2007年01月22日

代替犬

 昨日の記事ではわりあい健康である犬について書いてみましたが
 きょうはそうでない場合について吠えてみます。
 最近とくに、入手した犬がなんらかの健康トラブルを抱えているケースが
 ものすごく増えています。
 最初に言っときますが、犬とは本来健康で当たり前、の生き物です。
 
 
 ペットショップで犬を買うとよく見かける生命保証の項目に
 不幸にも購入した犬が死んでしまったら
 同額同種の子犬を代わりに提供いたします、ってのがありますよね。
 これは、購入後○日以内であるとか、
 死亡後○時間以内に指定獣医の診断が必要とか、
 などの注釈がつきます。
 まあそれなりに一見納得できそうな内容ではあるのですがね。

 ん?品質不良の代替品って普段の生活でしょっちゅう見かけているような。
 ちょっと、手元にあるお煎餅の注意書きを見てみます。

 「本品の製造に関しては、衛生面及び品質管理等に万全を期しておりますが」
 とありました。
 こーゆーのも、日頃よく目にする言葉ですね。
 ワタクシの体験ですが以前、ある有名メーカーの大袋お菓子に、
 小さな虫さんが混入していたことがありました。
 ちょっとムッとはしましたが、とりあえず袋に書いてある手順どおり
 現品と外袋を買い上げ店明記のうえ送料着払いでお送りしました。

 超速攻で、今後充分注意する旨の反省が書かれた丁寧なお詫びの手紙と
 そのメーカーの売れ筋商品数点が送られてきましたよ。


 代わりのもの+αを受け取って、しょうがないわねで済まされるお菓子。
 クローンでさえまったく同じものはない、命。唯一無二のもの。


 生き物なので、運悪く病気になるかもしれない。
 そりゃそうです。
 でもね
 犬の場合はどーゆーわけか
 最初から最高品質でないとわかっているのに
 たくさんの場所で生産もするし販売もしちゃってるんですよ。

 おかしいでしょ?
 健康面で限りなく太鼓判を押せる犬を作ることは、出来るんです。
 というか、自然の摂理に反して人間の勝手で生命を誕生させるので
 間違いなく太鼓判を押せる最大の努力をしなければならんのです。
 そのためには手間と知識と時間とお金がかかりますが。
 でも、それをするのがブリードなんですよ。
 ブリードをおこなう人間のことをブリーダーと言います。
 多くの自称ブリーダーは、犬質のあやふやな犬の増産をしているに過ぎないのですが
 ただ子犬を生産していさえすればブリーダーと自他共に称するのは困ったことです。

 お菓子でさえ、
 注意をしていても人間のすることだから間違いがあり申し訳なく思う。
 今後間違わないように研究・工夫・勉強するので
 今回間違った分は同等のものをお返しするとともに
 ごめんなさいの気持ちを同梱のものにおさめましたのでご勘弁を。
 って言ってるのにね。
 
 命のある、心を通い合わせられる生き物が
 生産者のミスで手元に迎えてから死んでしまったら。
 どうして「今後このようなことを起こさないように徹底的に調べ」たり
 「原因が判明したのでこの親犬は二度と繁殖に供さない」などの
 ごめんなさいのお手紙が無いのでしょうね。あー不思議。
 

 万が一・・を考えてそのような保障を謳っている繁殖者はおりますが
 まっとうなブリーダーなら何度も何度もそんな問題はあり得ないし
 そもそも先天性疾患がある犬を他人に安易に売ったりしないし
 管理不足で感染症にかからせたり寄生虫がわんさかも考えられません。

 とくに誤解されがちなことに、○○種は○○の病気にかかることが多い
 というのがあります。
 ええ、そうですね。そういうものって、存在します。
 だからこそ、その○○の病気を排除する努力をするのが本当です。
 決して、○○種に多い病気だから発症してもしょうがない・・ではないんです。
 だって、その病気に縁の無い○○種もいるわけなんですから。
 

 これからどこかで買う予定のある人は、
 保障内容がどんなに厚いか・・ではなくて
 その保障をその売り手が過去何度使用したことがあるか。
 そんなことを気にして、質問してみてくださいね。


 

[タイトル] 身勝手な飼い方をされるペットたち―獣医はうったえる!
[著者] 本田 三緒子
[種類] 単行本
[発売日] 1999-10
[出版社..




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posted by あきこ at 00:30 | Comment(7) | TrackBack(0) | ペットショップ考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あきこさん、超、納得です!
残念なことに、
繁殖のプロとよばれるブリーダーでさえ
遺伝の法則など全然知らずそれとも知っていても利益を生み出すためかそれを無視して無謀な繁殖を繰り返している方もいますしね・・・

正直、生き物を飼う、育てるのって、その種を知らないとダメだと思うんです。
出来れば、それを迎える前に知識を得る努力をするのも必要に思う事が私は最近ありますね。。
とか言えど、私も何も知らずに今の犬種を迎えた1人だけれども(汗)

いやぁ〜まじで、あきこさんのブログの内容は、そのまま私の新しいHPのページに丸ごと使いたいくらい、いい事書かれてますよね^^

ページ増設のあかつきには
さまざまな知恵知識、相談させてくださいませ★
Posted by みわ at 2007年01月22日 07:32
●みわさん●
本当の犬の繁殖のプロは、滅多に自分でプロとは言わないかもしれませんね。
我も我もと取り巻きに群がって来られては乱繁殖の助長につながる危険を知っていますから。
自分の飼い犬と売れた子犬だけではなく、犬種を愛する者が繁殖の資格ありと思いますです。

ですのでブリードレスキューを当然の使命と考える繁殖者には賛同できますが
手に余った犬を未手術で“里子”として外部に出すようなやつぁー、
結局営利主義の似非鰤と呼ばれても返す言葉も無いんじゃないかなって思います。

あ、ご相談はいつでもどのようなことでもお気軽にどーぞー♪
Posted by あきこ at 2007年01月22日 14:52
はじめまして。

こちらのサイトから私のブログがリンクをいただいているようでして、その件で、メールを出させていただきました。
HOTMAILの方をご確認いただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。


Posted by chizu at 2007年01月23日 01:17
●chizuさん●
メールにてお返事を出しました。対応が遅くなったこととご迷惑をおかけしたこと、
大変申し訳ありません。深くお詫びします。
Posted by あきこ at 2007年01月23日 09:53
いつも楽しみに見ております。

ところで、現在発売中の「週刊ポスト」の
『現場の磁力』というコーナーに、
犬の処分のことなどが書かれていますね。

非常に考えさせられる記事でした。
もしコンビニなどで見かけたらご一読を。

これからも楽しみにしています。
最近のわんこさんたちの写真もアップしてください!
Posted by ポメたろう at 2007年01月24日 03:44
●ポメたろうさん●
わっ、見てくださっているんですかー!ありがとうございます。

ほほう、週刊ポストですか。知りませんでしたので近いうちに早速チェックしてきますね。
去年のいまごろは、犬の処分に関することを「CREA」という雑誌がとりあげてくれて、
なかなかの反響を呼んでくれました。そのときの記事はこちらです。
http://kotavi2002.seesaa.net/article/11721317.html

私がこのことを書いて申し訳ないなと思ったのは、読んでくださったかたを悲しませたこと。
でも、今まで目をつぶってたけど、それじゃダメですよねって言ってくれたかたもいました。


最近のうちの犬たちの写真ですね。はい、では明日にでも見繕ってご紹介しますね〜♪
Posted by あきこ at 2007年01月24日 22:57
●chizuさん●
メールでのさらなるご返信ありがとうございました。
以後重々注意いたします。本当に気味悪い思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。

●ポメたろうさん●
週刊ポストを入手して、目を通しました。
おネェちゃんの水着姿の記事もあって、ちょっぴり恥ずかしかったですが(笑

以前おともだちから聞いたご意見なんですが、悲しいつらい写真を出せば
インパクトが強くて多くの人の目に止まる機会が増えます。
可哀相・・こんなのは許せない・・と言いながらも、なぜか次にまたそのことで話すときには
同じ映像ではちからが弱くなり、反応が薄いかなーと感じてしまうことがあります。

きっと愛護問題を訴えるたくさんのかたたちがぶつかる壁なのでしょうね、と
週刊ポストの記事からは私はそんなことも受け取りました。情報ありがとうございました。
Posted by あきこ at 2007年01月28日 11:40
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