sakuさん、ネタ提供ありがとうございまーす。
早速ですが10年選手のVTさんが当ブログにお寄せくださった情報。
・引用はじめ・
この記事で触れたい話題に直接関連する部分だけ引用しましたので、
他にもここに書かれていない背景がたくさんおありかとは思いますが、
ひとつの例として使わせてくださいね。
ある人がペットショップで極小トイプードルを買いましたよ、と。
いわゆるティーカップ、またはマイクロティーだのマイクロミニだのといった、
アッホみたいな二つ名が売り文句だったかもしれません。
そうするとバカみたいに強気の高値がつけられているケースもいまだ多く、
40万50万は当たり前、ネット検索でも100万200万のがわらわらヒットしますよね。
生後2ヵ月くらいで。赤系が。単位は円です。
5代祖血統が全頭インターチャンピオンだったとしても赤系トイプー200万は「?」なのに、
さらにスタンダードにはちょっと(かなり)届かないヌイグルミタイプ(笑)の顔(骨格)で。
まん丸おめめの子グマちゃん的もこふわなちっちゃーいティーカップーを欲しがる人は、
生き物の健全性はどーでもいーイタ〜いイタ〜い飼い主になーるー。
そんでもってイタタさんに限って「ワンチャンは買うじゃなく飼うだと思います!」
とか言うんですよ。飼育と購入はそれぞれ意味が違うよ?っと真顔で返しちゃうわ。
いかんいかん。すぐ横道に逸れる。
コホン。
泉門が「まだ」閉じてない、と仰る場合は少なくとも生後満3ヶ月以上かなっと思えます。
そうするとホネが当たり前に動く時期は当然過ぎてるから、開きが小さくなることはあっても、
完璧に閉じることを期待するのは難しいですよね。
プードルがティーでもミニでもちわわサイズ程度の犬で、ワタクシの人差し指の指の腹が、
ペコンっとハマるくらいのペコを触ったことがありますが、あれはホント怖いです。
(乱繁殖の現場では泉門開存では済まない頭蓋裂?の死産胎子や新生子死亡は珍しくもない)
ペコのすべてが絶対異常なわけではないけれど、そういう犬は残念ながら、
まずだいたい他にもなんらかのトラブルが出てくる可能性が高いです。経験上。
ちわわではふつうの状態と言うしかない状況が多々ありますが、
プードルとちわわの頭骨が違いすぎるので、ペコプーは異常でしかない気がします。
多くの飼い主さんが心配する水頭症(直結しないが誤解多し)のような重い病気だけではなく、
数日で治る程度の体調不良を繰り返したりとかね。これといった原因ないままで。
なので、もしワタクシがその飼い主さんとお話をする機会があったなら、
そういう自分が見聞きした例をあげながら、飼い主さんが心情的に辛すぎるのでなければ、
できるだけショップに返犬することをお勧めします。
今までに似たような事例がありその都度そう発言していますし、これからもそうします。
ペットショップじゃなくてもいわゆるブリーダー直販でも仲介でも同じです。
このことについて、眉をひそめる人がいます。
中でも最も賛同を得やすいのは
「どういう経緯であれいったん手元に来た犬をモノのように“返品”する行為が許せない」
あたりの意見でしょう。
その命に責任を持つと一度は決意したはずなのに、覚悟が足りないことに腹を立てます。
例にあげた小型犬のモレラを言うなれば“不具合”と考え勝手に“不良品”っと妄想を飛躍させ、
「じゃあ将来自分の親や子どもが病気したら捨てるんだ!?不良品だしね!!」
のような、返犬の飼い主さんが言ってもいないことまで書き捨ててみたり。
両方向に視点がある事柄を、一方向だけ見てがなりたてるやり方は、小さい子どもの特権です。
でもこのことは返犬行為を非難する側がいい年こいたおっさん&おばはんだったりします。
よく考えれば健康面の重大なトラブルを隠して(または見落として)子犬を売るなんて、
売った方が無責任だと決まっているのに、どうして返犬側にだけ責任を求めるのか。
犬の泉門開存は基本的に遺伝性疾患です。
疾患でもないケースでは、遺伝性の形質です。
買い手の覚悟云々の前に繁殖者の責任問題なのですよ。
繁殖の段階の繁殖者のミスが生き物を飼う人間の覚悟やら責任やらに摩り替わっても誰も不思議に思わない。
実際に返犬するしないに関わらず、せめて声を届けるべきなのに、
