2017年11月17日

チワワの遺伝性疾患 検査

1つ前の記事のつづきです。
2017年11月15日 チワワの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454889529.html

さらっとお伝えしたように、我が国の多くの犬たちが、
メイドインアメリカの血脈を持っていることは周知の事実です。
どういうことかと言いますと、
誰かが数頭単位で輸入した犬種が、ひとたび人気の兆しを見せると、
猫も杓子もツテを頼って代行させたり自ら買い付けに飛んだりなどで、
とにかく親犬を揃えるわけです。その勢いはだいたい年単位で続きます。

ちわわで言うなら99年頃スタートのロングコートの人気着火時あたりから、
個人的な印象を語るとそれまでの他犬種のAMCH重視方式でもなく、
クリームや白勝ちなど淡い色の毛色主体みたいなケネル入舎をずいぶん見た気がします。
(トイ)プードルにもワタクシは同じような印象を抱いていまして(色モノ・赤系)、
だから2犬種ともダックスほどの桁外れな量産は免れているわりに遺伝病が勢いよく拡がっており、
小型犬だから骨が細いだ華奢だ折れてハズれて当然だという風評が一人歩きし、
本当に謎ですがいくら専門知識を持たずとも一般の飼い主さんはことごとく信じ込み、

パテラちわわが巷にあふれる地獄絵図

いつも似た表現になってしまって恐縮ですが、
パテラの検査をしないで繁殖を繰り返すバカは、未検査繁殖の子犬が売れる限り消えません。
だって売れるんですもん。でしょ?

と言うことはショップでも業者直販でも買ったちわわがパテラを発症したorするなら、
買った人が未検査繁殖を応援していることにしかならないんですよ。
縁の下の力持ち状態ですよ。遺伝病で苦しむ犬のための。


かわいそうに思わないもんなんですかね?
小型犬は外科手術での整復をせずともパテラだけが原因で寝たきりにまではならないとは言え、
ただ歩くだけで違和感や痛みがある状態が一生続くことを。
ギャンギャン泣き叫んで血がダラダラでもないと重大なことだと思えないもん?
ワタクシにはただただ理解不能です。
パテラ未検査繁殖の奨励が。



さて。
パテラの他に世の中に存在するちわわの遺伝病の遺伝子検査をご紹介(これが本題)。
OFA EmbarkとVetGenの2箇所
Macrothrombocytopenia 巨大血小板性血小板減少症のことです。
だけ。

国内
有限会社カホテクノさん
PRA
株式会社VEQTA(ベクタ)さん
PRA
vWD
だけ。



おまけ。すこーしだけ。資料。

2002年
浜崎あゆみ写真集
 チワワ
2002年〜2006年
CMアイフル
 チワワ
2004年頃
パリス・ヒルトンが愛犬をキャリーバッグに入れて連れ歩く報道
 チワワ
2005年
めざましテレビ、ほか
ニューヨークでデザイナー犬(F1雑種)が人気
 小型のF1雑種の乱繁殖ブーム始まり



犬の繁殖では遺伝子検査は単に確認のため、なんだけどね



posted by あきこ at 20:00 | Comment(4) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
パテラの個体、ほんと多いなと思います(最近では股関節系の問題ペルテスやHDなども増えてますが)。
うちにもパテラ持ちの子がいますが、稀に膝を入れてる仕草を見ると悲しくなりますね。
同胎もパテラに癲癇その上股関節もみたいですが…
これぞ遺伝だなと感じてます。
この子の父の子はかなりの確率で欠歯を遺伝させます。
この子の父は本の表紙になったりしてますし、多分かなり多数の子供を残してると思うんですよね。
でも、それってちょっと間違ってるなと私は思ってます。
私はヨーロッパの犬しかブリーディングに使う予定はありませんが、皆さん子孫はたくさんはいらないっておっしゃってます。
スウェーデンの我が犬種は目(2年に1度)と膝の検査(生涯1度)をしてないと血統書が出ません。
こういうシステム日本も欲しいなって思ってます。
Posted by ちあき at 2017年11月19日 00:52
●ちあきさん●

や、ちわわ以外も極小型は後ろよりフロントの故障の方がたぶん多いでしょう。
肘もだけど肩も、脱臼でも小型はキャンと鳴かずに歩きますから、亜脱臼ならもっと。
当然跛行しますが気づかないor個性と思う飼い主さんってほんっと多いですよ。
ポメでも肩や肘脱臼は軽度〜中程度なら年単位で悪化するようなのがよくあるんですよ。
だから年齢のせいだと飼い主さんは考えるし、誰かに相談してもそう言われちゃうし。

歯は、獣医が美醜の問題だーみたく言っちゃうケースをよく聞きますよね。
困ったもんです。

えー!?
アイチェックと血統書発行がー!?すげー。裏山ー!!!
あ、繁殖用とペット用の血統書が違うタイプですか?
Posted by あきこ at 2017年11月19日 20:26
小型犬は特に脇がかなりゆるゆるの子がすごく目立ちますよね。

歯なんか獣医もわかってない気がします。
ドッグショーでも歯の足らない犬かなり多いですよね、国内。
日本のうちの子のブリーダーはうちにいる門歯の足らない子もショーに出せと言われました…
私は出すのをストップしましたが。

スウェーデンはブリーダーライセンス(これを取るためにカリキュラムに出なきゃいけなかったりします)がないと血統書は発行されません。
ケネルも自治体などの検査官の抜き打ちの審査もあるようです。
頭数も1件で10頭までと制限があります。
だから共同オーナー制度にしてるようです。
5%以上のインブリーディングの場合、ケネルクラブの許可が必要みたいです。
かなり細かな決まりがありますし、ブリーダーが自らどんなに成績良くても何か問題を犬に感じたらブリーディングに使わないという選択をしてます。
一昨年あたりにフィンランドミニピンクラブではhigh toeの個体をブリーディングラインから外すチェックをしたそうです。
こういう取り組みは絶対大事だと思います。
Posted by ちあき at 2017年11月20日 10:48
●ちあきさん●

でしょー?前も歯も。

小型はだいたい第3臼歯の欠歯が一番出る犬種が多い気がしますが(30年モノの経験w)、
自分の繁殖を当たり前に厳しく見られる方は当然ラインから外しますから、門歯(って前歯w)は問題外かな(笑

スエーデンの事情、詳しくありがとうございます!
「5%以上のインブリーディング」?ってサラブレッドの計算式かな。
まあそれはいいんですけど。
面白〜〜い。
Posted by あきこ at 2017年11月20日 20:16
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