無謀にも犬の必要栄養素について熱く語ったのですが
そのときの脂肪のお話しに関連することで
質問メールが届きましたので今宵再び燃焼するとします。
前回、脂肪については憎いやつ・・とか
必須脂肪酸のサワリだけだったですもんね。
いただいたメールではドッグフード選びでお悩みのかたが
フードによって粗脂肪≠フ含有率に幅があり、
倍くらいも違ったりするので肥満が心配・・というような内容でした。
AAFCOの栄養基準では(これも以前の記事です)
粗脂肪は5%以上・・となっています。
付け加えますが「成犬・維持期・最小量」が5%です。
成犬とは文字どおり、成長期の子犬でもなく活動量少の老犬でもなくて
維持期とは妊娠中でも授乳中でもなく、元気な普通の飼い犬で
そんな犬の最低必要限度が毎食5パーセントですよ、と。
が、相談者さんのお話を受けてちょっと調べてみますと
プレミアムフード(特徴ある原材料使用や機能性物質添加で差別化した製品)
の多くの製品は粗脂肪が10%以上でした。
それって、ふとる?
いいえ、騙されてはいけません。
脂肪の働きをもう一度ちゃんとおさらいしましょう。
1.エネルギー源
2.ビタミンA,D,Eなど脂溶性ビタミンの運び屋
3.必須脂肪酸の供給
4.嗜好性を高める
大きく分けてこの4点が重要なものですね。
で、過剰だったら蓄積されちゃうよ・・ってのが脂肪の正体です。
蓄積を恐れる余り不足すると、いのちが不足してしまいます。くわばらくわばら。
それから体温を調節して体内を守る断熱材の役目もしますし
ホルモンバランスを整えたりもします。
んー。何がどう違うんだろう。
とりあえず、春が近づいたら脂肪蓄積型のうちの犬で試してみますね。
現在小太郎は粗脂肪13%のフードをメインに食べています。
それを8%のものに変更してみて、変わり具合をまたいつかご報告です。
何でも食べてくれる子なので簡単に実験できちゃうんですよ。
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いちご・・・ヤバイかも。。。!!
いちごちゃんは手作りごはんでしたか。
毛艶がたりないときは、やっぱり油分が効果的かなと思います。
ツナサラダを作る時に出る、シーチキンの油をちょっぴりフードに垂らしてあげるのも
なかなか喜ばれますよ〜。ポメはこさじ半分以下で充分くらいかなぁ。
倍以上の量のお湯でのばしてから、ごはん全体にからめると、すごくおいしくなるそうです。
(小太郎談)
(そのうえ寒天を嵩を増すために3割ほど加えていました)
1年ほど経ったらフケがとても多くなりました。
皮膚の病気ではないことを確認のうえ、ゴハンにオイルを足すようにしたところ
あっという間に、フケは出なくなりました。
黒の短毛だから、わかりやすかった〜(笑)
で、冬なので今は寒天ダイエットは中断していますが
オイルは引き続き添加してますが体重は増えません。
オイル・・・やっぱり必要なんですよね。
そーですね、微量ってのが不明すぎて、ついつい無くてもいいだろって考えてしまうこと
あると思います。だって、毎食一滴のアブラが何の役に立つんだい?
(まあ、そんな乱暴な考えは私くらいでしょう)
複雑なんですよねー、栄養学って。だから栄養士さんとゆー専門の職業があるんですね。
とりあえず普通のものを食べさせていて、適度にお世話もしていれば、毛艶はそれなりなのですが
ちょっとピカピカ具合が足りないなーとか、シャンプーを替えてもフケが減らない・・
とお悩みのかたにはドッグフードのグレードをあげる事や行灯の油を舐めることをオススメですかね(笑
実は、実物を見たことがありません。あんどん。(笑