独り善がりな愛護精神に酔って極小ペコプーを黙って育てることを美しいと思い込む。
どの人間がどう愚かでもワタクシはどうでもいいけれど、
不自由で苦痛を伴う遺伝性疾患や遺伝的な体質性質と実際に闘うのは罪のない犬。
ってゆーか、こんだけ犬の遺伝病がどうのこうのと話題になる時代に、
遺伝そのものの入り口である親犬(や同胎犬や祖父母犬など近い血縁犬たち)を、
隠して隠して隠し通すペットショップの販売方法が今までもこれからも支持される、
愛誤な愛誤なワンダーランド・ジャパンでは再来年のオリンピックが楽しみです★
あと一段階だけでいいから、踏み込んで考えてほしいんだよなぁ
以前極小TPで泉門まだ閉じてない子がいましたが、それを指摘したところ、購入時に説明がなかったそうで、その飼い主さんはショップへ返品を申し出たそうです。・引用おわり・
普通に可愛がっておいででしたので、驚きました。
そしてショップから電話があり、一悶着…。
買い手側に説明責任を果たしていないショップもどうかと思いますが、“生物を買う”という事に覚悟や責任がない方とても多いです。
この記事で触れたい話題に直接関連する部分だけ引用しましたので、
他にもここに書かれていない背景がたくさんおありかとは思いますが、
ひとつの例として使わせてくださいね。
ある人がペットショップで極小トイプードルを買いましたよ、と。
いわゆるティーカップ、またはマイクロティーだのマイクロミニだのといった、
アッホみたいな二つ名が売り文句だったかもしれません。
そうするとバカみたいに強気の高値がつけられているケースもいまだ多く、
40万50万は当たり前、ネット検索でも100万200万のがわらわらヒットしますよね。
生後2ヵ月くらいで。赤系が。単位は円です。
5代祖血統が全頭インターチャンピオンだったとしても赤系トイプー200万は「?」なのに、
さらにスタンダードにはちょっと(かなり)届かないヌイグルミタイプ(笑)の顔(骨格)で。
まん丸おめめの子グマちゃん的もこふわなちっちゃーいティーカップーを欲しがる人は、
生き物の健全性はどーでもいーイタ〜いイタ〜い飼い主になーるー。
そんでもってイタタさんに限って「ワンチャンは買うじゃなく飼うだと思います!」
とか言うんですよ。飼育と購入はそれぞれ意味が違うよ?っと真顔で返しちゃうわ。
いかんいかん。すぐ横道に逸れる。
コホン。
泉門が「まだ」閉じてない、と仰る場合は少なくとも生後満3ヶ月以上かなっと思えます。
そうするとホネが当たり前に動く時期は当然過ぎてるから、開きが小さくなることはあっても、
完璧に閉じることを期待するのは難しいですよね。
プードルがティーでもミニでもちわわサイズ程度の犬で、ワタクシの人差し指の指の腹が、
ペコンっとハマるくらいのペコを触ったことがありますが、あれはホント怖いです。
(乱繁殖の現場では泉門開存では済まない頭蓋裂?の死産胎子や新生子死亡は珍しくもない)
ペコのすべてが絶対異常なわけではないけれど、そういう犬は残念ながら、
まずだいたい他にもなんらかのトラブルが出てくる可能性が高いです。経験上。
ちわわではふつうの状態と言うしかない状況が多々ありますが、
プードルとちわわの頭骨が違いすぎるので、ペコプーは異常でしかない気がします。
多くの飼い主さんが心配する水頭症(直結しないが誤解多し)のような重い病気だけではなく、
数日で治る程度の体調不良を繰り返したりとかね。これといった原因ないままで。
なので、もしワタクシがその飼い主さんとお話をする機会があったなら、
そういう自分が見聞きした例をあげながら、飼い主さんが心情的に辛すぎるのでなければ、
できるだけショップに返犬することをお勧めします。
今までに似たような事例がありその都度そう発言していますし、これからもそうします。
ペットショップじゃなくてもいわゆるブリーダー直販でも仲介でも同じです。
このことについて、眉をひそめる人がいます。
中でも最も賛同を得やすいのは
「どういう経緯であれいったん手元に来た犬をモノのように“返品”する行為が許せない」
あたりの意見でしょう。
その命に責任を持つと一度は決意したはずなのに、覚悟が足りないことに腹を立てます。
