2018年08月20日

「ホビーブリーダーが大幅に減った」

終盤、声出して笑っちゃいました。太田さん毎度ながらGJです(笑


引用ここから
Yahoo! JAPANニュース

ペット業界の「ホビーブリーダー大幅減」という主張に根拠はあるか 「ホビーブリーダーの定義」とは?

太田匡彦 | 朝日新聞 記者
8/16(木) 18:01

『 5年に1度の動物愛護法の改正を控え、ペット関連の複数の業界団体がしきりに、「ホビーブリーダーが大幅に減った」という主張を展開している。
(中略)

 だが実は、「ホビーブリーダーが大幅に減った」という主張の根拠はあいまいなものだ。犬の血統証明書(血統書)発行団体である一般社団法人「ジャパンケネルクラブ(JKC)」のデータをもとに展開されている主張なのだが、そもそもJKCは、ホビーブリーダーとはどのような繁殖業者のことを指すのか、明確に定義していないのだ。
超党派で作る「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」(会長=尾辻秀久参院議員)が昨年5月22日に開催した動愛法改正プロジェクトチーム(PT)の会合で、そのことがよくわかる発言や質疑応答があったので、ここで紹介しておこうと思う。』

https://news.yahoo.co.jp/byline/ohtamasahiko/20180816-00093374/
引用おわり
※下線はワタクシ

やや長めですがまだの方はまずはリンク先のニュースを読んできてください。
読みましたね?(早いってw

ワタクシの意訳でまとめてみます。
どうやらJKCは、法規制が厳しすぎるから小規模犬生産販売業者が減ってしまったのだと。
つまり会員も血統書申請の頭数も減って、おらが収入も減っちまったでないかと。

しかも犬の保護団体が新たに対象になった第2種動物取扱業は10頭の犬を「取引」しても規制のゆるい届出制でズルイじゃないかと。
こちとら商売人は「年2回2匹以上」の犬を「取引」するだけなのに厳しくされて、
その影響で社会性が不足した子犬が流通しているんだぞと。

どこのパピーミルのお披露目会ですか?みたいなことになってます。
北海道弁でいうと、わやですね。わやくちゃ。


ニュースの一番最後にもあるように、
「ホビーブリーダーが減ったのは確かだけどホビーブリーダーの定義が存在しない」
のがJKCの公式見解なのですね。
『再三申し上げている通り、正確な定義を持ち合わせてございません。』
と〆られておりますから。

前理事長時代のJKCにはお世話になったのでお礼の一環として副理事長の代わりにワタクシが教えてさしあげましょうか。

だからそれバックヤードブリーダーだっつの(笑
んね?バックヤードブリーダーは良くないブリーダーっと広まっているのだから、
犬を売りたい業者が自分(たち)をそれだと言うわけがないでしょ。
バックヤードブリーダー連盟とか日本パピーミル協会ができるわけない、
ので見極めるためにそのブリーディングを一定の基準を元に評価するのがブリーダーの見分け方





それにしても「第2種」がズルイって。苦笑が爆笑になるわ    人気ブログランキング

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月16日

事例)素人繁殖への“待った”を理解できない愛犬家たち

ミクシー過去トピック発掘シリーズです。

2009年9月頃
mixiの“ミニチュアシュナウザー愛好会”コミュニティ

一言で言うと一般家庭での素人繁殖。
愛情たっぷり。子犬たちは心優しい“里親さん”にお譲り。とにかく優しげな雰囲気です。
犬種は当時も人気のミニシュナです。

愛犬が出産したんです〜かわいいでしょ〜的な無邪気な投稿
わあかわいい〜おめでとお〜悪気のない賛同
そこに紛れ込んだ空気を読まない駄犬が遠まわしに吠える
時代劇の撮影ですか?みたいな鉄板パターンです(笑

結局このケースは結果的に無許可の犬生産販売業で、
無邪気にあちこちに投稿=エサを撒いてお客を釣ってました。
この時点で4回連続出産だったようで、その後の記録はわかりません。


総コメント数160以上の全ページ表示のURL ※少し重いかも
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45918543&comm_id=14883&page=all

上と同じトピック コメント数50件ずつ表示スタイルの先頭
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45918543&comm_id=14883&page=1&from=first_page



今現在はこういうのは場所がないこともあって当時よりは減ってきていて、
替わりに保護犬ビジネスが台頭してますよね。なんの替わりだか。




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posted by あきこ at 22:00 | Comment(3) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月05日

ブリーダーの見分け方〜法令遵守度

コンプライアンスと呼ぶほうが今は通じるのでしょうか。

保護犬・殺処分問題・不適正飼育・遺伝病の蔓延問題。
犬たちが蒙り続けるあらかたの厳しい現実は、実は人々の善意が支えてしまっています。
どこか遠くに住む見知らぬ悪徳業者や無責任飼い主の断片情報から犯人像を想像しすぎて、
本当は見なければいけない、すぐ目の前にあるものを、見逃してしまうこともあります。

