なんの変哲もない、いつものお散歩コースです。
えっと・・、
改めて白状しますが、
ワタクシ時々犬たちはノーリードにします。
絶対とはそりゃー言えないですが、ものすごく高い確率で無人の時のみ。
ノーリードにする目的は訓練及び運動のため、で(ほんとかよ)
この通り非常に見晴らしの良い場所に恵まれています。
なんと、太っ腹な北海道の条例には
『引き綱をつけて運動すること』などの類の言葉が無いんですよ。
さすがですねー。広いから。
だから北海道の動物愛護は遅れてるとも言われるのかしらね。
札幌市にはあるんです。(北海道と札幌市は自治体としては全然他人です)
とりあえず
『人畜に危害を加えるおそれのない場所又は方法で畜犬を訓練し、
若しくは移動し、又は運動させるとき。』はクリアです。
ごくたまにヒトを見かけたりしたら珍しいくらいで
思わずこんな写真を撮ってしまったりするくらい。
高齢化のすすむ住宅街はあちこちが無人
でもそこは柵を越えた先にある川べりですよ、こたちゃん。
普通、ヒトはそこにはいませんしママも行けませんよ。
で、サル駆除の為に犬を放し飼いしようぜー!のパブリックコメント
の締め切りは9月7日今週金曜日です。
ワタクシはこの件についてはサル被害の実情が体験的に皆無なのでむつかしいです。
犬を年中放し飼いすることで起きるトラブルのほうが
サルの被害を防ぐ件数より上回らなければいいですねってだけ思いますが。
それに放し飼いする犬は若齢のうちに去勢避妊義務付け、をしなければ
法律が法律をやぶることになると思います。
奄美大島でハブ退治だけを期待して放たれたマングースが
何もハブだけしか食べられないからだ・・ってわけじゃないので
マングースにとっても危険な相手であるハブとわざわざ戦うよりも
もっとお手軽なアマミノクロウサギや
あまり知名度はないけれど絶滅危惧種のネズミさんやトカゲさんたちを食べちゃって
彼らがもっと絶滅の危機に瀕しちゃってるのは周知の事実です。
奄美大島に30頭のマングースが導入されたのは'80年頃だったそうで
それから20年後の'00年頃の推定生息数は最大1万頭だそうで
環境省は1万頭撲滅運動を開始いたしました。
マングースの増え方もものすごいものがありますが、
環境省のやり方も尋常じゃないものがあります。
どんだけ考えナシやねん。
けど反省してるからしゃーないわな。
同時期にハワイでも、マングースに主にネズミ退治をしてほしくて颯爽と登場させられ、
こっちでは生活時間帯の違いからネズミ駆除の思惑が外れ、
やはりのんびりおっとりした生き物がターゲットにされるされる。
そしてまたもやその生き物は絶滅危惧種だよ、っと。
ハワイよ、おまえもか。
犬は、テリトリーを守るために多分サルを撃退しようとします。
でも、近くに発情したメス犬がいればサルどころではなくそっちに走ります。
ものすごい勢いで。
ご飯を食べる時間も忘れて。
何が何でもそっちに行きます。
何よりも大切な遺伝子授与の儀式のチャンスがあるかもしれないって時に、
サルなんか構ってられるかっつーの。犬のホンネですね。
じゃあ去勢すればいいのか。
去勢済みでも、メス犬の発情期に反応するオスは思ったより多いです。
そのメスが近くにいればいるほど。
それと去勢をしても交尾はできますし、します。当然。
去勢済みオスは精巣が除去されていて精子が生産されないので子どもは作れませんが、
それは発情しない・交尾をしないとは残念ながらイコールにはなりません。
まあでも、去勢されていれば発情に関する意欲はがくんと減る個体の方が多いです。
しかしテリトリーを守るのは突き詰めると子孫繁栄のための行為ですから
「何が何でもこの場を死守するぞっ」の意欲は薄れます。
賢い霊長類がそんな犬の気持ちを見逃すわけはありません。
サルがそばに来ても手持ちのドッグフードをわけてあげる、
心優しい去勢済みラブラドールの姿が目に浮かぶのは
ワタクシだけの取り越し苦労であればいいのですが・・。
まさか『犬猿の仲』という言葉が、
そのプロジェクトの趣旨に盛り込まれていませんようにと願うばかりです。
ラクをしようとすれば必ず落とし穴があるのは世の常のようで。
心理学に興味のあるかたにもおススメしちゃう。
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さっそく遊びに来ました。
親ばかさんはリンクどうぞのお言葉がTOPにあるので、
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