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2011年2月現在募集中 当ブログ内の記事 北陸わんの里親探し
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犬のレスキューがハイスピードで一般的になってきている。
未だに犬の入手方法はペットショップかネットショップで
子犬を買うことが主流ではあるが、
保護犬を手に入れて飼うという方法があることがかなり広まってはいる。
その保護犬の中に、繁殖者から直で保護主の下にやって来た、
いわゆるブリーダー放棄犬と呼ぶ犬の話しをよく聞くが、
機会があってさらに詳しく聞いてみると、
本当に繁殖者が飼育放棄した犬を引き取っていることがよくある。
ブリーダー放棄犬の引き取り方法(入手経路)は大きく3パターンに分けることができる。
1つめは繁殖業が立ちいかなくなった・廃業する・誕生させたが飼育はできない・・
などの理由で繁殖者がセンター・保健所に持ち込むことで来歴が判明するケース。
犬の正確な誕生日やそれまでの暮らしまではわからないことが多い。
2つめは1番と同じでセンター経由か直接のどちらも愛護団体が一旦保護し、
愛護団体経由で一般の飼い主に譲られて来歴が判明するケース。
これは愛護団体の姿勢如何で血統書データも手に入れることが可能なのだが、
多くの愛護活動家は商売絡みの繁殖をやみくもに毛嫌いする傾向があるため、
血統書=ブランドのタグか血統書=乱繁殖に悪用、として、
大切な情報と新たな啓発の機会を自ら消していることが多々ある。
3つめは値段のついている子犬を買うのではなく、
(過激な表現に感じられたら申し訳ないが)不要犬としたものを
繁殖者から直接譲られることだ。
近頃ではとくに繁殖引退犬を出す・もらうことなどは流行にさえなっていると感じる。
このどれもが保護犬であることは別に間違ってはいない。
細かい状況はそれぞれでも結局は誰かがイラナイとした犬を保護したのだから。
ただ、関わった生き物みんなにとってレスキューなのか、
ここんとこをよく考えてほしいとちょっと思ったりする。
関わった人間だけではなく、生き物みんな。
曰く「今まで頑張ってくれたこのコに第二の人生を」たら
「立派に役目を果たしたこのコに家庭の愛情を」たら
ウツクシイ言葉、アイジョウアフレル表現を疑問に思うことは、
次なるレスキュー対象犬誕生の歯止めに関わるのではないだろうか。
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