A。違います。
いまや人間の世界では、3人に1人がアレルギー症状でお悩みだとか。
犬にもかなり増えているように感じられるアレルギー症状。
人間に比べると、より地面に近い生活をしているので
ハウスダストに触れる機会も多いし、なんてことも聞かれますね。
症状が無い人にはその辛さがわかりにくく、
軟弱モノっぽいと思われたり、自己管理の低い点を気にしたり。
そもそもアレルギーってなぁに?
とっても簡単に説明しますと
からだに侵入した異物からからだを守るための反応の結果が
くしゃみ・鼻水・咳・下痢・皮膚炎などと
からだにとって具合の悪い状態として表れること・・って言えそうです。
このせっかくのからだを守る反応がどうして具合の悪い状態になるのかは
IgE抗体という特殊な抗体が作られることと
好酸球という特殊な白血球が増えることなのですが、それは置いといて。
結局アレルギーとは異物に対する防御反応なのですから
異物が無ければ起こらないわけで。そりゃそーだ。
犬では食べ物とノミダニに反応して皮膚炎を起こすことが最も多いような気がします。
クスリを替えても皮膚炎がなかなか治まらず
ちょっとお高めの検査料を払ってアレルゲンを調べてもらうと
犬の場合は多くの人間が苦しめられるスギ花粉よりも、
アルミサッシと暖房器具のおかげで繁殖天国になり
カーペットやソファやベッドで住み心地の良さも保障されているダニが
かなりの確率でヒットしてしまうようです。
ワタクシが幼かった頃よりアレルギーが増えているのは
我々の身の回りにアレルゲンが増えたことと、
ディーゼル排ガスの微粒子にアレルゲンをくっつけて動物に吸入させる
という実験結果で証明されたように大気汚染。
このふたつが最大の原因だと言われています。
で、寄生虫は?
そもそもの寄生虫が減ったからアレルギー説は
回虫など多くの寄生虫が強力なアレルゲンを出しているからということに由来し
またアフリカなどの外国で行われた(やや偏った・・)調査結果から
寄生虫善玉説が生まれたことなどが関連しているようです。
が、九州では上記より信頼できそうな形で寄生虫悪玉説の発生もあります。
日本社会の急速な近代化・都市化は一部の寄生虫を減らしていまして、
事実ヒトに寄生する回虫・鉤虫・鞭虫は日本に限って絶滅の危機に瀕しています。
これらがレッドデータブックに載らないのはワタクシなんら異存はありません。
たまたま時期が合っただけ?
うん、いまのところはそれが一番しっくりくる説のようです。
(参考:シリーズ暮らしの科学21・清潔指向社会の落とし穴
寄生虫感染のQ&A 名和行文著 ミネルヴァ書房03年9月発行)
こんちわん♪
ブログHPにリンクしておきました^^
のサザビーの・・
何気に、よく覗いてたブログだった。
私も大きな闘病したことあるんだけど
なんか生きてるのが奇跡に思う。
その反面、すごく現実は、どうして
こんなに頑張る人を早く天国に
連れて行くのかな?
アレルギーの話し。
なるほどォですね〜
今度、私のHPのchuchuKISSにも
あきこさんの知恵が欲しいデス!!
おっ。いらっしゃいませ〜♪
やっぱぴ(←高度なだじゃれ)、パピ飼いさんはたくさんの人が訪れているみたいですね。
私自身はいまのところ極めて健康体ですが、いつ何が起きるのかはわからんです。
うちの動物たちも同じです。それでも生きていて出会えたことって
奇跡かー!と感じることがありますもん。たいせつに、しましょうねお互いに♪
アレルギーの話は書けば書くほど長くなるのでずいぶんと省略してますが。
なにかお役に立てることがあったらご遠慮なく言いつけてくださいませ(笑