2018年08月12日

ヘクテロ理論

あるサイトがうっかり一文字ほど変換ミスをする。
誰にでもあることで、ほとんどの場合それが原因でトラブルに発展することはない。
以下の各引用文の中で強調させていただいた箇所にご注目。

ワタクシは当事者ではないから本当の所は順番とかはわかりませんが、
この話題に気がついたのは数ヶ月前でして、
記事にしようかどうしようか迷っている間にヘクテロが増殖していて(きゃー
グーグル先生の手が回りきらないのは明白なのでUPを決めました。

『(前文省略)黄疸型は、レプトスピラ・クテロヘモラジー(黄疸出血性レプトスピラ)という種類の菌に感染した場合に起こります』

Petwell(ペットウェル)犬の病気事典>感染症の病気>犬のレプトスピラ症
http://www.petwell.jp/disease/dog/reputosupira.html
ペットウェルさんは以前のスタイルのサイトだった時から、
きちんとした情報発信をされているという印象をワタクシが持っているので、
スタート地点だろうと勝手に予想して。他のページを拝見してもおかしい所は見当たらない。

ちなみに、Icterohaemorrhagiaeのカタカナ訳についての話題で、
ふつうはクテロヘモラジーです。

レプトの血清型のうち犬に大きく関わるものには頭文字が“H”のもあるので、
よくあると言うと失礼かもしれませんがありがちな誤変換だとは思うのですよ。
増殖さえ起こらなければ・・・・・・↓ (順不同)

『レプトスピラ・カニコーラやレプトスピラ・クテロヘモラジーという
病原性レプトスピラ菌に感染することで発症します』

プーチコミュニケーションズ 犬の病気辞典 レプトスピラ症
https://www.pooch1.com/sickness-20442.html

『黄疸型は、レプトスピラ・カニコーラやレプトスピラ・クテロヘモラジーと言った病原性レプトスピラ菌に感染することで発症します』


犬ラボ > 犬のレプトスピラ症 - 症状・原因・治療・予防
http://dogfoodlabo.net/post-289/

『黄疸型はレプトスピラ・クテロヘモラジーという菌に感染して起こります』

ペットのポータルサイトペットコムコム レプトスピラ症
http://petcomcom.com/content/leptospirosis/

クテロヘモラジー型は、黄疸型で、黄疸や嘔吐などを引き起こします』

Pety トイプードルの予防接種。どういう病気が予防出来るの?またおすすめのワクチンは?動物看護士が教えます!
http://pety.tokyo/articles/674

『黄疸型と呼ばれるレプトスピラ・クテロヘモラジー(黄疸出血性レプトスピラ)という種類の菌〜』

子犬、子猫の飼い方や様々なペットのためのポータルサイトわんにゃんペットの森 愛犬の熱の測り方〜正しい検温方法で体温から病気を発見
https://12petforest.com/dog/641

『黄疸型は、主にレプトスピラ・クテロヘモラジーという〜』

犬のレプトスピラ症についての悩み・相談に、Doctors Meの医師がお答えします
https://doctors-me.com/pet/dog/infection/4

最後のご紹介はどこよりも強力なので抜粋引用しておきます。
読めば読むほど違和感に気づかれると思われますが、ここより上↑は犬の話をしているのに、
何をどう勘違いしたのかここから下↓は人間の病気の解説に大変身。医師でもないのに。
無断リライトと判断せざるを得ない、病状や血清型の情報は犬のままで。
場合によっては人の健康や生命を脅かしてしまうのではなかろうか、と不安です。
『レプトスピラ病は【カニコーラ】と【クテロヘモラジー】という2種類の菌のタイプ
クテロヘモラジーの場合はより症状が重いのが特徴

クテロヘモラジー】型は食中毒のような症状と覚えておけばよい』

ブリーダーの子犬や子猫を探せる販売情報サイト> 犬から人間へ感染する病気@【狂犬病・レプトスピラ病】
http://petru.jp/announcement_detail/id:92



この記事の話以外でもこのテのケースを全般的に説明するために、
ちょうどよかったのでヘクテロ理論と愛称呼びしています(笑





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posted by あきこ at 16:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月31日

SEO謝罪(マジモード

ワタクシこそが浅慮で無知な愚か者でした。
SEOの話。

本当は誰でも理解しやすいよう、一からきちんと説明すべき、
だけど根本的に畑違いなこともあってちゃんと書ける自信がない。。
ふだんから電子機器でも家電でもハンドメイドの手芸や工作でさえも、
説明書を読まずにフィーリングとインスピレーションで使い始めるものばかり。
そんなだから誤った使用方法が大なり小なりトラブルを引き起こし、
故障してから初めてマニュアルを確認して反省も発見もするという、
すっとこどっこいな人生を半世紀ほど送っているザンネン人間です。すまん。

ザッとした経緯
個人的事情により年単位で犬の話題のネット情報から遠ざかっていた

ある日ネット接続を再開してみると低品質なガセネタが検索上位を占めていることに気づいてびっくらこいた(間を空けたので余計に変化を大きく感じたのかもしれません)

いつの時代もどんな場所にでもズルをして他人から騙し取ったり掠め取ったりしたものを自分の手柄にする卑怯者がいるものだが、そういう卑怯者連中が30人も50人もそれ以上にも湧いてS席を奪い合い、犬に関するネット情報をズタズタにしていた

なんだこれ?世紀末か?まさかこの中から一子相伝の覇者でも現れるのか??
なぜそんなことが許される状態になってしまったのか、理由を探ってみた

検索エンジン最適化
(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization,
SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、
検索エンジンのオーガニックな検索結果において
特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること。
また、その手法の総称。
英語表記のSEOから「セオ」とも呼ばれる。
                         ウィキペディアより引用

上位に表示される?それが嬉しいの?目立ちたがりってこと?
と思いきやそれだけではなくて企業は別だけど庶民にとって、うまくいけばIT専門家じゃなくても月に数千円〜数万円クラスの現金収入がずいぶん簡単になってきたらしい。
なるほど。理屈はわかったけどだからってこれ↓みたいなあまりにも低レベルなくせに鼻高々な世紀末が、数年にわたってグーグル先生を欺いていられるのがイマイチふに落ちない。
2017年11月11日 犬のブリーダー分類コピー話続編
http://kotavi2002.seesaa.net/article/454812902.html

