発をすべき。
啓発を成功させるには常に学び経験し目を見開いて誠実でいなければ。
あとできれば、ユーモアがあると尚いい。





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2014年01月07日

犬の飼い方


新年明けましておめでとうございます。
正月休みにもっさり降り積もった雪のおかげで持病の腰痛が悪化しまくりです。
腰くらい痛くてもパソコンには向かえるだろって声があちこちから聞こえておりますが、
今年もおそらくダラダラーとテキトーに更新してまいりますのでよろしくお付き合いください。
それでは本年のトップネタ、犬の飼い方について、早速吠えてみようと思います。

犬を飼うなら不妊手術(避妊去勢)をしなきゃ。わんわん。
あらら一行で終わっちゃった。

や、マジなんですけどね。
不妊処置に関する検索ワードでご訪問くださる方がわりといらっしゃるんですが、
その中で「正しい意見の去勢反対派」とか「避妊をやたら勧める人の断り方」みたいなのが最近目に付いて、
こりゃ犬の飼い方をそもそもわかっとらんなと思えちゃうことがあったんです。
新年早々(たぶん年中この調子)上から目線でごめんなさいね。
でもね、ほんとなんですもん。

その実態を一言で表すと「温度差」と言えるのかもしれません。
犬飼いさん同士の会話で、犬が好き、かわいがってる、の基本部分は同じはずなのに、
話せば話すほど温度差というか高低差というか、ありありと相違点が目立ってきて、
きっと価値観が違うんだわと自分を納得させたことのある方はたくさんいるんじゃないでしょうか。
一方が「そんなこともしてあげないの?」と思うのに対しもう一方は「そこまでするの?」みたいな。
よくありますよね。

で、中には本当に飼い主個人の価値観だけの捉え方の違いがあるんでしょうが、
犬飼い歴30余年のワタクシがまたもや上から目線で言い切りますと、
ポイントになるのは実は理解度のようなのです。
犬に対する、犬の飼育に対する理解度がどこまで進んでいるかいないかが分岐点で、
「飼い犬を未不妊のまま飼うことが自然で正しい」
「犬を飼うなら不妊手術をしてあげるのが優しく正しい」となる。

「未不妊状態」で「飼う」って、ものすごく不自然なんです。
ちょうどタイミングよく、保護犬の新飼い主に名乗りをあげた方の話を聞く機会がありまして、
以下、事実に基づいたフィクション混じりの〜。
未不妊の先住犬と暮らしていてその犬に不妊手術をするつもりはないけれど、
不妊済みの保護犬を引き取って育てたい、保護犬が不妊済みなのは理解できるしなんの文句も無いと。
さあて。これはなにか問題があることでしょうか?ないことでしょうか?

続きはつづく。





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