例にあげた小型犬のモレラを言うなれば“不具合”と考え勝手に“不良品”っと妄想を飛躍させ、
「じゃあ将来自分の親や子どもが病気したら捨てるんだ!?不良品だしね!!」
のような、返犬の飼い主さんが言ってもいないことまで書き捨ててみたり。
両方向に視点がある事柄を、一方向だけ見てがなりたてるやり方は、小さい子どもの特権です。
でもこのことは返犬行為を非難する側がいい年こいたおっさん&おばはんだったりします。
よく考えれば健康面の重大なトラブルを隠して(または見落として)子犬を売るなんて、
売った方が無責任だと決まっているのに、どうして返犬側にだけ責任を求めるのか。
犬の泉門開存は基本的に遺伝性疾患です。
疾患でもないケースでは、遺伝性の形質です。
買い手の覚悟云々の前に繁殖者の責任問題なのですよ。
繁殖の段階の繁殖者のミスが生き物を飼う人間の覚悟やら責任やらに摩り替わっても誰も不思議に思わない。
実際に返犬するしないに関わらず、せめて声を届けるべきなのに、
独り善がりな愛護精神に酔って極小ペコプーを黙って育てることを美しいと思い込む。
どの人間がどう愚かでもワタクシはどうでもいいけれど、
不自由で苦痛を伴う遺伝性疾患や遺伝的な体質性質と実際に闘うのは罪のない犬。
ってゆーか、こんだけ犬の遺伝病がどうのこうのと話題になる時代に、
遺伝そのものの入り口である親犬(や同胎犬や祖父母犬など近い血縁犬たち)を、
隠して隠して隠し通すペットショップの販売方法が今までもこれからも支持される、
愛誤な愛誤なワンダーランド・ジャパンでは再来年のオリンピックが楽しみです★
あと一段階だけでいいから、踏み込んで考えてほしいんだよなぁ
今年2歳になる門脈シャントの子がおります。幸い早い時期に手術ができたので、
今は元気にしております。
ブリーダーさんから
うちのオスと交配したいとのことで、
子返しで我が家に来たのですが、
門脈シャントが発覚してから、
私は、この子の行く末と、治療費が
不安になり、ブリーダーさんは
疾患を出したことで、今後のブリーディングの心配ばかりで、話し合いにもならず。
勿論、お返しするつもりはなかったですしが、繁殖者としての責任の取り方もはっきりしておらず有耶無耶な話しばかりでした。
オヤツ送るとか、フード送るとか、
そんなことではなくて、門脈シャントが
遺伝子疾患であった場合、
今後も繁殖するであろう、ベビーたちを
血液検査後の販売をお願いしましたが、
秒殺で拒否されました。
(本来ならブリーディングからはずす、が鉄則ですが、納得するまで避妊しないと断言されました。)
半年後にたまたま話をする機会があり、
誤解をときたいと、後出しじゃんけんのような弁解ばかりで聞くのも疲れました。
その後、門脈シャントの母犬の同胎が
他犬舎とブリーディング。
もちろん、門脈シャントのことは
オフレコ。でも、うちの子の門脈シャントの件が他犬舎に耳に入り、オフレコにした理由を、うちのせいにされました(笑)
かつては、仲良くしておりましたので、
ブリーダーさんの実態を少々知りすぎておりましたが、まさか自分の身に降りかかろうとは全く予想しておりませんでした。
この経験から、遺伝子疾患に対して興味を持ち、知れば知るほど、無知とはなんて罪なことと、猛反省しております。
私の周りは、ブリーダーさんから購入し、
色々な疾患に苦しんでいても、
ブリーダーさんの言いなりの方々がほとんどです。
そんな方々にもう少し知っていただきたいと私なりに努力してきましたが、
あきこさんのブログほど、
くわしく、わかりやすく、説得力もあります。
なので、
あきこさんの記事を私のFBで
ご紹介させていただいてもよろしいでしょうか?
黙って耐えてお世話するオーナーさんが
いるかぎり、ブリーダーはやりたい放題です。
私は、うちの子の母犬のブリーダーさんのやりたい放題に、少しでも、考えてほしくて、今後門脈シャントが検査できるように
と、友人通して、親子4代の遺伝子をサンプルとして、オーストラリアに送る話をしています。
とりとめない文章ですいません。
かつての私の知ってるかぎりの有名犬種さんは、ただの家庭繁殖の延長です。
疾患ばかりだし続けていても、
たまたま、と臭いものに蓋をするだけです。仲間内も暗黙の了解です。
はじめまして、ようこそ!