なので自分でも少し実験してみました。
半年くらい実験してみて、サイト訪問者の数をはじめ様々な要素がもたらす影響とか、生かす方法の考えかただとか、それらと経済面のつながりだとか、今まで考えたこともない分野のスタート地点のスの字の欠片の存在に、ようやく気づきました。

SEOの存在が悪いんじゃない、SEO=小細工ではない
という当たり前の事実を腹から理解できたと思います。

以前このカテゴリでSEOがダメ的に発言しましたが訂正しお詫び申し上げます。

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苦痛と闘う犬・殺処分される犬がいるのは「繁殖」が悪いんじゃない。
ワタクシと仲のよい友人でも99%の保護活動家はブリーダーを嫌います。
シリアスなんちゃらが少しいるのはわかったけど、でも増やすでしょ?と。
ブリードレスキューに理解があっても、子犬、生ませてるでしょ?と言います。

純血種の小型メス犬メインの繁殖場崩壊現場に入った代表者に、
犬舎主に血統書を提出させて、きちんと犬たちに付けて譲渡してと提案しました。
血統書の存在がパピーミルを支えてるわけじゃない。
譲渡時に血統書を渡すことで万が一悪用する人間がいたとしても、
そこにある真実を隠してその場のスタッフの感情を静めるよりも、
遠回りでも犬たちの未来が明るい方向を選択してほしいと伝えました。
ワタクシの説明が悪かったのですが、縁を切られました。

無知は罪、犬たちにとって正しい真実はそう幾通りもないのだけれど。
人間が人間にする優しい気遣いが時の流れで変化し不幸な結果を招くことはあるが、
そのこととチャンピオンで埋まった血統書や犬種スタンダードやドッグショーやブリーディングストック以外の子犬の販売を理解し肯定し何なら応援する姿勢などを、同じ土俵の話題として考えることが難しいらしい。

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昨日偶然出会えたSEO屋さんのブログ
CyberAgent SEO Information  (サイバーエージェントSEO情報ブログ)
 SEOはアルゴリズムではなく検索者に最適化するものに
https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12312672864.html
去年の9月のエントリーです。ブログの設定が合わないので改行部分だけ変更させてもらいました。以下引用
『最近でも、コンテンツスパムと言われるような、こうやって書いたら"Googleが評価してくれるよね"的SEOが流行りましたが(まだ、流行ってるのか)、
それらもアルゴリズムに最適化するだと思いますし、上位にあるサイトに入っているトピックを全部網羅してやるぜ!みたいな半機会的なコンテンツの作り方はアルゴリズムを逆手にとるSEOだったと言って良いと思います。

それが、正義感の強い方が身の危険をおかしてまでこれらのサイトたちと戦った成果もあり、このようなことをすると所謂"炎上"状態になりますし、Googleも強い世論を受けてか変わってきたと思います。
そう言った事情から、我々SEOの人間もアルゴリズムの向き合い方が変わってきたと思いますし、変えていかなければいけなくなっていると思います。』

          https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12312672864.html

まだ流行ってます。
(人によっては)炎上状態(に見える状態)になりました。
身の危険をおかしてまで戦いました。DMCAクレームぶっこみました。
アルゴリズムの影響で「遺伝病一覧」が、何もしていないのに数カ月おき?に検索上位と圏外を行ったり来たりです。


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そしてワタクシは昨日も今日も、それが遺伝病だなんて初めて知った、のであろう自称保護団体なパピーミル下請け業者にケンカ売ってます。
芋洗いヤラセ写真や動画の一番の見所は無駄な服を着せられた犬たちがオムツをつけられている点です。
衛生的だけど内容が酷い現場はよく見てるワタクシですが一瞬目を疑いましたよ。
センスの悪い服を着た数十頭のオムツ小型犬と作り笑顔の人間の群れ。
https://totonon.jimdo.com/ 非営利動物保護団体ととのん

ワタクシのツッコミ後に「遺伝病って知ってたし!最初からぶりーだーに指導してるし!」
などとがんばってみるオッサンは以前からこの界隈では有名人だそうです。
(繁殖させる親犬に交配前は定期的にPRA検査を受けさせるよう指導してるし!だと。吹くわ)
繁殖能力が落ちたであろう小型犬の主にメスを不妊手術ナシトライアルナシで全国発送。
1歳のこた子ちゃん(仮名)だの2歳のビケ子ちゃん(同)だのが一律4万円ですが、
画像見りゃわかるように年齢詐称がてんこ盛りっと思われます。
詐称してない子犬がたまにいますがその場合目で見てわかるレベルの奇形などです。



アルゴリズムが落ち着いてくれて、犬の遺伝病や予防がちゃんと広まって、
世の中にすでに存在する情報を皆が生かして、幸せな犬が増えるといいのになぁ。
ってか、カスサイトはカス度を自覚して自主的に下がるといいのになぁ。人間ならば。






PRAの定期検査のことは教えてやらないつもりです(笑   犬ランキング クリック応援うれしいです

posted by あきこ at 17:00 | Comment(4) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

ちょろまかしポイント失敗例

用事があってゴールデンの罹りやすい病気っと検索していて偶然見つけた、
ググってもカスなサイトはこうして作られる!みたいな例。
メイキングオブカス

元ネタ、被害者、盗まれた方の人 っとワタクシには思えたサイトを先に紹介します。
レトリバー情報ブログさん
「ゴールデンレトリバーがなりやすい病気  2014/10/20」
https://beo.bz/blog/?p=25

ゴールデンレトリバーは比較的強い犬です。身体的にも精神的にも他の犬種に比べてたくましいのですが、純血種であるが故にかかりやすい病気もあります。特に遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種であると言えるでしょう。

また、ゴールデンレトリバーは耳が垂れていますので、外耳炎、内耳炎などの耳の病気にもかかりやすいと言われています。綺麗で長い被毛は魅力の1つですが、それ故にノミやダミが原因のものも含むアトピー性皮膚炎などの皮膚病にもかかりやすいです。

