実際にあったケースを元に保護犬を引き取る決意をした人と保護活動家のお話。昨日の続き。
小さい頃から犬が常にいる環境で育ったその人を仮にAさんとお呼びしましょう。
結婚・出産・育児時代を経たAさんはお子さんが成長されて手が離れた頃犬を飼い始めました。
大型犬のやんちゃなオスのシツケに多少苦労しつつも飼い主には従順で非常にかわいい愛犬。
愛犬のためさらなるより良い環境を求めインターネットも始めましたとさ。
するとあれこれ情報が手に入るのは皆さんもご承知のとおり。
欲しかった情報のみならず知らないほうがよかったと思えるようなことまであふれ返る中、
飼育放棄や殺処分や保護活動の話題に犬飼いならば誰でも一度は気づいてしまうのではないでしょうかね。
そうしてAさんはビビビッとクる犬に出会ってしまうわけでして。
保護犬の新しい飼い主さんを探している時って、一番うれしいのはコンタクトです。
「飼い主に立候補します」的なものだけじゃないですよ。
返信用メールアドレスが「inunanteirane−ジーメール」でも、
「こんにちゎ」から始まる発音不可能文字のてんこ盛りでも、
書いてくれた住所が青山墓地で「広い敷地なので10頭引き取れます」でも、
明け方の4時頃ケータイが鳴って「まだ子犬いますかぁ?」と聞かれても。(全部実話)
お相手の疑問や要望に答えつつ、ついでに正しい犬飼い道にちらっと触れたりなんかしてね。
そんな感じで「去勢くらいしてあげないとかえって不自然でかわいそうなんですよ、なぜなら・・」
とお話させていただくところが、残念ながらAさんと分かり合うことはできなかったのですが。
また機会があればぜひご意見をお聞かせくださいねAさん。
犬だけカワイソウ!犬だけ救ってあげなきゃ!とがんばりすぎる盲目的な団体はまた別でも、
ヒトと犬の心の通った共存を大切にレスキューしているふつうの保護活動家なら、
犬という種全体に目を向けながら1頭と1人に最適な秘密をたくさん持ってるものなんです。
上から目線で言っちゃうと、保護活動家は犬を保護しながら同時に啓発をすべき。
啓発を成功させるには常に学び経験し目を見開いて誠実でいなければ。
あとできれば、ユーモアがあると尚いい。
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2014年1月現在 新飼い主募集中 当ブログ内の記事 北陸わんの里親探し
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