まずはご愛犬の門脈シャントの早期発見成功と手術の成功にお祝いを申し上げます。
早く見つけられたなら外科手術でほぼ完治が望めると言われても、小柄だったり痩せ型なコが多いし、年齢だってまだ半分コドモのようなもので、ご決断には勇気を振り絞られたことと思います。
おつかれさまでした&無事に元気になってくれて本当に良かったですね。
それから、フェイスブックでご紹介いただけると嬉しくて踊りだします。
ネット全般・ブログやその他SNSや掲示板や、必要なら2ちゃんねる(5ちゃんねるに進化したんでしたっけ?)でも、わたしの承諾ナシで全然かまいません。お好きなときによろしくお願いします。
当ブログでは時々思い出したようにアフィリエイトを貼ってみることはたまにありますが(小難しい雰囲気をやわらげる用途などで)、わたしは犬たちの幸せにかこつけて自分だけ小銭を手にする気は一切ないので、そのへんも安心してご紹介ください。
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ところで、門脈シャントはわたしにとって非常にタイムリーな話題です。
これが遺伝性疾患であることはわかっていても心臓周囲の動静脈管や尿膜管などの開存・閉鎖不全と同様に、
一つだけの遺伝子異常といった単純な仕組みではなく、まさに風鈴さんのコメントの通り繁殖者が言い逃れしやすいのですよね。
なので機会があるごとに新情報を漁っているのですが、去年NCBIで見かけた48頭の先天性門脈形成不全の臨床病理所見をご紹介します。
英語ですがなんと日本での研究結果です(後ろ向き研究です)。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5742622/
残念なことに遺伝性についての研究ではありませんが、研究者さんが偶然にも当ブログ左サイドバーでリンクしている病理検査会社の方だと思われまして。
こちらです。日本ですのでこちらは日本語です。
http://no-boundaries.jp/about/
わたしは面識があるわけではないのでリンクのご紹介しかできませんが、
親子4代の遺伝子サンプルを生かすための、何かの足しになればと思いました。
ご返信ありがとうございます😊
まずは、あきこ様の記事をFBで紹介させて頂く件、ご快諾大感謝いたします!
門脈シャント、遺伝子検査できるようになるのは、難しいのですか…
うちの子は、痩せてもなく、むしろコロコロでした。
ですが、5ヶ月直前からの頻繁な血尿、結石に悩まされました。
ストラバイトの治療するも、
結石が増えとうとう、尿閉、手術。
石を検査にだし、門脈シャントの疑い。
結石を膀胱から出す手術をしてから
麻酔の影響でシャント血管が全開通したのか、アンモニア、胆汁酸値が顕著に上がりました。
うちの子は、胃静脈奇静脈シャントで、
胃が膨らむとシャント血管が潰れるので、発見が非常に難しいそうです。
成長につれ、ご飯の間隔もあいて、
そのぶんシャント血管が潰れる時間も短くなり、着々と尿酸アンモニウム結石が育っていったのだと思います。
最初におかしい、と思ったのは、
うちに来たのは生後4ヶ月。
そこから2〜3日後。
朝、ケージから出て、微妙に身体が揺れる。
後ろ足の微妙なバランスの悪さ。
これは、肝臓が門脈シャントにより、小さいためエネルギーを蓄えるキャパが小さいため、脱力してしまうとのこと。
だから、ご飯を食べさせると元気になる。
ケージ開ける前、ヤギミルクをあげるようにしたり、体重の増えも同胎犬とくらべ、少なくなってきたので
フードも高タンパクなものにしました。
ヤギミルクに高タンパクがますます、
アンモニアの発生を促し、尿石が増える結果に。
それと、永久歯の抜け替わりが かなり遅かったです。
これは成長遅延と言えると思います。
門脈シャントは
成長が遅かったり、痩せてたり、というコばかりではないようです。
獣医さんは
尿閉の時、頭にはストラバイトしかなかったようで、手術をためらいました。
私は、もう、肝臓系の疾患を疑っていたので、ゴリ押しで手術をお願いしました。
結果、うちの子はいま元気にしています。
門脈シャントで命を失うまえに、
尿閉で、急性腎不全、膀胱破裂などで
命を失うところでした。
門脈シャント…
実は奥が深く、ワンパターンではない。
門脈シャントを出した、親兄弟は
ブリーディングからはずすのが望ましい
と、ほとんどの所で書いてあります。
犬種(アフガンハウンド、カーンズテリア)によっては門脈シャントが増えてしまって、子犬時の血液検査をしながら
門脈シャントを排除していくそうです。
犬種存続の為の苦肉の案なんだと思います。
シュナウザーも好発犬種ですね。
パピヨンも増えてるそうです。
遺伝子検査ができれば、撲滅できる病気
なんですよね。
門脈シャントは全部が全部遺伝とはいえないので、ブリーダーさんは そこにかけるのでしょうね。
うちの子の門脈シャントはたまたま、で、
これから繁殖して、またでた門脈シャントも、たまたま扱いになるでしょう。
せめて、アフガンと同じようにら
子犬時の血液検査をし、譲渡してほしい
その願いさえも叶わず、遣る瀬無い気持ちです。
最後の話し合いで、
譲渡後、オーナーに血液検査をしてもらうい、門脈シャントの疑いがあれば、
フォローする、という内容でした。
ちなみに、うちに対する金銭的フォローありませんでした。
フォローとは、フードを送ったり、サプリを送ったり、あとは精神的な支え、だそうです。
オーナーさんに金銭的、時間的、精神的苦痛を与える可能性を当たり前に考えてる姿勢がなんとも情けないです。
全ては、自分の追い求める理想の犬のためで、疾患や、奇形などを持って生まれた子は不良品。
その不良品をいかに、うまく売るか。
私の知ってるブリーダーさんは
そんな方々ばかりです。
本当に、人間として最低だと思ってます。
なんとまあ!そこらへんの九死に一生スペシャルなんかメじゃない壮絶な・・・・・・!
本当におつかれさまです&教えてくださってありがとうございます。
風鈴さんの仰るブリーダー像、よくわかります。わたしも同じ気持ちですから。mixiで繁殖講座を始めてから知り合うブリーダーのうち、職業ブリーダーの典型的なタイプがだいたいそんな感じです。
ドッグショーである程度の結果を持つ人間とその予備軍。面白いところで専門学校の講師(繁殖部門)みたいな人も複数いますよ。あ、現役の臨床獣医も。よりによってお産専門とか言い放つ剛の者もいました(笑
で、失敗する確率もなかなか高いけど、こういう手順で話してみたらとりあえず理解を得られたこともある、の一例を紹介してみます。
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OMIAが採用している病名は「先天性門脈形成不全」ですが、日本語では(ネットだけじゃなく医学書や専門書とかも)だいたい「先天性門脈欠損症」が主採用な印象です。
低形成)Portal vein hypoplasia, congenital またはcongenitalが頭に並び替わったり
欠損)Congenital absence of portal vein 「of」はあったりなかったり
シリアスブリーダーを目指す人・シリアスブリーダーになりたい人・もう自称しちゃってる人の中で、OMIAのリストにアレルギー反応を示す繁殖者・繁殖経験者にまず勧めるのがこういうページです。
小児慢性特定疾病情報センターの先天性門脈欠損症
https://www.shouman.jp/disease/details/12_16_028/
こういう感じの専門的な病気説明を一般向けにしていて尚且つ出処がしっかりしているサイトを読んでもらって、全体像の理解を促してみます。
個人発信の動物病院じゃない、人間用の国の情報ってのもポイントです。獣医によって考えが違うからウチの獣医は違う意見〜とかって逃げ道をピシャリと切り捨てることができますから。
病気の全体像がこんな感じ。さらに細かい分類にわかれるのはこんな理由。犬によって症状が違う理由の元になる情報もここにある。あと、「犬の症例がシリアスブリーダーによってまとめられることで人類の医療に役立っている例もあるんですよ」など、あんまり広まりきってない情報も惜しげなく(笑)お知らせします。
人間用のサイトはもともと「犬 門脈シャント 遺伝」みたいな検索ではヒット順位が低い方ではあるけれど、最近はバカどものカスサイトのせいでますます遠ざかっているから、案外ブリーダーの知識のあやふやさに悪気はないケースがあるので。
っていうめんどくさい手間をかけてから改めて聞いてみます。遺伝子の正体がわかりにくい病気であっても、これをなるべく避けるのがやっぱりブリーディングっと思いませんか?みたく。
そうすると、よくわかった・でもすぐには対応できない、って返事してくれる人が一人発生したりするんですよ!もちろん気が遠くなる作業ですよ(笑
だから今はこのブログのように息抜きできる場所でバカ!!とかアホーーゥ!!!と叫んでストレスを発散し、自分のバランスを保っているのです。おしまい。