※改行部分は変更させてもらってます。ごめんね。


あれ?コピった?コピってるよね???っとワタクシの目に映った方のサイト
人気犬種の飼い方・育て方.com > ゴールデンレトリーバーの飼い方・育て方 > かかりやすい病気
ttp://www.dogs-123.com/golden/39.html 
ダイレクトクリックで確認したい方は恒例のこちら↓
https://archive.is/IdcO4

(以下抜粋引用)

純血種であるが故に、遺伝性疾患が他の犬種よりも起きやすい犬種
長毛種であるが為に皮膚病にもかかりやすい


試しに今、このケースではオリジナルである方の元サイトのタイトルの言葉、
「ゴールデンレトリバーがなりやすい病気」でグーグル検索してみると、
盗んだ犯人のサイトが1ページめに登場し、
盗まれた被害者のサイトは9ページめに(同サイト内の別のページが)ようやく出現しました。
これを読まれた方はぜひ今、確かめてみてください。


盗人って断言するといろいろめんどくさくなるんですが、
読んでくださる皆さんに少しでもわかりやすく!
っと、報道魂に火をつけてがんばってます(え

まぎれもなくgg10ms(ググって10ページくらい見てから精査しろ)ですわ。

ちなみに元サイトの情報の内容自体にはワタクシは異議アリです。
今は話題が違うから詳しくは書かないけど、間違った表現があります。
盗用常習者はそういう部分もすべてちょろまかしていて、
間違い情報をさらに捏ね繰り回しているわけで、
グーグル先生の信用度をただただ落とし続けています。
ここ数日でこいつらの正体の一部が、ちょっとワタクシには臭ってきてしまいました。
なのでまだこれからも増えると思います。こいつらの類似。

gg20ms(ググって20ページくらい見てから精査しろ)時代はすぐそこかもしれません。




マジだよ

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月15日

ggrks→ggtmks

賢い人のわかりやすい解説に出会えたのでご紹介します。
https://japan.cnet.com/article/35105975/
CNET Japan > ニュース > 解説
“ググれカス”は“ググってもカス”に--情報を引き出すための検索リテラシー
本田雅一2017年08月18日 14時00分

 “Google検索は故障しているも同然”とまでは言わないが、ページビューを集めることで収益を得られるビジネスが多い中、ごく当たり前にキーワードを入力しているだけでは情報の質に力を入れず、検索流入の増加のみにフォーカスしたサイトが増えていることは否定できない。

 まったく異なるサイトの情報なのに、内容はほとんど同じ。しかも、一般論が不必要に長く書かれているだけで結論めいた解説や事実関係について最終的に触れられていない──そんな記事にイライラしたことはないだろうか。

“ググってもカス”
非常に納得できましてワタクシも新カテゴリ名に取り入れることにしました。
このカテゴリで何度も話題にしているのがこれです↓。
(上と同じサイトです) https://japan.cnet.com/article/35105975/
 「いくらググっても満足できる結果が得られない」。そう不満に感じているのであればまだいい。情報の精度や内容についての見極めができず鵜呑みにし、誤った知識を”常識”だと認識しているという可能性も考慮すべきだろう。

もう1箇所、こちらもワタクシには参考になりました。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9967
WEDGE Infinity
サイバー空間の権力論
2017年6月28日
「ググレカス」から「ググってもカス」へ
検索システムが孕む困難
塚越健司 (拓殖大学非常勤講師)

 我々は日々スマホやPCから多くの事柄を検索し、知識を得ている。故に検索とその結果上位に表示されたサイトの知識は、我々に多大な影響を及ぼしていることにもはや異論の余地はない。

 検索最大手グーグルの公式ブログによれば、2015年の段階で全検索の5%は健康情報(health-related information)だという。そこには病気や治療方法以外にもダイエットや美容情報なども含まれていることが推測されるが、いずれにせよ健康情報に虚偽の知識が紛れていれば、最悪の場合人を死に至らしめる可能性がある。フェイクニュースのような政治的問題もさることながら、検索問題は人の生命や、長期的にみれば人類の知的体系に影響を及ぼすことが示されている。

DeNAが運営するヘルスケアサイトWELQ事件はヒトの生命に直結する大問題だったため騒ぎも影響も対応も大きく結果的にスムーズに収束?引っ込みましたが、
犬の情報系はヒト同様犬の健康面に直結する獣医療関連カス情報のほか、
日常のシツケや不妊処置などが簡単に生活の質はおろか生命に直結するんですよ。
大げさに言ってんじゃないですよ?単なる事実です。

1つ前の記事で例にしたとおり繁殖に関する誤情報が複数の犬を殺すことも容易いのに、
ある程度の知識がなければ気づかれる機会が極端に少ないと思われます。
人間と大きく異なる点は「健康情報に虚偽の知識が紛れて」いても社会で問題にならない、
下手すると虚偽の知識を仕入れた飼い主がそのことをわからないままかもしれません。

くわえて犬の飼育に関する情報を検索する場合、人々は数種類の異説があることに慣れており、
目に付いた文章が「前にもどこかで聞いた話」であれば情報の1つとして取り入れやすい面があります。
なので無理やり上位に捻じ込んで居座る迷惑な低品質情報発信サイトを見てしまって、
人知れず、カスと気づかず自分の知識に組み入れることが他の分野より多発しそうに思えます。
欲しい品物やお店を探す検索のようにカスかどうかをその場で判断しにくい情報は、
“Google検索は故障しているも同然”と言えるケースが多数ある気がしてなりません。

軽く確認したところ少なくとも以下の情報は全滅に近い印象を受けました。
やっぱり犬のナニカの情報という分野はグーグル検索軒並み故障中です。

しつけ全般 社会化からトイレや吠えや咬みなど問題行動もすべて
病気全般 ○○犬種かかりやすい病気とかチワワ水頭症とかダックス腰とか
動物病院選び、トリミング店選び、トレーナー選びなどにまでカス大勢進出
予防全般 ワクチン話題もズーノーシスも食べ物に関する情報も(泣
保護や里親里子系全般 サイアク
不妊処置全般 賛否からホルモンバランス()まで本当に全般
子犬の入手先関連全般 このカテゴリの最初のほうで紹介したとおり
繁殖全般 サイアク

ふつうの飼い主さんが検索しそうなキーワードで割り込み捻じ込みSEO連中が出ない語句は無さげ。
なんか、「SEO対策のためのキーワード選定方法はコレだ!」的な教えがあるらしく、
それで「狙った」キーワードをタイトルと本文とURLにさり気なく入れろとか、
同じか良く似たキーワードを使ってる他サイトは「競合サイト」と呼びライバル扱いとか、
競合サイトを分析したり競合ワードを自動でチェックするツールがあるとか・・・・・・。

ワタクシはまだ実質1人としか直接話をしていないので、
ggtmksなページを自分が作成した自覚を持つ管理者がどれくらいいるかわからないけど、
参考までに「その1人」は自分の複数のカスページの害悪の度合いをまるで理解していず、
逆に自分はSEOに強い賢いサイト管理者だ、くらいに捉えている感じでした。
他サイトのリライト作文を読んでも書き手も管理者も無自覚が多いように思えます。

結局は犬の様々な問題のいつものアレですか。
良かれと思ってやってる、悪気はない、善意・愛情・博愛・etc・・
でも実際は知識が無い・備わっていなかった。
良いことをしていると思い込んでいるから忠告を聞けない・クレームだ!と逆ギレ。
買ったばかりの子犬が病気したとき、
もうF1雑種を買うなよと言われたとき、
遺伝病を発症したとき、
繁殖引退犬を安易に保護するなと注意されたとき、
素人レベルの繁殖を指摘されたとき、
コピペでもリライトでも引用元URLを貼らなきゃダメだって注意されたとき、
自分の知識が足りていない事実から目を背ける人間の多いこと多いこと・・。


拝啓グーグル先生。
先生のウェブ検索の精度を高める教えが通用しない場合はどうしたらいいのですか?
https://support.google.com/websearch/answer/2466433
ってかサーチコンソールに登録して初めてわかったんですが、
グーグル先生がみんな検索上位になぁれって推奨しています↓
「この無料サービスを最大限に活用し、Google 検索でのサイトの掲載順位を可能な限り引き上げるためのおすすめの方法をご紹介します。」

これを「掲載順位を引き上げるためならバレなきゃズルしてもいい」と脳内変換し、
安易に収入源にできる分野だと捉えているのでしょうね。カスサイト管理者は。
それがググってもググってもカスな情報ばかりが次々にヒットしてしまうという、
グーグル先生のご乱心にも思えてしまう今日この頃です。
このままではグーグル先生の生徒が減ってしまいますよ。
現に本日ただいま現在、犬情報はBingで検索する方がカスページ出現率が低いですもの。




ズルを平気でする人間て例えば40人学級でいつも38位以下の成績だった経験でも持っていなければ自分を賢い方だと思うものらしい

posted by あきこ at 13:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

ホワイトミニピンの噂・おまけ

しばらくぶりでカツゲン吹いた事件のご報告(笑


先日見かけた検索上位捻じ込み型リライト風味()まとめサイトの1つ。
当ブログ用語で言うところの2ヶ月前のカツゲン事件。
http://tsunayoshi.tokyo/c/6052c13eecd866091b377618b6f93533d7b9317f
の本文部分の冒頭にご注目。
人間でもそうですが、子宮からは体調を維持するためにホルモンが分泌されています。
いませんそんな人間(笑

↓こっちが今日のカツゲン
http://tsunayoshi.tokyo/c/66c75d42a18a0f132c602c296e24747a176f38ca
2013年7月生まれのこのワンコは、ピニチュア・ピンシャーとチワワのミックス犬でアルビノ種です。
一度出た液体が即座に舞い戻ってくるクラスの破壊力。
って笑ってばかりもいられない低クオリティ情報発信の様子で、
結局はやっぱりすげー破壊力。あだ名は子宮からピニピンに変更ですもちろん。
まるでバカにしているようだ?
ええそのとおりです。
ワタクシの座右の銘に最近「ネットの盗用常習者は誤字脱字誤変換文法誤用がやたら目立つ」
という格言をくわえたばかりですから。ピッタリすぎてそりゃもう。

どうやらブリーダーによる近親交配や品種改良などが原因のようです。
(中略)
アメリカでは犬の遺伝子疾患を根絶するための活動が行われています。日本でも『NPO法人 日本動物遺伝病ネットワーク』や子犬を販売する大手企業などによって研究や情報提供が行われています。

>ブリーダーによる近親交配や品種改良などが原因???

成犬になる(ほどには育つ)アルビノ犬は、おそらく複数の犬種に共通するアルビノ因子のAR。
小型犬種ですし代表例の眼皮膚白皮症などを予想するのが当然じゃないですか?
ほら見てみ。
参考)OMIAの眼皮膚白皮症の簡単解説 http://omia.org/OMIA001821/9615/ (英語です
ちなみにこのページだけじゃ何もわからないからここをヒントにして自分で飛ぶのよ?

ひとつ例をあげてみます。
どこかに専門家が研究結果などを公表します。
書籍かもしれないしインターネットのホームページかもしれない。
そこに犬の眼皮膚白皮症の症例に関する項目があり、どういう症状か、確定診断の基準、
いくつかの症例の紹介、それぞれの症例について症状に対する治療法の効果の有無、
そして予防法、それぞれの症状の原因と総合的な病気の主原因に触れ、
その段階まで行ってから遺伝性に関する説明が出てきます。

遺伝形式がARの遺伝病は元々どの動物にも現れているそうで、
その性質から原則として数千〜数万例に一例の割合で発症する病気がいくつもある中で、
犬など家畜動物は様々な理由で人間など他の動物に比べ近親繁殖されてきているため、
「犬のARの遺伝病の原因の一つに近親繁殖の影響がある」わけです。

盗用常習者は上記のような誰かの文章から所々抜いて自分なりに組み立て直しています。
その手法をリライトとか呼ぶそうです。
ワタクシは何度そう聞かされても盗用としか思えませんが。
何度も書いていますがそれが正しいならまだしも、そもそもが素人考えだから抜くべき箇所を間違うんです。
これが従来のようにここの文章を参考にしましたとURLを貼っていれば問題は少ないでしょうが、
そういうのが無いページの方が検索上位になれるんだそうです。

犬のアルビノの原因のひとつの眼皮膚白皮症は犬ではARと判明していますから、
近親交配や品種改良が原因という説明は大間違いです。
先祖を20代遡っても親戚のいない異系交配でも、改良されていない野生のイヌでも、
眼皮膚白皮症は常染色体潜性遺伝によって発症します。
この基本中の基本中の基本を理解できない犬の繁殖業者や飼い主らが、
「血統書を見せ合って3代以内に同じ犬がいなければOK」とか
「品種改良に関係ない雑種なら強いからOK」など都合のいい解釈で犬の繁殖を好き勝手にする、
それが乱繁殖であり日本中に遺伝病の犬があふれ返る諸悪の根源の一つ

犬じゃなくても遺伝病なら原因は遺伝子の異常ですが、
遺伝子が病気であることと異常遺伝子が親から子に遺伝することは別なわけです。
この基本中の基本中の基本すら理解していない素人が単語だけをかき集めると、↓

>遺伝子疾患を根絶???

ほらね、用語が不自然。「遺伝疾患」と「遺伝疾患」が同一説明に混在するのもそう。
(もっと言おうか。「混同」と「混合」みたいななぜ使い方を間違うのか嫌味ではなく本当に理解に苦しむ簡単な熟語をよく間違う。覚えたての小学生じゃあるまいし)
基本のキの部分を理解する前の段階にいる人、つまり専門知識を持たない素人の作文の証明。
その分野の素人だから知識が足りていないだけではなく、プラスパクり・プラスSEO。
もうグダグダです。
パクりは丸ごとコピると著作権侵害がバレるから単語や短文単位で盗んでから組み立て直す。
当ブログでも少し前に似たような事例を紹介しました。

状況をわかりやすく言えばそうなんだけど、盗用常習者は図々しい事に開き直って、
やれ盗みだと決め付けたメイヨキソンだ著作権法違反の証拠を出せ出さなきゃメイヨキソンだー
的にクソみたいないちゃもんつけて来たりして手間がかかることもあります。
また、遺伝性疾患は飼い主の家族になってから発覚することがあるので、私たちには何ともしようがないのが現状です。
『小さくて可愛いワンコがほしい人が買い手市場に多い→それに合わせて無茶な交配をする→可愛いから買う→さらに無茶な繁殖を行う』
このような構図をどこかで断ち切らない限り、遺伝性疾患を抱えて生れてくるワンコたちを根絶することは難しいでしょう。

>遺伝性疾患は飼い主の家族になってから発覚することがあるので、私たちには何ともしようがないのが現状

と書いてしまっていますがこの部分はとんでもない間違い。
一番ダメな誤解を呼ぶ気がしますよ。

その前にまた簡単な語句の誤用。発覚とは言わないでしょ。発症です。
この「基本的すぎて通常は間違えようのない単語」をポンポン間違うのも見極めポイントなんです。
例えるなら「私」。「わたし」「ワタシ」となる部分が数箇所「たわし」になってるんです。
単純なタイプミスなのか私とタワシの区別があまりついていないか、読めばだいたいわかるもの。
それと同じです。
違和感のありすぎるミスが多発している例をいくつも読んでいると、
あれ?純日本・・人・・・じゃなくね?っと、
ペットブログでは触れてはイケナイ禁断のエントリーを投稿しそうな自分を抑える今日この頃です。




みずきちゃん、お借りしましたー

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月10日

「血統書を読む」

またもや役立たずなのに上位ヒットするサイトの話。
タイトルの言葉でググったらガクッときますが、←の意味が理解できる人間よりも、
この言葉で検索するのはたぶんガクッとこない人の方が圧倒的多数だろうなーと、
危機感がヒシヒシとキています。
拝啓グーグル先生。
日本語の犬に関する情報のグーグル検索は性能も信用も価値も下がる一方です。

試しに今ググったらこんなふう。1番目から5番目までヒット順。

意外と知らない?犬の血統書の見方 - わんちゃんホンポ
https://wanchan.jp/osusume/detail/7054

意外と知らない?犬の血統書とは - Dog1Station
http://dog1station.com/dog-pedigree

わかりやすく解説!犬の血統書の正しい読み方 | ワンペディア
https://wanpedia.com/post-7030/

[mixi]初歩的な質問 血統書について - 初心者のための繁殖講座【犬】
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1022688&id=8419859

血統書のはなし ( 犬 ) - しもだてどうぶつ病院 院長のつぶやき - Yahoo!
https://blogs.yahoo.co.jp/oosatosatoshi2001/8911304.html


この5つのうち言葉の意味に合致してるのは4番めだけ。自慢でも何でもなく。
上3つはワタクシに言わせると無理やり上位に捻じ込んで居座る迷惑な低レベル(or低品質)まとめサイト
表示されたページの技術面やデザインなどなどの良し悪しや好き嫌いではなく、その位置に出てくるのはおかしい(※)、
なぜなら検索した言葉に合っていない内容だから。
くわえて内容の一部が素人考えの思い込みなど結局デタラメ混じりで全体的に質が低い。
(どっかでも聞いた話やん!)
「血統書を読む」こと、そのものに関しては軽く掠ってはいるが・・という程度。
「本を読む」とか「新聞を読む」の「読む」とは意味が違うのが「血統書を読む」なのに、
捻じ込み居座りサイトの管理者が気づいていない。わかる人にはすぐわかるが、
そもそもわからないから検索して調べている人が見破れるわけがない。

上2つは特に、検索上位に強引に割り込ませた間違い混じりの頓珍漢な素人考えを目にして、
参考になる誰かがいると本気で思っているのだろうか?
「血統書を読む」と検索して1番最初にヒットしたあれらを読んで?
検索結果が役に立たない意味で使えないだけでなく、3つめだってそもそもどこにでもある情報だし
JKCの血統書の説明ならJKCのHPより先にヒットする意味も不明。

(※)位置がおかしいとは不正確という意味で。不相応。

内容が検索した言葉に合っていないと気づけばこうしてため息ついてスルーして終わるけど、
気づかない人が検索上位サイトから情報を取り入れる恐怖。
上位3つのサイトを隅から隅まで読んでも血統書の読み方がわからないならまだいいが、
「血統書の記載ルールを覚える=血統書を読む」←世にも恐ろしい

ちなみに5番目のサイトは、合致はしてる。
内容は一見イイコト言っているようだけど半分くらい頓珍漢。
だけど個人のブログだから上3つよりはるかにマシですよね。
個人的な考えかもしれないっと前提できそう(だろう)だから。
プロ(っぽい作りに見せかけたカッコいい)サイトじゃないことはわかりやすい。
(や、獣医だから無理かもしんないけど・・)

上3つのページの存在自体までどうこうじゃなくてね。
別に間違った情報満載でもウソでも何でもサイトがあるのは構わないというか、
そこまでいち利用者がどうこう言う問題じゃないし。
ただ、少し前までは、検索語句にピッタリなのは当然のこと、
さらにより正確で詳細で専門性があって多数の人のタメになるサイトから順番にヒットしていた、
そのほうが多かった気がしてならないんですが。ワタクシの記憶違い?

