繁殖の予定があるからしない にコメントありがとうございました。
総コメント数はちょびっとですが色々なご意見を聞けて本当にありがたいです。
・やたら不妊去勢を勧めてくる人々が悪魔に見える。
とのことですがそう勧めた人々がもしあなたの愛犬を知ったうえでのものならば一考の価値あり。
たとえば見るからに繁殖に不向きな犬だとか、繁殖すべきでない何かが見えているとか。
ワタクシ事で恐縮ですがお散歩仲間の犬に未不妊に起因するなんらかの問題がある犬がいたり、
飼い主さん本人が子犬を産ませたがっていても気質難があったり健全性に欠ける何かが見えれば、
(四肢の骨格関連、パテラや手根骨脱臼系、靭帯トラブルやHDなどは軽度であっても目に付くもの)
話の流れで避妊去勢をやんわりと勧めることがあったりしますし、
ネットだけの付き合いでも1枚の犬の写真で「これはさすがに(繁殖するには不健全すぎ)」ってのも多々。
愛情深い飼い主さんは愛犬を我が子同然に慈しみそれはそれは大切に育てるもので、
「その犬は繁殖しないほうが良い」などと他人に言われようものならはらわたが煮えくり返るでしょうが、
繁殖に向かない犬、犬の繁殖をおこなうには不足する点が複数ある飼い主、などは
一般家庭ではほとんどそんな感じで、星の数ほど存在するのですから。
あなたもワタクシも繁殖に向かない犬と暮らしている、ふつうはこれが大前提。
繁殖に向かない犬とはその犬に対してのなんらかの否定の意味はまるでナシなのでご注意を。
繁殖した・これからする、のを否定されるようなことがあったなら、こんな点はどうでしたかね。
繁殖に必要な基本は、犬の習性、犬種標準、遺伝に関すること、の把握。
犬種標準はドッグショー好きが勝手に言ってること、みたいな考えならもうここで脱落です。
愛犬がスタンダードと合致してない点が多いのは個性、みたいなのもいただけません。
ドッグショーをご面相とプロポーションのみの美人コンテスト的に捉えているのも失格。
犬を繁殖するヒトとして。
犬種標準でとくに繁殖希望の一般飼い主または高くないレベルの自称ブリーダーが注意することは、
体型うんぬんよりもその犬種としての性質(性格)がどうなのかという点が第一。
先祖からどの性格をどう受け継いだのか、「勇敢な」性格を犬種的に持っているはずがビビリならアウト。
また飼い主の教育で良い点を伸ばせているか、マズイ部分があるなら矯正できる範囲か・できているか。
犬の性格というものは当然ながら育て方、つまり現飼い主のシツケによる所はあるけれど、
根本的なものは持って生まれた気質にかなり左右されるもので。
犬を繁殖して複数の子犬を手元で世話した経験があるほど、
同じ胎から同じ日に生まれた子犬たちの性格の違いを読み取りやすいけども、
違う性格ごとに見合った環境を与えるのは犬の習性と犬種特性を理解して初めてできることで。
環境とは社会化期に必要な刺激とその順序が生まれ持った性格に多大に影響するのだと、
諸々に気づく前ならば不妊手術賛成派がウザったく感じるのでしょうて。
犬の繁殖は簡単にするもんじゃない、と言われる意味がわからない段階ならばとくに。
じゃあウチの犬はすでにチャンピオンだからいいのかったらそんなわけもなく、
ドッグショーである程度の評価を得られた犬は、とりあえず次世代を残す個体としてのスタートライン、
に位置しただけなのです。本来は。まだスタートはしませんできません。
日本最大犬籍登録団体JKCが「犬の姿かたちの優劣を定める会」だと言っちゃってても、
単なる成績発表会じゃなくてブリーディングストックを評価する場。
それがドッグショーの正しい使い方。
正しくドッグショーを利用することは犬の繁殖にとっても必要なこと。
だから勝ち負けがどうとかではなくチャンピオンは良くてそれ以外は繁殖不可かったらそうではなく。
体型がその犬種の標準ではないが、ある信念があったりして「自分はこういう犬を生み出したい」のような
(今そういう方面で繁殖回数が多い俗称ティーカッププードルとかの)場合はあるだろうけど、
愛犬が可愛いから子犬を作らせる・産ませる、系は程度の差はあっても乱繁殖に変わりないのがフツー。
あ、ここでは雑種はハナから論外。
もー。繁殖分野になるといつにも増してつまらないワタクシのブログ。
つまらないけど第2弾の4につづく。えへ。
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2013年10月現在 新飼い主募集中 当ブログ内の記事 北陸わんの里親探し
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