2013年10月04日

キ・ケ・ンな毛色


危険な交配とか禁忌の掛け合わせなんて言葉があるようです。
乱繁殖の弊害が生まれる子犬や母犬に害を与えるとかね。
目玉が欠けた子犬がいっぴきでもいればそれ見たことか、って。
ヒトがおこなう犬の繁殖には、してはいけない掛け合わせがあって、「きちんと勉強」しないと子犬の目玉なんかが欠けてしまうとゆー。

一見そうかーと思ってしまいがちですが、じゃあ、なにを「勉強」したら元気な子犬が生まれる?
なんかすごそうですね、勉強って。
犬の繁殖って、多くの人が認め支持する決まったやり方というものが無いように感じられますから、
実はそのお勉強は人それぞれ多種多様でして、繁殖をおこなう人は普通正しい部分も誤った部分も持っています。
だから、してもいい掛け合わせ、の繁殖でも目玉はもとより心身のどこかに重大な欠陥を持った犬が生まれるわけで。
そうすると、繁殖者というものは、なぜか。完璧な生き物はいないだとか、ものごとに絶対はないんだ!
なんてキレ気味になってゆくのが世の常だったりします。

ここでは毛色の遺伝だけについて話していますがそれで言うならば、
マールとマールをかけてはイケナイ。ダップルとダップルをかけてもイケナイ。マール×ダップルも当然イケナイ。
基本的にはそれだけです。
「親にするオス犬とメス犬の両方の毛色がマール柄」ほんとにこれだけです。禁忌なのは。
毛色の組み合わせにおけるしてはイケナイ配合とは、
個体の健康面への深刻な問題が毛色遺伝子由来かどうか、という意味なので。

2007年駒沢ランで写したよその子

マール柄はイヌ10番染色体のプレメラノソームプロテイン(PMEL因子)がおおもとの関与を司っていて、
ちょい前までSILV遺伝子(シルバー様希釈遺伝子 シルバーようきしゃくいでんし)と呼ばれて?考えられて?いたそう。
そのPMELがプレ、つまりメラニンを含む前のメラノソームになる前の未成熟な細胞小器官、ときたもんだ。
難しいんだけどメラニン・色素を取り込めないノーメラニン状態がマール(の無色部分)だろう、とワタクシは考える。
そのうちM座も記事にしよう。そうしよう。
M座話題のモデルはカタフーラレパードとドゥンケル。忘れないように書いておこう。

ということで、犬の繁殖におけるダメ、絶対。な掛け合わせとはマール同士・ダップル同士。
なぜならダブルマール・ダブルダップルは健康面でヤバイことになる確率が非常に高いから。
ただし!
「マール×マールの交配は遺伝病が出るからダメ」と覚えるのはもっとダメ。
ダブルマール個体の眼欠損や小眼球や難聴や心臓病や不妊などなど複数のトラブルはたしかに遺伝性疾患、
のくくりではあるけれど、犬の遺伝性疾患は普通、毛色遺伝子とまっっったく無関係だから。
「ブラタンダックスは何色と掛け合わせてもOK」的な、哀しく憐れなダメ伝説を忘れないでおこう。



***********************************
***********************************
2013年10月現在 新飼い主募集中  当ブログ内の記事  北陸わんの里親探し
hokuriku
バナーをクリックすると北陸わんに飛びます
***********************************
***********************************




読んだらクリックしてくれるとイイヨ

ぶどうって、なんかイイヨ〜。
posted by あきこ at 21:55 | Comment(2) | TrackBack(0) | 毛色の遺伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
わ〜い、ブログが更新されてる〜∩(´∀`)∩
ところでちょっと疑問なのですが…
以前行ったドックカフェでパイボールドのダックスを見たのですがパイボールドとダップルの違いは何なのですか?見た感じよく似ているのですが…。ダップルとは違うんですよね。

下の玉ねぎ話、ちょうど自分の愛犬で実証したブログを読んだところだったので個人的にタイムリーでした。
Posted by いちごまま at 2013年10月06日 17:23
●いちごままさん●

やーん、つまんない更新してたのばれちゃったーん。

ネタ提供ありがとうございます。
次に白い斑のダックスのお話、書きたいと思います。

玉ねぎはさー、昔は知らず知らず実証してたよねー。きっと。
Posted by あきこ at 2013年10月07日 17:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック