https://japan.cnet.com/article/35105975/
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“ググれカス”は“ググってもカス”に--情報を引き出すための検索リテラシー
本田雅一2017年08月18日 14時00分
“Google検索は故障しているも同然”とまでは言わないが、ページビューを集めることで収益を得られるビジネスが多い中、ごく当たり前にキーワードを入力しているだけでは情報の質に力を入れず、検索流入の増加のみにフォーカスしたサイトが増えていることは否定できない。
まったく異なるサイトの情報なのに、内容はほとんど同じ。しかも、一般論が不必要に長く書かれているだけで結論めいた解説や事実関係について最終的に触れられていない──そんな記事にイライラしたことはないだろうか。
“ググってもカス”
非常に納得できましてワタクシも新カテゴリ名に取り入れることにしました。
このカテゴリで何度も話題にしているのがこれです↓。
(上と同じサイトです) https://japan.cnet.com/article/35105975/
「いくらググっても満足できる結果が得られない」。そう不満に感じているのであればまだいい。情報の精度や内容についての見極めができず鵜呑みにし、誤った知識を”常識”だと認識しているという可能性も考慮すべきだろう。
もう1箇所、こちらもワタクシには参考になりました。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9967
WEDGE Infinity
サイバー空間の権力論
2017年6月28日
「ググレカス」から「ググってもカス」へ
検索システムが孕む困難
塚越健司 (拓殖大学非常勤講師)
我々は日々スマホやPCから多くの事柄を検索し、知識を得ている。故に検索とその結果上位に表示されたサイトの知識は、我々に多大な影響を及ぼしていることにもはや異論の余地はない。
検索最大手グーグルの公式ブログによれば、2015年の段階で全検索の5%は健康情報(health-related information)だという。そこには病気や治療方法以外にもダイエットや美容情報なども含まれていることが推測されるが、いずれにせよ健康情報に虚偽の知識が紛れていれば、最悪の場合人を死に至らしめる可能性がある。フェイクニュースのような政治的問題もさることながら、検索問題は人の生命や、長期的にみれば人類の知的体系に影響を及ぼすことが示されている。
DeNAが運営するヘルスケアサイトWELQ事件はヒトの生命に直結する大問題だったため騒ぎも影響も対応も大きく結果的にスムーズに収束?引っ込みましたが、
犬の情報系はヒト同様犬の健康面に直結する獣医療関連カス情報のほか、
日常のシツケや不妊処置などが簡単に生活の質はおろか生命に直結するんですよ。
大げさに言ってんじゃないですよ?単なる事実です。
1つ前の記事で例にしたとおり繁殖に関する誤情報が複数の犬を殺すことも容易いのに、
ある程度の知識がなければ気づかれる機会が極端に少ないと思われます。
人間と大きく異なる点は「健康情報に虚偽の知識が紛れて」いても社会で問題にならない、
下手すると虚偽の知識を仕入れた飼い主がそのことをわからないままかもしれません。
くわえて犬の飼育に関する情報を検索する場合、人々は数種類の異説があることに慣れており、
目に付いた文章が「前にもどこかで聞いた話」であれば情報の1つとして取り入れやすい面があります。
なので無理やり上位に捻じ込んで居座る迷惑な低品質情報発信サイトを見てしまって、
人知れず、カスと気づかず自分の知識に組み入れることが他の分野より多発しそうに思えます。
欲しい品物やお店を探す検索のようにカスかどうかをその場で判断しにくい情報は、
“Google検索は故障しているも同然”と言えるケースが多数ある気がしてなりません。
軽く確認したところ少なくとも以下の情報は全滅に近い印象を受けました。
やっぱり犬のナニカの情報という分野はグーグル検索軒並み故障中です。
しつけ全般 社会化からトイレや吠えや咬みなど問題行動もすべて
病気全般 ○○犬種かかりやすい病気とかチワワ水頭症とかダックス腰とか
動物病院選び、トリミング店選び、トレーナー選びなどにまでカス大勢進出
予防全般 ワクチン話題もズーノーシスも食べ物に関する情報も(泣
保護や里親里子系全般 サイアク
不妊処置全般 賛否からホルモンバランス()まで本当に全般
子犬の入手先関連全般 このカテゴリの最初のほうで紹介したとおり
繁殖全般 サイアク
ふつうの飼い主さんが検索しそうなキーワードで割り込み捻じ込みSEO連中が出ない語句は無さげ。
なんか、「SEO対策のためのキーワード選定方法はコレだ!」的な教えがあるらしく、
それで「狙った」キーワードをタイトルと本文とURLにさり気なく入れろとか、
同じか良く似たキーワードを使ってる他サイトは「競合サイト」と呼びライバル扱いとか、
競合サイトを分析したり競合ワードを自動でチェックするツールがあるとか・・・・・・。
ワタクシはまだ実質1人としか直接話をしていないので、
ggtmksなページを自分が作成した自覚を持つ管理者がどれくらいいるかわからないけど、
参考までに「その1人」は自分の複数のカスページの害悪の度合いをまるで理解していず、
逆に自分はSEOに強い賢いサイト管理者だ、くらいに捉えている感じでした。
他サイトのリライト作文を読んでも書き手も管理者も無自覚が多いように思えます。
結局は犬の様々な問題のいつものアレですか。
良かれと思ってやってる、悪気はない、善意・愛情・博愛・etc・・
でも実際は知識が無い・備わっていなかった。
良いことをしていると思い込んでいるから忠告を聞けない・クレームだ!と逆ギレ。
買ったばかりの子犬が病気したとき、
もうF1雑種を買うなよと言われたとき、
遺伝病を発症したとき、
繁殖引退犬を安易に保護するなと注意されたとき、
素人レベルの繁殖を指摘されたとき、
コピペでもリライトでも引用元URLを貼らなきゃダメだって注意されたとき、
自分の知識が足りていない事実から目を背ける人間の多いこと多いこと・・。
拝啓グーグル先生。
先生のウェブ検索の精度を高める教えが通用しない場合はどうしたらいいのですか?
https://support.google.com/websearch/answer/2466433
ってかサーチコンソールに登録して初めてわかったんですが、
グーグル先生がみんな検索上位になぁれって推奨しています↓
「この無料サービスを最大限に活用し、Google 検索でのサイトの掲載順位を可能な限り引き上げるためのおすすめの方法をご紹介します。」
これを「掲載順位を引き上げるためならバレなきゃズルしてもいい」と脳内変換し、
安易に収入源にできる分野だと捉えているのでしょうね。カスサイト管理者は。
それがググってもググってもカスな情報ばかりが次々にヒットしてしまうという、
グーグル先生のご乱心にも思えてしまう今日この頃です。
このままではグーグル先生の生徒が減ってしまいますよ。
現に本日ただいま現在、犬情報はBingで検索する方がカスページ出現率が低いですもの。
ズルを平気でする人間て例えば40人学級でいつも38位以下の成績だった経験でも持っていなければ自分を賢い方だと思うものらしい