そういう流れで既存のルールからのブリーダーの良し悪しの見極め方を書いてみます。


Compl.jpg




狂犬病予防法
犬の所有者の義務である生涯一度の畜犬登録と年に一度の予防接種は、
「滅多に逮捕されない」的な身勝手で愚かしい考えで法を破る業者が多数蔓延っているので、
繁殖〜販売の責任者に必ず確認すべき重要事項で、その責任者は繁殖販売を兼ねる業者、
それぞれ別人、仲介業者も加わる、など幾通りかのパターンがあります。
しっかりしたショップだから大丈夫とか以前も買って問題がない、などと省略せずに、
犬を買うたびに都度確かめるのが正解でしょう。

ブリーダーから犬を直に買う人は犬舎見学の際に法対象全頭分の鑑札と注射済票を見せてもらい、
ヒトへの狂犬病感染を防止するために、犬への接種が所有者の義務である狂犬病予防ワクチンで、
その犬が副反応を起こす可能性をさげるために、食物や皮膚炎その他アレルギーの発症が無く、
受けた全ての予防接種で副反応による事故が出ていない血統の子犬を買えるなら安心ですね。
繁殖相談の場でもよく見かける「血統を遡って調べる」とはこういうことを指します。

副反応の症状が同じでも原因が複数だったりするので絶対的な保障でないのは当然ですが、
ただ、その配慮がなされた繁殖で生まれた子犬とそうでない子犬の両方がいることと、
欲しいときにほとんど待たずに買える子犬はすべて後者という点に、少し目を向けてください。


狂犬病予防法は人間を保護するための決まりなので、特に人間に被害がない期間の今、
動きが鈍い古臭い法律だとする浅慮なネット情報があふれていますが、
だからと言ってコンプライアンス違反に問われなくても充分非常識な話です。

ペットショップやその他の仲介業者を通すにしても直販と同じことができます。
動物取扱業はそのための規制ですので遠慮なく動物取扱責任者に質問して、
守るべきルールが当たり前に守られているかの確認をし、言質を取られるとよろしいかと。
個体のアナフィラキシーのように他にも様々な要因に影響される生き物の身体とは違って、
ある時点で順法なのか違法なのかという点は白黒ハッキリさせられますよね。


化製場法
前回の動愛法改正時に盛り込まれてからようやく認知度があがってきました。
飼育でも展示でも犬の数が多いと排泄物や抜け毛など衛生的な面が只事じゃなくなってくるので、
人のいる地域で目安として10頭以上の犬を置くには許可がいります。
けっこう古くからある決まりで、ワタクシが気付いた時には今と同じ感じでした。

直接見学の場合は犬舎が化製場法の対象なのかと、そうなら許可証の確認をしましょう。
ペットショップやその他仲介を経由する場合は狂犬病法とこれも同じく、
ショップなり仲介サイトなりの登録を受けている責任者に、
コンプライアンスへの対応が適正な生産業者との取引であるのかを堂々と尋ねましょう。
適正な相手から仕入れなきゃダメですよっとせっかく法整備されたので、
買い手側もきちんとすべき所はきちんとしましょう。

ペットショップ自体も化製場法の対象で、すでに許可証を持っていることがありますが、
それと生産場が許可を受けているかどうかは無論別なことです。ご注意を。


動物愛護法
終生飼養と繁殖制限は、その犬の所有者の職業や業種によって左右されることはありませんので、
子犬を生産して売るのが商売の業者といえど、繁殖引退相当の高齢犬だろうが、
1頭の犬を一生涯適切に飼育する義務があります。ふつうの飼い主と変わりなく。
前回の法改正で若干エキセントリックな見解が含まれてしまいまして、
要約すると業者が飼えないなら捨てるのはダメだから仲良しの愛護団体に頼めば?
という実にアホなことになってしまっています。まあそれはそうと。

繁殖制限についても要約すると、子犬がどんどん売り物になればいいけど、
売れ残りがたくさん出るようなら一旦休みなよ?くらいのアホさです。
そういう背景が犬の引き取り屋や保護犬ビジネスを発生させています。

8週齢規制のような注目度の高い話題の影に隠れていますが(嫌味です)、
これ↓の方がよくぞ改正してくれた・・!っと思いました。
『動物関係法令違反時の扱いに関し、化製場法、狂犬病予防法、種の保存法等
違反が、第一種動物取扱業に係る登録拒否及び登録取消事由に追加された』

立法と調査 2012.11 No.334(参議院事務局企画調整室編集・発行)(pdf)

なぜかと申しますと公益通報者保護法において通報の対象となる法律
(国民の生命、身体、財産等の保護にかかわる法律)に、
化製場等に関する法律と狂犬病予防法の両方が含まれているからです。
公益通報者保護法に関しては消費者庁でご確認ください。
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_system/whisleblower_protection_system/overview/