上3つは本来なら、検索にピッタリ合った血統書を読むことについての説明があるサイトが、
10でも20でも30でもヒットし終わってからその次に出てくるはずのもの。

上3つはサイト管理者自身も内容がその位置にふさわしくないことを理解できない方が多いと予想できるのがこれまた問題。
だってSEOに夢中だからもし検索順位が下がったら「被リンク」がどうだの、
「グーグルのペナルティ(技術的な)を解消する」だとかを「修正」しようとする。

バカばっか。ほんっと、イラナイ。
強引に自サイトを上位にしたいのはもうわかった。お金が儲かるんでしょう?
だから躍起になるんだってのは理解できるけど、
せめて知識が無いことを自覚してくれるといいのに。あの人たち全員。
どんな業界だって分野だってかき集めた情報でお茶を濁して大成功にならないでしょうが。

参りましたねこの問題は。ほんとにもー。



英語で検索すると犬の情報系サイトはここまで酷くないんだよ。全然マシなのよ

posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

優良ブリーダー 見分け方

タイトルどおりの言葉でググると、相変わらず役に立たないサイトが出ますが。

何を持って「優良」とするか?
ブリーダーの良し悪しを見分けたい時というのは子犬がほしい時で、
その子犬がいろんな意味で飼いやすいかどうかを知りたいからでしょうね。
一般の飼い主さんであるなら。
「飼いやすい」は大きく分けると心身の問題ですね。

心身の心→性格の良さ、シツケの入りやすさ、犬種特性の強弱、あたり。

ただ見物するのではなく飼育する・世話をするといった意味で数多く犬を見る(知る)ほど、
1頭の犬の性格の本質とは親犬から遺伝した生まれ持った性質が土台で、
飼い方やシツケで簡単に変わるようなものではないことを実感します。
そして数値で出るものではないので経験が浅いうちは不確かに思えるかもですが、
性格の良い両親犬からは性格の良い犬が多く生まれるし、反対もそうです。
これは絶対なんですよ。マジで。数見りゃ誰でもわかります。

なのでシツケしやすい性格の良い犬と暮らしたいのなら、
両親犬と前胎兄弟姉妹犬(異父母も含む)を始めとした、
近い血縁の犬たちがシツケの入りやすい性格の良い犬なのかを確認するといいです。
「犬舎の見学」とかなんとかはそのためにするものであって、
犬小屋がキレイかどうかは気にするポイントではありません。
飼育環境は衛生的であって当然の問題なのですから。

犬種特性についてはその犬種によって考える点が違ってくるので、
まずは子犬を買う予定の飼い主さんが事前に知っておくといいです。
簡単なのは特定の犬種飼いさんが集まる場などでの情報収集ですね。今も昔も。
たとえばポメは番犬気質を持っているので吠えで悩む飼い主さんがわりと多いですが、
警戒心は消せないけどその気質が表に出ないよう警戒時に唸り声で済ませる系統を繁殖している、
みたいなことが犬舎によって違うわけです。本来は。

心身の身→言わずもがな病気知らずかどうかですよね。
その犬種がかかりやすい病気ってのは基本的にほとんど全部が遺伝病ですから、
犬の遺伝病は犬種によって若干の差はあるけれど数十から数百あります。
それぞれの犬種ごとに気にすべき遺伝性疾患ってのの数が。

現在は事前に避けられる遺伝病が存在するようだっとちょっとは知られてきていて、
1〜2種類くらいの遺伝子検査をしたことをなぜだか自慢するケースもあったりしますが、
遺伝病への取り組みはどうかという視点でブリーダーを見分けたいなら、
その犬種が検査可能な遺伝子検査を全部済ませているのが最低中の最低ラインです。

国内の犬の遺伝病の遺伝子検査機関は左サイドバーにリンクがありますので参考に。
また、犬種ごとの遺伝病についても左サイドバーにHPのリンクを貼っていますが、
本日ただいま現在の犬種別のページの完成度はイマイチです。
ので、ご質問その他は当ブログコメントで受け付けますが、ご自分でも調べてください。


◎優良ブリーダーの見分け方のまとめ

・両親犬と前胎兄弟姉妹犬を始めとした近い血縁の犬たちの性格などがわかる
・その数が多いほど良いし、別の場所で飼われているなら連絡を取らせてくれるなら尚良い

・・それらから得た情報を整理するのは自分

・遺伝子検査はすべて済んでいて聞けば快く公開してくれる
・遺伝子以外の関節評価はもちろん、心電図や血液凝固検査やアイチェックなども同様

・・それらに直結することで、子犬は基本的に繁殖不可の約束で売ってくれる


たまにはこれくらい短くてもいいかなっと思いました。
いつもポイントだけでも多すぎなので←自覚あるだけマシ(笑




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posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

ブリーダーの資格という勘違い

犬のブリーダーとしての公的資格は無いんですよ。

またもやこの話題ですけどブリーダーの資格とかのワードで検索上位にくるサイトでは、
動物取扱業が「公的な」ブリーダーの資格かのように誤解を招く表現だらけ。

はーぁ。

民間資格では以前から眉唾モノがいくつもあるんですが、
公的な資格めいた制度は今後もおそらく無理。
ワタクシの予想では「絶対無理」ですが。だってできっこないですもん。
そもそもどこ(誰)がナニを基準に管理すんのって。

