2011年02月03日

乱繁殖とは

犬の乱繁殖についてのお話です。

乱繁殖ってそもそも何なのか、説明してと言われたらアナタはどうしますか。
だいたいこういう系を浮かべるかたが多いような気がします↓

常識では考えられない多頭多種飼育
不衛生な環境(ケージにウンチがこびりついてるとか)
とくに長毛種はなに犬かわからないほどドロドロのボロボロ
やや人里離れた場所で錆びついた門構えの古ぼけた建物
アゴの骨が溶けてベロベロになったメス犬が最低1頭いる
畜犬登録など狂犬病予防法に反している
病気の治療なんかロクにしないから弱ってる犬や死にかけの犬がわんさか
しかも死んだ犬が敷地の隅に山積み

こういう雰囲気の?
スウェーデンのカルマール刑務所−フォトライブラリー

心象風景を表してみました(http://www.photolibrary.jp/より拝借)
それと、遺伝性疾患(っぽい)犬を売った・出した・作った、でしょうか。
なるほど。
さて、乱繁殖を考える際、わりと誰もが何かと比較しています。
比較対象は、はい、乱れていない良い繁殖ですね。
では良い繁殖とはそもそもどういったものなんでしょう?

前々回の同カテゴリの記事 乱繁殖は誰が起こすか の覚書より。
・繁殖場や飼育場が清潔
・高齢犬を繁殖引退犬として飼育放棄しないか、
 サトオヤサンを募る場合は「ブリーダーが里親探しをするからブリードレスキュー」とする
・単犬種、少数飼育
・犬好き、愛情深い、人間的に優しいとか知識が豊富
・産婆の技術に長けている

もうちょっと付けくわえると、
・血統書が付いている
・健康100%の犬以外も手厚く飼育するか信用の置ける飼い主に託す
・死んだ犬に対して深く悲しみ、且つ手厚く葬る
・売買の際になんらかの保障(生命保障)がある
・ある程度の範囲なら返犬や代替犬の用意がある
・ドッグショーで活躍している、またはショーには関わらず家庭犬の作出に誇りを持っている

だいたいこれが良心的なブリーダー像のようです。
ってことはつまりこんなあたりが世間一般の想う良い繁殖、となるのかな。
なるほど。
次回のこのカテゴリで「では繁殖とはなにか」に進みます。





宇宙より愛を込めて

ぽちっとな



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posted by あきこ at 16:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
続き楽しみです。うち血統書ない。最初はコピーくれるはずだったようですが。。
JKCの血統書や競技会独占も腹立つけど、血統証明はいるでしょうね。
Posted by ちえ at 2011年02月04日 18:58
●ちえさん●
入力途中で頻繁にエラーが出るためなかなか続きが書けません(涙

繁殖者が不要犬に血統書をつけないのは、
フツーに考えてマズイからでしょうね。
繁殖されるのを避けるよりは。
とくにちえさんちのケースは繁殖者がかたくなに正体を隠しているようですし、
結果的に保護ボランティア?的な立場の人も同罪、同じ穴のなんとやら、ですね。
Posted by あきこ at 2011年02月09日 23:01
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