通報の成果がどれくらい影響しているかはもちろん外野には不明ですが、
業の登録取り消しまで行ったケース自体は数えるくらいしかなかったと思いました。
(延べ数にしたら国内のシリアスブリーダーの総数より少ないよw)
中環審動物愛護部会の添付資料で見た気がするけどメモッてないしめんどくsゲフン
探したらまとめを公開してくれてるサイトがありました!
一部、だと思うけど(思いたいけど)
PEACEさん『<資料>第一種動物取扱業の業務停止・登録取消処分事例』
http://animals-peace.net/animal_law/case.html

ちなみにワタクシはもっと規制の強化を!とはあまり思っていません。
うまく言えない気しかしないけど・・
どんなに悪質な業者でも現役の登録拒否や登録取消や業務停止命令などは、
今のぬるいくらいの規制でちょうどいいのかもしれません。
人を裁いたり罰したり強い力を動物愛護法に望みすぎると愛誤まっしぐらかと。

そう考えているので先日の記事でご紹介した東京ゼロキャンペーンのような、
ネームバリューのある芸能人の人たちは派手な規制強化の運動を新規で宣伝するより、
地味だけどすでにそこにあって使いこなせば価値があるものを見てくれるといいのに。
だって、その「この案の方がイイからこっちを設立しよう!」運動より、
狂犬病予防法を業者に徹底させられりゃ4分の3は一掃できちゃいますっと思いますが、
あー。止めておきます(笑


この記事は、次の犬もペットショップで子犬を買えばいいというご主人に、
今の日本のその常識はあまりよいものではないから保護犬を迎えたい奥様から、
ちょっとご相談を受けたお話が元になりました。
日曜日の朝、お父さんが軽く目を通す短い読み物、を目指しはしましたがさて。






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posted by あきこ at 08:30 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月03日

犬のシリアスブリーダーとは

犬のブリーダーを動愛法が認めた専門の動物取扱業者だと考えているなら、
繁殖させた子犬を売るのが仕事のブリーダーならば基本的にほぼ全員が、
そもそも業者自身が自分を良い繁殖者だとしか言わないものです。
良くない点まで良いのだと業者自身がウソをつく場面もあるけれど、
実際は悪気無く知識無くやらかしてしまう方が多い印象をワタクシは持っています。

飼い主さんの方はブリーダーやショップの人は専門的なプロだと思うから、
知識が全然足りずにまともなシリアスブリーディングができていない、
なんてことに最初は気付けなくて当然なのです。ふつう夢にも思いません。

だからどちらの事情も知る人々が、すべては気の毒な犬たちの増加を防ぎたくて、
ブリーダーの見分け方、ブリーディングの見極め方、なんて表現で、
ブリーダーの種類というかランク分けを各々説明したり語ったりしています。

つまり最初からこの問題は業者側の言い分に一部でも説得されるようじゃダメなんですよ。
プロがそう言うから間違いないはず、という前提こそが間違いってか諸悪の根源。
両方の言い分を公平に〜とかも一見正当そうに思えてもまるで意味がないことなのです。
買い手側になる一般飼い主の皆さん、だまされないでください。
見極めるのに、見極められる側の都合を重視した主張に納得してどうするの。

似通った名称と趣旨の業者の集まりは定期的に発生していて、こちらはもう何件めでしょうね。
シリアスブリーダー専門日本ブリーダーガイド
ツッコミどころはたくさんありますがとりあえず重要なのはこれ
『シリアスブリーダーは、一般的には“ブリーダー”で通っていますが、 全国に約2万犬舎あるブリーダーのなかで5%未満しか存在しないと言われています。』
根拠がないとしか言えない数字なのですが、この道のプロが書くならそうに違いない!
みたいな勢いでいつもの無許可リライト軍団がアホ面さらして並んでてため息しか出ない。。

引用先のまとめサイトの日付から『約2万犬舎』はH25年度の第一種動取事業所数(販売)21,715を指していると考えるのが妥当そうですが2万の5パーって千ですよね。1,000?
いっせんにん弱?1千近い犬舎?
いないいないいるわけないそんな大量に犬の

シリアスブリーダーがこの国に??ここ日本よ?

それ犬を出す・ショーで見かけるショー鰤の総数くらいだし。




失礼。驚いて取り乱しました。ケタが違うっつの。なんなら2つ。
これって本当に自称シリアスでーす、の証明みたいになってませんかね?心配だわ。
ワタクシの友人知人内ではシリアスホビーは5人いるかいないかですが、
どなたも自分をシリアスブリーダーだと自慢するような真似はしませんし、
そんなネーミングのサークルに参加して交配犬やら里親系?放棄はあり得ない。


売り手は原則として動物取扱業者、それで利益を得たい側。
買い手は一般飼い主。犬を飼うために買う側。の一般論です。
視点をどこに置くかでずいぶん違うのは誰でもわかることではありますが、
売り手側の我欲による身勝手さと買い手側の愛護精神の高ぶりが衝突すると、
いつまで経っても相容れず、犬たちにとって受難の時代はまだまだ続くということです。

飼い主さんは動物愛護に敏感だと犬で利益を得たい業者が憎々しく思えるかもですが、
誰だってお金がなければ生活できませんからまずは落ち着いて。
「営利目的」を必要以上に毛嫌いしないで、冷静に受け止めてみましょ。


シリアスブリーディングとは

近年の先進諸国での犬の繁殖は、芸術と科学の融合という表現がわかりやすいです。
ここで言う芸術は当然人間の基準での美醜といった上辺の話ではありません。
語り尽くせないくらい犬種によってさまざまな例が存在しますが、
誤解を恐れずに簡潔に書くなら犬の健全な魂は健全な肉体に宿るということと、
すでに広くなされている犬の繁殖に、その時点での高水準の科学的な根拠を取り入れて、
生き物のDNAの継承に対し、より真摯に責任を自覚するブリーディング姿勢、です。


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正しくは、1回の繁殖をシリアスなブリーディングかどうか評価すべき。
そうであってもそれだけでその繁殖者がシリアスブリーダー決定でもない。
次回の組み合わせや別の所有犬の繁殖の評価を個別に判断すべきだから。
都合の良い検査結果の看板犬を前面に出して宣伝していても、
他の在舎犬の血縁の度合いや病気の種類によっては無関係にもなるし、
ARの遺伝子検査以外は当然1頭ずつ必要(関節や内臓や血液や他多数)。
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調べればたくさん実例が出てくるでしょうがワタクシが今パッと用意できるのはこの本
犬の行動学 (中公文庫)
犬の行動学 (中公文庫)

優れた観察力と緻密な描写でローレンツ博士をも感心させたトルムラー、の著書です。
舞台は旧西ドイツ。 第五章 純血種としての犬 より以下一部引用します。
『遺伝疾患と闘うには

1973年、ドルトムントで開催された世界犬学会議で、表題の件に関してギーセン大学飼育遺伝衛生病理学研究所のゲオルグ・ウィルヘルム・リーク教授による非常に興味深い発表を拝聴しました。
この報告はおそらく、多数の犬の愛好家、繁殖所管理者たちの髪を逆立てたに違いありません。しかし、まったくのところ、この報告によって、犬を真面目に考えようとするなら、今まで考えていたよりはるかに沢山の責任感、知識、仕事が必要なのだ、と突然人々は知ることになったのです。

犬における遺伝疾患との闘いに勝利をおさめるためには、犬の繁殖に多少ともかかわっている者は次の九項目を常に念頭におかねばならない、とこの報告は述べています。』
九項目の詳細は書籍にて各自ご確認ください。ヒントを申し上げると2018年の現在と基本は同じです。まとめ部分を再掲しますね。
その時点での高水準の科学的な根拠を取り入れて、より真摯に繁殖に向き合う。
遺伝子検査のあるなしじゃないんですよ。少なくとも前世紀から世界で推奨される意識は。


日本の繁殖者もちゃんとその時代欧米諸国と交流も取引もやってはいたので方法を知らなかったわけではないのです。
ついでに独自路線の大量生産業者も当時から並行してて、そっちがメインになっただけです。

それと、もう1例。アメリカでOFAが設立されたのが1966年、これはHPを見ればわかります。
https://www.ofa.org/
遺伝性疾患の股関節形成不全をなんとか減らそうという趣旨でスタートしてまる51年ですよ。
今も犬の遺伝病のデータベースの本家本元として質の高い有益な情報を発信し続けています。

誰に勧められずとも犬種を想って繁殖に向き合えば目に映る健康不健康よりも見えない遺伝子を見つける必要性に気付くものなのです。
連鎖、、でもないけれど自然に繁殖の評価を求める部分がショー出陳とCh完成の流れを作り、
同じオスメスで繁殖を繰り返さない、メスは生涯3回出産でも多いくらい、
マイクロチップ普及前はタトゥーで個体識別の証明、公開データの意義を、、etc、etc、、

自称シリアスには後半は理解不能だろうなぁと諦めながら書いてしまいましたので暗いですね。





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posted by あきこ at 04:00 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月23日

可能な限り根絶する努力/後編

人間が動物を繁殖することは大昔から世界中でおこなわれています。
妊娠や出産は素晴らしい・おめでたい・喜ばしい・といたプラスの印象を抱きやすく、
実際に子犬というものはそれはそれは可愛らしいもので、
ただ歩くだけで千・万単位の人間を瞬時に笑顔に変える魔力をも持つ特別な生き物。

この記事は前後編仕立てです。
2017年12月21日 可能な限り根絶する努力/前編
http://kotavi2002.seesaa.net/article/455676441.html

まずは前回のつづきから。
親犬から子犬に遺伝する犬の遺伝性疾患
の発症する組み合わせの結果はふつう確率の問題なのですが、
そうするとその繁殖(そのときの交配)自体は発症する組み合わせでも、
遺伝病を発症する犬と発症しない犬が同時に生まれるわけです。当然ですよね。

ひっじょーーーに残念なことに一般の飼い主さんが接する犬のブリーダーは、
生産した犬を売るためだけに言われるままDNA登録をし血統書を用意し業者登録をし、
遺伝子検査を1つか2つ済ませればシリアスブリーダーになれたと勘違いする程度の、
遺伝の基礎的な部分すら理解できていないのにそのことに気づいてもいない、
要は遺伝病を避ける組み合わせに到達できていない人がかなり多いです。

mixi経由・その他で知ってしまった自称ブリーダーは10人中11人がそんなんでしたし、
このブログでもときどきそれっぽい例が自然に湧いてしまって苦笑するばかりです。
どのコメントと示しませんがご本人たちはどこがどう頓珍漢なのかぜんぜんお気づきでなく、
ワタクシの人生経験によると初期から勘違いな自称シリアスさんはいつまでもそのままです。

そんな背景もあって「遺伝病を発症する犬と発症しない犬が同時に生まれること」を、
単に運不運で片付けたり、お星様になって見守ってくれるのと突然ポエムに走ったり、
遺伝病を発症しない犬→元気・健康→ハッ!遺伝じゃない(●´艸`)ムフフ
のような獣医学的根拠の無い辻褄の合わない摩訶不思議な三段論法を編み出して、
いや遺伝病なんだから両親犬(猫)と兄弟姉妹犬(猫)の繁殖も止めるべき、
なんて助言しようものならブジョクダードロボウイウナーメイヨキソンダーサクージョダーなど大騒ぎ(呆

犬の遺伝病を根絶する努力をした方がいいことはわかってはいるが、
だからって数十〜数百種類の遺伝病を発症する犬が生まれない組み合わせの繁殖をしないのは、
子犬の売れ行きに響くから。できない・しない・したくない。
育種ができていないと言うか、結局は子犬の売り上げがその繁殖の主目的なら、
ブリーディングじゃないしブリーダーじゃない。生産販売業者さん。
「ブリーダーの見分け方」なんかはそのために書いたものなんだけど、
犬で商売をしたくてたまらない人間にはどう説明しても無駄な気がします。

発症する組み合わせを選んだ事実を認めなければブリーダーとしては前に進まないのに。
ぶりぃだぁが隠すのは風評被害と捉えるから。遺伝病が出た→悪徳・悪質・さあ大変!


また、営利目的で繁殖販売する業者がお金儲けをするのが諸悪の根源だ、
のように感じられることもあるかもしれませんが、買う側も同罪なんですよ。
どちらにも愛はある。道徳心も他者への配慮も揃っていて、足りないのはいつでも知識。

で、犬のブリーディングとは以上の遺伝病の病気に関する遺伝子の他に、
攻撃性のない性格、ヒトへの攻撃に転じることのない落ち着きのある性質を筆頭に、
ごくふつうに楽しく幸せな日常生活を送ることのできる基礎、
たとえば苦手なものや嫌いなものが少ないか無い性質を選ぶなど。
性格が良くても体に不調があったりするとそれが他者への攻撃になったりするので、
○○病と病名が無くてもお腹が弱めの犬を“個性”と片付けることは少ない。

皆さん一度は聞いたことがあると思いますが「ブリーダーとは犬種の番人である」
とは犬種を品種として守る=番をすることを指しています。
1頭の犬は10数年でこの世を去ってしまうのだからただ個体を見張るだけでは番にならなくて代替わりさせる必要がある。代の更新。
この部分もきちんと説明できたらいいのですが、長くて飽きてきちゃいました。
そのうち忘れなければ記事にしますね。
犬種の番人とはスタンダードにこだわる人とか基準どおりの犬を美しいと崇めるわけではない。




重い遺伝病だからダメという短絡的思考についても。

posted by あきこ at 22:00 | Comment(2) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月19日

テレゴニー

テレゴニー telegony とは紀元前の昔から人々の間で語り継がれ、
かのアリストテレスのお気に入りの考え方としても名高い、ある理論の名称ですが、
呼び方は初耳かもしれないけれどどういう理論かは、
犬飼いさんのほとんどがご存知かと思います。

純血種のメス犬は一度でも雑種の子を産むと雑種になる(雑種として扱う)、
一度他犬種の子を生んだメス犬は以降は雑種しか産めなくなる、
のような説のことです。

ワタクシが犬の繁殖関連でこの説を最初に耳にしたのは10代のころでして、
真顔でそう力説する大人に正面きって口ごたえこそしなかったものの、
このおっさんブリーダーなのにそんな非科学的なことを本気で信じているのか!
と驚いたのをまだ覚えています。和犬の繁殖を手がけて20年、とかの人。
昭和ですから犬以外でも動物の出産や子育てつまり繁殖を今より間近で見る機会が多く、
遺伝学の学問上の特別な知識がなくてもそれは違うと肌で感じられる時代だったのに、
注意して確認してみると頑なに信じている犬のブリーダーが結構いました。

今のこの時代では頭から信じている人はさすがにいないとは思いたいですが、
「うちの柴犬が去年隣家のコーギーの子を産んだけど、
次に柴犬と掛けたとしたらコーギー雑種は産まれないです、よ、ね・・?」
程度ならワタクシはここ10年くらいの間に年1〜2回ペースでご質問をお受けしています。
迷信だとは思うけど念のために確認したい、といった意味合いで。
たまに「もしコーギー雑種が産まれたとしても1匹とかですよね?」みたいな、
人間の発想の可能性を感じ取る哲学なのかこれは!?的な笑い話があったり。

ただ、テレゴニーが科学的に確認されたと言えるかは微妙ですが、
迷信だ&あり得ない!と言い切るにはちょっと、、な例があるにはあるんですよ。
ワタクシの大好きなナショジオの記事をご紹介します。

ハエは最初の交尾が子供の大きさを左右
ナショナル ジオグラフィック 2014.09.29
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9780/

子犬には父犬と母犬がいて、両親犬が遺伝子を半分ずつ出し合って、
両親犬とは別な遺伝子型を持った新しい生命として誕生しますよね。
子犬は両親犬の遺伝情報のとおりに受精し発生し胎子として育ちますが、
胎内での発育中に母犬の栄養状態がよくなかったりすると、
正常に発育するはずの遺伝情報があってもうまく育たなくなりますよね。
この当たり前の現象が「環境要因」です。
ただし、胎児の発育には環境因子も影響を及ぼす。子宮の中でタバコ(人の場合) などの化学物質にさらされることなどだ。

「Ecology Letters」誌に発表された研究論文によれば、ハエの場合、精液が子供の大きさを左右する環境因子で あり、精液の持ち主であるオスと子供に血縁があるかどうかは無関係だという。


というわけで、もしかしたらハエ以外の生き物にもこういうことがあるかもしれない、
他の生き物でもこれから科学的な証明がされるかもしれない、
だったら犬だって昔からそうと思える例があるかもしれないと言う人がいるのだから、

って考えられると思いますか?


ワタクシはこれを読ませていただいても、
ハエにそういう現象があるのはよくわかったけど、

だからって犬にテレゴニーが起こるわけないじゃん

と結論します(笑



とくにブリーダーを名乗るならこれを信じたい人はアブない気しかしません

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月04日

スタンダードにこだわれバカめが

1つ前の記事の続きです。
タイトルがほんのちょっと変わったかもしれません。

脛骨形成不全という後肢の骨の成長が不完全な遺伝性疾患、
成長障害が起こるのが一部分なため内反変形してしまう。
素人レベルな繁殖で発症犬を増やしたり、
整形専門でもない獣医に「軽度」と言わせてその言葉にすがって、
外科治療の可能性を考えることすら放棄したりな繊細な飼い主さんが多いようで。

文章だけだとわからないからお写真引用させていただきます。
http://rurunhikaru.blog79.fc2.com/
ミニチュアダックスるるん&りとわとの生活さん
P4070017.jpg

↑親犬(母犬)後肢がすでにおかしい。出産は帝王切開。子は2頭で1頭は死産。あーあ。
画像出典;http://rurunhikaru.blog79.fc2.com/

P7147290.jpg

子 脛骨形成不全症、停留精巣。 
画像出典;http://rurunhikaru.blog79.fc2.com/

昨日の記事の画像のような骨格構成のほんのサワリだけでも知っていれば、
こういう座りかたをするダックスは繁殖上では要注意黄色信号が点滅中だと、
中学生くらいでも気付くものなのに、愛の名の下に真実は霧の中。


上記とは別の方のブログ
https://ameblo.jp/shiori724/entry-12318899773.html
脛骨形成不全症の発症犬の歩行時動画があります。
犬の遺伝病を気の毒に思ったり減らしたいと考える方はぜひ見ておいてください。
で、できれば覚えておいてください。
「歩きかたがちょっと変」=骨格になんらかのトラブルがある、です。基本的に。

この人妙に繊細なんでここでリンクしてるの知ったらブログ閉鎖でもしそうですが、
犬が可哀想だって話をしてるんだっつの。あんたのことは誰も気にしてないから。


もう1件別ブログ
http://pukihouse.blog95.fc2.com/blog-entry-61.html
繁殖した子犬が譲った先で脛骨形成不全症を発症したとのこと。
あまりにも素人考えをこじらせた己の正当化を引用させていただきます。
もしかして遺伝性の病気なのでは?と心配になり、かかりつけの獣医さんに相談しました。
でも遺伝子の検査をしてわかるのかどうかまだわからないと言われ、わかったら検査して欲しいと頼みました。

もし遺伝的なことが原因でぽぽちゃんがこの病気になってしまったのなら、それは私の責任です。
今いる子犬たちも売ることはできないし、ミントちゃんとシャープくんで繁殖することもできません。

でもぽぽちゃんの飼い主さんが主治医の先生に聞いてくれたそうです。
この症例はミニチュアダックスフンドという犬種全部がそういうことを発症しやすい遺伝子を持っているとのことです。
生後2ヶ月では決してわからないし、遺伝子をいくら調べてもわからないそうです。

『犬種全部がそういうことを発症しやすい遺伝子を持っている』持ってねーよ。
『遺伝子をいくら調べてもわからない』骨格見りゃわかるんだよ。

たぶん「遺伝子検査」って言葉だけが独り歩きしてるのでしょうね。
遺伝病は遺伝子検査でわかるもの、的な。
遺伝子検査で判明する遺伝病の因子は数百分の一だよってば。


低いレベルの繁殖がまかり通る不思議ワンダーランドジャパンにようこそ、みたいな話なんですよ。
犬が住んでいる部屋が清潔で繁殖者に愛があれば乱繁殖ではないという勘違いが、
歩くというごくふつうの行動ですら頑張らないとできない犬を誕生させまくる。
「悪徳ブリーダー」とか地獄に堕ちろみたく言う人がたまにいますが、
地獄に行くべきは本当は誰なんでしょうね。っとワタクシなら思います。



「繁殖」に必要なものは?愛情と知識、どっちがだーいじ?
posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月03日

スタンダードにこだわらないと

悲しい結果になりがちなんですよ実際。最終的には。

ダックスフントとダックス系雑種に今もまだ増えている遺伝病、
脛骨形成不全とか脛骨異形成症という病名の、
後肢のスネの骨の成長の障害。
脛骨はけいこつと読むので頚骨(クビ)とそれはそれは間違いやすいですのでご注意を。

詳細は日本語の獣医さんの症例まとめを探すといいです。
こんなのとかけっこうあります。
ライフサイエンス統合データベースセンターにあったpdf
脛骨異形成症に対する変形矯正手術 アサヒペットクリニックさんの獣医師による文章
http://yokou.dbcls.jp/pdf/2007/200705337900013.pdf
(獣医さん原因究明をいろいろがんばったみたいですが。骨格ってそもそも顕性が基本ですw)

この病気に限ったことではありませんが、健康的な骨格以外をハネるために、
ドッグショーの歩様審査や触審なんかが存在するのですが、
何回言ってもどこに書いてもなかなか一般飼い主さんにわかってもらえません。

たとえばネット上のどこかで歩様は健全性のために気にする必要があると書けば、
自分はスタンダードにこだわらない、犬なら全て愛せるなどと斜め後方から返事をよこし、
そうじゃなくて不便な体を持たされて不幸な生活を送る犬を減らそうと言えば、
どこで出会っても愛犬は大事な家族と返す。
頓珍漢すぎて会話が成り立たないことが多々あります。
ふぅ。
ワタクシはそんなことくらいではメゲはしないけど、疲れます(笑

ハイ久しぶりな炸裂画伯の作品です。横から見た下半身。
leg.jpg


ダックスのスタンダードのごくごく一部をご紹介するための図です。
背骨とシッポはなくても良かったんですけどね。位置確認のために書き入れました。
寛骨ってのは骨盤です。
赤い1本の斜線は地面に対して45度、
寛骨と大腿骨のつなぎ目部分にある赤いひし形の部分の角度は90度、
脛骨(と腓骨)=下腿骨は寛骨の角度と平行、
大腿骨に対して下腿骨はやや長い。

というルールがすでにあって、まともなっていうかふつうは重視されているんです。
世界中で。
「スタンダード」を毛色や体重って思い込んだ乱繁殖者ども以外は。

ダメだ、書いてて疲労感しかない。書き足りないけど投稿しちゃいます。
ああむなしい。




ダックスフントとして生まれる=・・・・・・。
posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月31日

子犬の異常〜購入時

たぶん最近の検索ワードより
(検索ワードがほとんど機能しなくなったけどたまに機能するので寄せ集め)

・まだ立てない子犬 2ヶ月

どうやらブリーダー(ケッ)が「この子は未熟児で生まれたから成長がゆっくり」
とかってバカなことをほざくケースがあるらしいです。
そしてそれを信じて買ってしまうケースとかも。

信じられないなにそのホラー。

そこで自分が買わなければこの子の命は無かった・・!っと己に酔う人もいますが、
酔っ払いすぎで周囲に多大な迷惑をかけていることに気づいてください。
その子犬を心から心配し大切に思うならば、そのアホ繁殖者が育てるのを見張ってください。
子犬を引き取っちゃダメです。そいつにケツ拭かせて。
じゃないとそいつはいつまでたってもわからず、また生後2ヶ月で足腰の立たない犬を生産しますよ。

引き取って自分で面倒見るほうがラクだけど、ラクなほうに逃げちゃダメ。
新たな犠牲の誕生の手助けをしちゃダメですよ。
正常な子犬は犬種に関わらず生後3週目から歩き始めます。
それまで腹ばいで這うだけだったのが腹を床から離して四肢で進むことが「歩く」です。
少なくとも4週に入っても歩けない子犬は異常なんですよ。
2ヶ月とかその倍じゃんよ。


・子犬の歯が生える時期 遅い

歩かないのと同じくらい充分に異常なので気をつけてください。
小型〜中型犬の子犬の乳歯は生後3ヶ月までに28本生えそろうのが正常です。
(大型犬はワタクシ自身の目で確認した実例が少なすぎるので省略)
数週間のズレはなんとか許容されても月単位の遅れは異常でしかないです。
生え方は下の前歯 →上の前歯 →下の奥歯 →上の奥歯 →下の犬歯 →上の犬歯の順。
ってか生えそろった瞬間に永久歯への生え変わりが始まります。

「繁殖の観点での異常」を生まれてきてはイケナイ命!?のように勝手に思い込む人がいます。
のでめんどくさいから書いておきますがそうじゃありません。
正常期間内に正常な本数の歯が生えない犬は繁殖に向かない犬なだけです。守ってください。
他のどの面がすばらしくても、歯の問題は犬の繁殖においてはかなり重く見る必要があるから。


・子犬 まだ毛が生え揃わない

それって単純にヤバイです。犬は毛が生えそろってから生まれてくる動物ですから、
「まだそろわない」という状況があるわけがないんです。
だまされないでください。


hh.jpg

ハッピーハロウィン(この写真何年使うつもりw)



来月も更新がんばるつもり。チカラ尽きるまではやる気だけはあるんだよ・・
posted by あきこ at 20:00 | Comment(4) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月15日

無理な繁殖 vol.6


無理な繁殖ってなんなんだろう?についていくつか記事を書いたので、
今度はじゃあダメじゃない繁殖ってあるのかな、みたいなことを。
なんて簡単に話が進めばなんてことないんだけどね。
犬の繁殖とは、飼育というか犬とヒトとの暮らしそのものの集大成であり、また原点なんです。
実は。
だからこそ今までにも何度か触れているとおり、助産の技術みたいなものはさほど重要ではなくて。

このへんをワタクシのアタマのレベルではうまいこと簡潔に説明しにくいので(アホだから)、
みなさんからいただくコメントやリクエストがあればあるほどありがたいんです。
犬の繁殖のことを何年も考え続け(ってなんかいやらしい雰囲気・・)ていない人は、
どの点が疑問だったりどういう経験や思考で自家繁殖を決行しちゃうのかが、
繁殖について考え続けている(もういいや、いやらしくて)ワタクシには漠然としてて、
それでなんとなくわかったようであやふやな一般論にはしたくなくて上から目線の紋切り型になってます。
まあいいか。

えー、助産の技術・産婆のノウハウみたいな事柄が犬の繁殖の勉強につきものと思われがちです。
有名なところでへその緒の処置の仕方あたりでしょうか。
正常な分娩では1頭の胎児が娩出された直後〜わりとすぐにその新生仔の胎盤もずるんと出てくるので、
胎盤が子犬のへその緒とつながったまま母犬の体外に出てからほんの数センチ残して切るとかの。
切る前にどんな糸でどこをどう縛るかとか縛ってから何でどう切断するのかの手順は覚えても、
仕組みそのものがイマイチな人がとても多いので、胎盤娩出前に縛ってみたり切ってみたり、
母犬が自然に噛み切った後に糸で縛ってみたり、切り取った胎盤側を消毒したなんて話もたまにある。
そしてプロもアマも猫も杓子も何が何でも動物病院へ駆け込むのが最良と信じてみたり。

へその緒の処理の仕方なんて知らなくてもいいくらいの分野なんです。人間は。
正常な出産をおこなう正常な母犬が驚くほど自然に済ませてしまいますから。
あえて過激な表現をするなら自分で産んだ新生仔のへその緒の処理ができないメス犬ならば、
その後繁殖すべきではないしその腹から出た子犬も繁殖に適さないし当然繁殖させないようにする、
人工的な環境で暮らさせてはいるが種の生命力は維持しなきゃいかんだろってことです。

この部分にすら「ウチの子の赤ちゃんが!」なお花畑風味の感情を寄せてしまうと簡単に乱繁殖。
いわゆる素人繁殖の脳内は多くがお花畑、なんとブリーダー(ケッ)の大半もそうなんですよ。
ブリーダーを自称する人たちと会って話せば話すほど実感します。お花畑だと。
へその緒の流れで言うならその処置は見事な人が多いです。
100グラム強ほどの新生仔の皮膚から0.7ミリ地点を手早く器用に縛ってチョキンと。
母犬がその様子を気にもせず自分のオマタのみに集中しててもこれまた気にもしないで、
その正確さとスピード感がザ★ブリーダーの仕事だ、的な雰囲気すら漂わせ。

違うんですよ。
アンタのはそれ子犬の生産と販売って意味で仕事がブリーダーだろってね。
あーあ。漠然としてますねー(へるぷみー)。でも続くけどね、たぶん。





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posted by あきこ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする