多いんですよ
去勢のメリット、デメリット
手術の効果、失敗
去勢後の管理、変化
で検索してたどり着く方々が。
ワタクシはこのことについて
たいした記事は書いてないんで参考にはなってないと思いますよ。
って。
それだけではあんまりなので、
うちの場合で気付いたことをひとつふたつ。
注意:手術をするかしないかお悩みのかただけお読みくださいね。 オス犬の去勢は、
しないほうが可哀相です 病気でもないのに体にメスを入れる・・
病気になってから間に合うこともあるけど、遅いことも多いんです。
ワタクシ自身が統計上の数字を出せないことがもどかしいですが、
大切にされて長く生きるほど、犬はいろいろな病気に罹ります。
歳をとって、病気に罹って、弱っているときに行う手術と
若くて健康なときの生殖器除去手術。回復はどちらが早いか。
麻酔の事故が心配
正体のわからないものを恐れている人がほとんどではないですか?
どんな麻酔方法があるか調べてはみましたか?
人の医療もそうですが、医者任せにしないことが大切では。
性格が変わる、マーキングやマウンティングの増減?
本質的な性格なんて、何を取ったってつけたって変わりゃーしません。
よく聞くことのひとつに、タマを取り去ると、
男らしさが無くなるので大人しくなる、優しい性格に変わるなんてのがあります。
違いますってば。「変わった」と感じることのすべてが
子孫を残す本能に由来することだったんです。
性格が変わったと思えるのなら、その犬は去勢してあげて大正解だったと言えます。
だって、子孫を残せないのに、その機能だけがあるって・・。
周りにメス犬がいないから大丈夫ってわけでもありません。
特に、人間だけに囲まれて暮らしている犬は
本能の命じるままに、その思いを人間やぬいぐるみなどにぶつけます。
飼い主が気付いていないだけ、あるいは可愛らしい行動と勘違いしているだけで
けっこう多くの犬がストレスを溜めていることでしょう。
社会化に失敗した犬は、犬を同族とは考えずひたすら人間に恋する子もいます。
マーキングやマウンティングの増減・・
普通、一旦は減ります。
普通でない場合は手術によるホルモンの減少期と
犬自身の成長期がすれ違った時期かもしれないし
手術だけで減少するはずと、躾を怠ったのかもしれません。
未去勢の犬をチカラ技で押さえつけるマーキング防止の躾と
去勢したんだから、この態度で当然でしょと正々堂々と挑む躾。
多分、内容は違いますよね。
飼い主は愛犬の保護者ですから、まず愛犬の痛いことや苦しいこと等の
不快な状況を取り去ってやらなければ、、、と思います。
快適な環境に置いてあげた上で初めて、
人の社会で暮らすルールを教えてあげることが 犬の躾 です。
去勢手術後、うちの小太郎はエリザベスカラーなしでしたよ。
獣医さんに持って行きますかと聞かれましたが
「多分必要ありません」と断りました。
帰宅後、数回縫合糸のあたりに口を持っていきましたが
その都度「ダメ」と言って止めて気をそらしてやりましたので。
散歩も、何かに傷口が触れないよう注意して
当日からとことこ歩いて済ませましたし
排尿排便も、もし躊躇する様子なら我慢させてコマンドでさせようと
その時のために「ちっこ」で出来るようにしていましたが、
たいした問題なく済んでしまいました。
小太郎の場合は4針縫って、1週間後に抜糸でした。
タマは2ヵ月くらいかけて徐々にしぼんでいきました。
もともと攻撃性のかけらも無いので、変化した点はありません。
と、淡々と書いていますが・・
手術日は眠れませんでしたよ。ワタクシが。
1泊の入院で、迎えに行った時なんか涙も出ましたし (笑)。
ねっ、こたちゃん♪