つい先日某SNSで、国内外で数十年臨床獣医として最前線でご活躍され、
日本語でも著書がいくつかあるような業界ってか一部では有名な獣医先生が、
遺伝病を無くすため(と書いてた)にはブリーダーの公的資格を整備しなきゃ、
とかなんとか発言していてガックリしたばかりです。イイネが1日で300とか超える人。
○○先生でさえそんな程度の認識なのか・・というガッカリ感と、
やっぱ獣医と繁殖ってまるで水と油だよなっていう再認識で。
知らない分野に口出ししなきゃいいのに自分が知らないことに気づいていず。

※眉唾モノ
ワタクシの把握していない民間資格も多数あるかと思いますが。
それっぽいものを見かけるたびに資料を取り寄せ運営会社・団体に問い合わせ、
事前問い合わせで判明する範囲のカリキュラムから講師などを確認したデータ、
を元に眉唾モノがいっぱいだーっと判断しております。

で、犬のブリーディングを知らないことで勘違いしやすいのが、
第一種動物取扱業の販売業種に該当する業者の例の「販売目的の繁殖または輸入を行う者」と、
貸出し業種に該当する業者の例の「繁殖用等の動物派遣業者」が、
犬の繁殖に何やら関係があるかのような雰囲気に感じられるのでしょうね。

つまり第一種動物取扱業をブリーダーの資格だと言うならばその人は、
犬のブリーディングを何一つ理解していない証明だということです。
それがお客であろうと自称ブリーダー本人だろうと。

ついでに犬の Breeder を犬を繁殖させる人、子犬を増やして売る人、
のような適切でない翻訳を覚えて信じてしまっているのかもしれません。
Dominant が正しい訳の顕性ではなく優性と訳されて普及してしまったように。
こういうものは最初に訳された時代背景に左右される面もあるでしょうが、
犬の Breeder のより正確な訳はやはり育種家だと思われます。
繁殖家かもしれないけれど販売者という意味はたぶん絶対含まれないはず。
Dominant が優性かもしれないけど絶対優勢でも優生でもないのと同様に。

まーとにかくそんなわけで、
犬のブリーダーになるための資格なんて無いので、
第一種動物取扱業はブリーダーに必要な資格じゃないから、
ブリーディングの知識や技能はほとんどまったく無関係な話なんです。
正しいブリーディングを何にも知らなくても(なんならメチャクチャでも)、
第一種動物取扱業者の資格は得ることができます。
だって別々な話ですから。
お互いに関係があるようで無いので。




犬種を育てるんだよ番人だから。ただ増やすのとは次元が違うのになぁ。ってかそんなに難しい問題なのかこれって

posted by あきこ at 20:00 | Comment(5) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

検索上位

ここ数日の記事を読んでくれた人との会話で思い出したのですが、
「ペットショップ 売れ残り」という検索ワードで、
正確ではないけれど最低でも5年くらい、もしかしたらもっと、
グーグル検索の1ページめに出てたのが当ブログの1ページでして。

ワタクシはSEOに力を入れていないからなんとなくしか覚えていないけど、
そのうち通算1年くらいは1位だったと思いました。なんせ2005年の記事。
ブログの検索ワード機能が生きていた頃はブログ記事のネタ探しに何度も見ていたし、
それをネタに書いた記事がいくつかあるはずなんで間違いない気がします。

で、今改めてグーグル検索をしてみると、7ページめでそれが登場しました。
サイトの更新をしていないと順位が下がっていくことがあるそうですが、
それ以外にはワタクシはこれといって何も手を加えていませんから、
「ペットショップ 売れ残り」みたいな真面目ワードでさえSEOをがんばって、
何が何でも検索上位にあがりたい業者がいるもんだなぁと感じました。
1ページめなんて半分以上がそのSEOにお熱な業者のサイトみたい。
ちなみに2番目のサイトはワタクシの中ではあだ名が「子宮」です(爆

それと、別の人に2ヶ月くらい前だったか、
犬の遺伝病のリストをワタクシが作っているのをその人は知っているので、
ちょっと用事があって見たかったが検索しても全然引っかからなかったそうです。
っと個別にメールをもらったのでURLをお知らせして済んだのですが、
「犬 遺伝性疾患 一覧」やそれに近いワードでワタクシも探してみたら確かに全滅。
グーグル、Yahoo、Bing、goo、msn、など。
知りたいものに少しだけ掠ってる無関係なサイトばかりが結果に出てきます。

自分のサイトが上位に出てほしいだなんてことは思わないけど、
知りたい人のために作って公開している情報が生かされないのがおかしいから、
ちょっとだけ方法を調べてグーグルのサーチコンソールというものに、
とりあえずHPとこのブログを登録してみました。
登録自体はHPを作れる人なら理解しやすいと思える簡単なものでした。
どうやらさらなる人気UP(ケッ)を狙うなら色々項目があるようです。

効果覿面、っとは言えないけれどとりあえず「一覧」でHPが1ページめにヒット。
「種類」ではブログは出るけどHP見当たらず(笑

レベルの低いまとめ系じゃない、ちゃんとしたサイトの管理者さんは、
なんとかこの方法を見つけてくれるといいのにっと願っております。

古いサイトで2箇所くらい犬の遺伝病の一覧(に近い)リストがあったはずなので。
ってゆーかグーグル先生、ほんっとなんとかしてください。
間違った方面の小細工が優遇されるのはマジでおかしいし、
知りたいものに手を届かなくさせてしまうシステムなんかゴミですよ。



必要なものを必要な時に。それがネット検索でしょ

ゴミはゴミ箱へ

低レベルなのに上位サイトもゴミ箱へ。邪魔。

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月11日

犬のブリーダー分類コピー話続編

以前自分が作成した文章が、自分の知らない所で知らない相手によって、
作成時とは間逆の悪影響を撒き散らしかねないものに改変されたと知ったとき、
人はどうするのが正解なのでしょうかね?

mixiで2006年8月に犬のブリーダーを6段階にレベルわけしたのは「私たち」です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1022688&id=7819699
の#19のコメントです。
(少なくとも書き込んだのがワタクシなことと日付に間違いのないのがわかると思われます)
「私たち」は複数ですし流動的でもありますが、コメントしたのはワタクシで、
トピック作成者もついでにコミュの作成者もワタクシですから、
このブログで発信するときなどは個人としてワタクシが代表しております。
そのレベル分けが以下です。

1:シリアスホビーブリーダー
2:シリアスブリーダー
3:ホビーブリーダー
4:職業ブリーダー
5:パピーミル
6:バックヤードブリーダー

人の記憶がメインになるので証拠は集めにくいですが、用語の半分は当時では新しめのもので、
とくに「シリアスホビー」を最上級としない説を書くサイトが当時もいま現在もあることと、
「職業ブリーダー」は当時もいまも一般的な言葉ではなく意味もあまり知られていないことと、
1レベルが高い→6低いの順ならば最低は「パピーミル」とするのがふつうだという点にご注目。

1つ前の資料と題したメールのやり取りにもさらっと載せたように、
数頭単位の個人規模の裏庭繁殖より大量生産のパピーミルの方が「良くない」んですよ。
当たり前の感覚では。
テレビやネットでも良くないブリーダーとして「パピーミル」が一番見聞きする言葉でしょうし。
それをわかっていてあえてこの順番を選んだのは発表した場所が場所だからなんです。
06年当時でさえ「順番違いませんか?」っと個別に質問をされたかたが数人いたくらいです。

そんな背景を考えもせず検索で得た情報を継ぎ接ぎして自分のものとして発信するケースがあるらしいです。
ただし、そういう人間がいること自体は別に驚かないしどうでもいいことです。
あと個人的なことですが方法を一歩間違ってるダメな転載や引用はしょっちゅうですし、
まるごとコピペも全文ではない一部分のコピペやパクりもまあまあ数多く目にしています。
ワタクシがやられる方ですよ。

でもその情報が正しければ誰も困らないから別にいいんですよ。
引用元を記さないネチケット違反の範囲くらいは悪気の有無に関わらずスルーしています。
こころざしが同じであればワタクシの意見で役に立つならどうぞどうぞっと考えるから。


が、
何度かちょろちょろと書いてるけど最近の検索上位を狙うだけの益のないサイトの問題は、
やっぱりただスルーするだけじゃダメなような気がしたりしています。
だからってナニカをするつもりなんかありませんけどね。めんどくさいから。

グーグルやYahooやその他検索エンジン各社で検索上位に表示させる方法ってのがありまして、
ここ数年でずいぶん流行っているみたいで、犬業界もその波に揺られています。
SEOとか聞いたことがおありかと思いますが、アレって今は役立たずなシステムですよね。
ワタクシはシステムのすべてを熟知していないから間違っているかもしれませんが、
小細工
ズル
見せかけ

などという印象が強くて、何かを検索したときにアレらを除外して表示できる方法はないか?
とちょっと考えたこともあるくらいです。

小細工が許せないみたいな潔癖な理由からではなく、
ちょっと目を通してみて「なんでこのサイトが最初にヒットするの???」が多すぎて。
例をあげると非難になってしまってブログ削除の刑にでもされたら面倒だからしません。
だからわかりにくくしか書けないんですけど、
実(じつ)がないっと言うか真(まこと)がないって言うか、そんなんばっか。
文章まるごとコピペはしない、けど部分コピペの継ぎ接ぎだらけ、
なのでどこにでもある意見をなんとなくまとめたものが目立つ。
専門的な知識を持たないライターが集客目的で専門分野を書こうとするから、
無難な出来栄えの作文になるのもいたしかたないとでも言うか。
(しかも専門知識に欠けるため結果的に情報不足、素人考えをこじらせた勘違い、
ヨソからのコピペがバレないように足した言葉が間違っている、etc...
で結局役に立たずレベルの低いこどもだまし風味のザンネン情報ページが圧倒的多数)

だから犬の話題での近頃の検索上位を暗に自慢されてもため息が出てくるくらいですし、
ワタクシなんか以前CL症の記事を書いた時に本家よりも検索上位になってしまって、
見てくださる方々にものすごく申し訳ないと感じて順位を下げる方法を調べたものですが、
・・・・・・。
はーぁ。

さて。それはそうと、

ペットる|ブリーダーの子犬や子猫を探せる販売情報サイト > ペットる通信 > ブリーダーの種類と問題点【シリアスブリーダーは5%以下?】
ttp://petru.jp/announcement_detail/id:68
被リンクがどうのこうのとうるさそうなのでh抜き表記
https://megalodon.jp/2017-1111-1319-14/petru.jp/announcement_detail/id:68
ダイレクトクリックで読みたい方はこちらをどうぞ。

上記に書かれているブリーダーのランク(種類)の順番と、それぞれの説明文。
まるごとコピペではないけれど、部分ってか要点コピペにしか見えないのですが、
ワタクシの目が悪いからなのでしょうか?

元ネタとワタクシには思える当ブログ過去記事再掲します。
2009年03月31日 ブリーダーの見分け方〜ブリーダーのランクその1
http://kotavi2002.seesaa.net/article/116511289.html

2009年04月04日 ブリーダーの見分け方〜ブリーダーのランクその2
http://kotavi2002.seesaa.net/article/116708163.html

繰り返しますね。
こころざしが同じであればワタクシの意見で役に立つならどうぞどうぞっと考えるから
引用元を記さないネチケット違反くらいは何度もやられていますが見ないフリしています。
その情報が正しければ誰も困らないから。
改変されると「正しい情報」から外れる心配が高まります。
現に上記サイトでは根拠のない情報が上書きされている箇所がちらほら。
代表で引用抜粋しますと以下のようにトンでもないことになってます。
『マッチングサイトに登録が多いのが日本では「優良なブリーダー」として認識されていホビーブリーダーで、商売として販路の拡大を目指していないので簡単にアピールが出来る(上記の自分の)サイトで飼い主を募集 』

以前自分が作成した文章が、自分の知らない所で知らない相手によって、
作成時とは間逆の悪影響を撒き散らしかねないものに改変されたと知ったとき、
のワタクシの気持ち、わかってもらえますか?
話し合いを試みても当事者にはわかってもらえなかったので、記事にする以外方法がなくて。




ってか『yahoo知恵袋とかに書くのは賛否両論』???知恵袋利用者かよ(爆
posted by あきこ at 20:00 | Comment(21) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする