2017年11月29日

ホワイトミニピンの噂

アルビノ同士の掛け合わせって大丈夫だとは思えないけど大丈夫なんですか?
アルビノ×アルビノでホワイトミニピンが…という記事を見かけた、
といった感じのコメントをいただきまして、わからないなりに検証してみました。

その他情報
twitterで見かけた内容なので発信者に確認しました。
http://idolkido.web.fc2.com/
ちゃんとしたアルビノではないのかも。
ボラ仲間さんが保護者したそうで
「アルビノなので耳が聞こえない」と仰っていたとか。マールじゃないのか…と思った次第です。

----- -----
----- -----

アルビノとは皆さんもご存知のように先天的なメラニンの欠損を言うので、
絶対に真っ白でなければならないわけではなく、部分アルビノなども存在します。
いろんな生き物で遥か昔から知られてますよね。
犬の場合も全身から部分までアルビノの程度はさまざまですが、
全身アルビノの犬は寿命を全うできないケースがわりとあるようで、
毛色の種類が豊富な動物種のわりにはアルビノ個体はほとんど見かけません。
albino_rottweiler_picture.jpg
White-Doberman-DuchessVanBee.jpg

画像出典;http://www.ruffingtonpost.com/beautiful-albino-rottweiler/
上がロットで下がドーベルマン。


次に部分アルビノを考えてみましょう。

151.10.12b_minipin_whitechocotan_osu2_a.jpg

画像出典;http://idolkido.web.fc2.com/item_minipin.html
この写真は「ホワイト、イザベラ&タン」という毛色の呼び名を付けられたミニピンとのこと。
マールにも思えるけどちょっと確定はできない感じです。
でも同じサイトの同胎犬は非マールで間違いないように見えるので、
この犬も非マールの可能性のほうが高いっと考えられます。
つまりこの程度の白毛の多さで難聴を併発していてもマール因子は無関係かもしれません。

ミニピンは(ふつうは)こんな犬です。
Minipinsaz.jpg

画像出典;英語ウィキ
ですよねー。

次に参考になりそうなハルクインピンシャー Harlequin Pinscher
日本語ウィキではジャーマンピンシャーの色変わりのように書かれているが、
これってどう見てもミニピン寄りじゃないのかな?
harlequin-pinscher_profile_350x400.jpg

画像出典;https://www.petpremium.com/dog-breeds/harlequin-pinscher/

ってか、ハルクインピンシャー見てたら見つけちゃったこちら。
Italian Grey Min Pin
http://www.pinsdaddy.com/italian-grey-min-pin_Kpjg6RbI6KAOZowqf1MMKMC6opIKycK789mAt3HIj08/

あー。イタグレ混ぜるのが一番簡単だよなぁ。白っぽいミニピンっぽい犬を売るなら。
なんかどんどんマールと難聴の話から遠ざかってしまいました。
ので、続く。




さすがF1雑種の本場(?)だよねー

posted by あきこ at 20:01 | Comment(0) | 毛色の遺伝 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

動物取扱業者登録推移

自分用資料 覚書

動取・販売関連のみ推移
 
第一種動 物取扱総
事業所数 
販売販売のうち犬猫犬猫のうち繁殖業のべ合計
H1819,89315,071  29,466
H1931,29220,195  39,970
H2034,22421,872  43,847
H2136,10122,875  46,280
H2238,46023,866  49,065
H2339,89724,299  51,261
H2439,70223,086  51,035
H2539,56821,715  50,460
H2639,87420,84615,89011,98350,964
H2740,92120,94416,17112,39252,870

                    

                            出典;環境省統計資料


表の出来栄えがイマイチどころか全然なってないですが、
これ以上触れると何もかもが崩れてギャーッ!みたいなことになるのでお許しを(笑
初年度と次年度に大きな開きがあるのは届出制から登録制になった例のアレで、
年度ごとの〆日に注意点があったりするので使用の際は詳細を各自環境省で確認を。



いろいろ凍る季節です

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 動物愛護論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月25日

キ甲のKI

カタイ記事が続くとやりたくなる、せんでもええ箸休め的な。

皆さんはキ甲ってわかりますか?
カタカナと漢字というおかしな構成のこの単語の読みは「きこう」です。

ワタクシは競馬はやらないけど馬が好きなのですが、
馬のナニカを見聞きしていてもわりとたびたび登場するキ甲。
いい感じのサイトをご紹介します。さすが新聞。とてもわかりやすい。
東スポWeb
カミノタサハラの「キ甲が抜けた」ってどんな意味なのか? 2013年04月11日
https://www.tokyo-sports.co.jp/blogwriter-matida/2652/
 キ甲は馬の首と背の境の膨らんでいる部分。幼いうちは目立たないが、3歳前後で隆起してきてよく分かるようになる。
 キ甲が隆起してよく見えるように〜〜〜(続きは同サイトへ


そんなわけでカワイイ写真が手に入ったのでご覧ください。
004-55.jpg


子馬の首から背中はスルッとしてるけど隣のママ馬の首の終点あたりがモリッとなってます。
そのモリッとしてる場所がキ甲で、犬も馬もその他も四足の動物はたいてい、
ココから地面までの長さを「体高」って言いますね。

で、東スポさんでもわかりやすく説明されている通り、キは本当は鬐でして、
周囲が「薔薇」や「醤油」の書き比べ遊びをやっていた頃(中1くらいか?)、
皆に「鬐」も書けるようになれよと勧めた変な過去を思い出してしまいまして、
まだ覚えているものなのか、っと書いてみました。

ki.jpg


おー。すごいすごいー(笑
鬐は「たてがみ」とも読みますが、たてがみと読む漢字は他にもいくつもあるんですよ。




いらん豆知識にもほどがある。とも言える(笑

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬系Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

優良ブリーダー 見分け方

タイトルどおりの言葉でググると、相変わらず役に立たないサイトが出ますが。

何を持って「優良」とするか?
ブリーダーの良し悪しを見分けたい時というのは子犬がほしい時で、
その子犬がいろんな意味で飼いやすいかどうかを知りたいからでしょうね。
一般の飼い主さんであるなら。
「飼いやすい」は大きく分けると心身の問題ですね。

心身の心→性格の良さ、シツケの入りやすさ、犬種特性の強弱、あたり。

ただ見物するのではなく飼育する・世話をするといった意味で数多く犬を見る(知る)ほど、
1頭の犬の性格の本質とは親犬から遺伝した生まれ持った性質が土台で、
飼い方やシツケで簡単に変わるようなものではないことを実感します。
そして数値で出るものではないので経験が浅いうちは不確かに思えるかもですが、
性格の良い両親犬からは性格の良い犬が多く生まれるし、反対もそうです。
これは絶対なんですよ。マジで。数見りゃ誰でもわかります。

なのでシツケしやすい性格の良い犬と暮らしたいのなら、
両親犬と前胎兄弟姉妹犬(異父母も含む)を始めとした、
近い血縁の犬たちがシツケの入りやすい性格の良い犬なのかを確認するといいです。
「犬舎の見学」とかなんとかはそのためにするものであって、
犬小屋がキレイかどうかは気にするポイントではありません。
飼育環境は衛生的であって当然の問題なのですから。

犬種特性についてはその犬種によって考える点が違ってくるので、
まずは子犬を買う予定の飼い主さんが事前に知っておくといいです。
簡単なのは特定の犬種飼いさんが集まる場などでの情報収集ですね。今も昔も。
たとえばポメは番犬気質を持っているので吠えで悩む飼い主さんがわりと多いですが、
警戒心は消せないけどその気質が表に出ないよう警戒時に唸り声で済ませる系統を繁殖している、
みたいなことが犬舎によって違うわけです。本来は。

心身の身→言わずもがな病気知らずかどうかですよね。
その犬種がかかりやすい病気ってのは基本的にほとんど全部が遺伝病ですから、
犬の遺伝病は犬種によって若干の差はあるけれど数十から数百あります。
それぞれの犬種ごとに気にすべき遺伝性疾患ってのの数が。

現在は事前に避けられる遺伝病が存在するようだっとちょっとは知られてきていて、
1〜2種類くらいの遺伝子検査をしたことをなぜだか自慢するケースもあったりしますが、
遺伝病への取り組みはどうかという視点でブリーダーを見分けたいなら、
その犬種が検査可能な遺伝子検査を全部済ませているのが最低中の最低ラインです。

国内の犬の遺伝病の遺伝子検査機関は左サイドバーにリンクがありますので参考に。
また、犬種ごとの遺伝病についても左サイドバーにHPのリンクを貼っていますが、
本日ただいま現在の犬種別のページの完成度はイマイチです。
ので、ご質問その他は当ブログコメントで受け付けますが、ご自分でも調べてください。


◎優良ブリーダーの見分け方のまとめ

・両親犬と前胎兄弟姉妹犬を始めとした近い血縁の犬たちの性格などがわかる
・その数が多いほど良いし、別の場所で飼われているなら連絡を取らせてくれるなら尚良い

・・それらから得た情報を整理するのは自分

・遺伝子検査はすべて済んでいて聞けば快く公開してくれる
・遺伝子以外の関節評価はもちろん、心電図や血液凝固検査やアイチェックなども同様

・・それらに直結することで、子犬は基本的に繁殖不可の約束で売ってくれる


たまにはこれくらい短くてもいいかなっと思いました。
いつもポイントだけでも多すぎなので←自覚あるだけマシ(笑




人気ブログランキング
posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

犬種名+捨てたい

みたいな検索ワードで当ブログに来ちゃった方は、
どういうご事情があってもいきなり頭ごなしに叱ったりしませんので、
知りたいこと・聞きたいことがあればご遠慮なくコメントください。

飼い犬を捨てたくなる気持ちは、それだけが悪いこととは当然言えません。
ワタクシ自身は「捨てたい」の一歩手前(?)の段階、
「飼いきれないかも」っと思ったことが37年間で2回ありますから、
多少は捨てたいといった心理を理解できるつもりです。

どんなことでもネガティブ思考は一人で思い詰めるのが一番よくないですから、
匿名状態で誰かに話したいときはどうぞ当ブログもご利用ください。
ただしワタクシは長年の経験を軸に基本的に思ったこと・正しいと信じることを、
思ったとおり信じるとおりに表現しますから、無条件での優しい返信は期待損です。
根拠の無い噂や感情面のみの発言はまずないのでそれだけはお約束できますが。

----------

そういう検索ワードが予想外に多くて(当ブログ比)。ちょっと不思議ですが、
繁殖引退犬関連の記事が複数あるからかもしれませんね。
実はHPへの訪問者もそれ系のワード経由が多いんです。
HPの方は理由は明確ですが・・。

えー、とりあえず、初歩的なことを。
犬を捨てることはやっちゃダメなことだと誰もが知っていますが、
法的根拠は「動物の愛護及び管理に関する法律」です。
その法律の冒頭部分にいきなり書かれていますよー。

第一章 総則
(目的)
第一条 この法律は、動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項をを定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵かん養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする。

ね。
動物の愛護及び管理に関する法律のそもそもの目的が捨て犬防止なんですね。虐待もだけど。
「遺棄」つまり「犬を捨てること」には罰則も定められています。

第六章 罰則
第四十四条 3 愛護動物を遺棄した者は、百万円以下の罰金に処する。


というわけで心情的には捨てたくても物理的に捨てることは許されないのです。
それでも捨てたい=飼育を放棄したいのなら、今の時代はお金が必要です。
地域によりますがほとんどの自治体では数千円程度の直接負担で犬の所有を放棄できる行政サービスが存在しています。
これはいわゆる「保健所(センター)に引き取ってもらう」状態のことなので、
放棄した犬の生命が同時に終了するケースが多々あります。

捨てたいけど殺すには忍びない方は、数千円より1桁以上多い金額を用意して、
個人的に新飼い主を募る方法が飼育放棄者にとってはストレスの少ない方法かと。

どちらにしても悩みに対しお話を聞くことはできますので、どうぞご利用ください。
大事なポイントをひとつ。
人々が捨てたくなる犬、飼い主に捨てられる犬は、
その飼育放棄理由に関わらず、
圧倒的に未不妊犬が多いです。




posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | 動物愛護論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月20日

ブリーダーの資格という勘違い

犬のブリーダーとしての公的資格は無いんですよ。

またもやこの話題ですけどブリーダーの資格とかのワードで検索上位にくるサイトでは、
動物取扱業が「公的な」ブリーダーの資格かのように誤解を招く表現だらけ。

はーぁ。

民間資格では以前から眉唾モノがいくつもあるんですが、
公的な資格めいた制度は今後もおそらく無理。
ワタクシの予想では「絶対無理」ですが。だってできっこないですもん。
そもそもどこ(誰)がナニを基準に管理すんのって。

つい先日某SNSで、国内外で数十年臨床獣医として最前線でご活躍され、
日本語でも著書がいくつかあるような業界ってか一部では有名な獣医先生が、
遺伝病を無くすため(と書いてた)にはブリーダーの公的資格を整備しなきゃ、
とかなんとか発言していてガックリしたばかりです。イイネが1日で300とか超える人。
○○先生でさえそんな程度の認識なのか・・というガッカリ感と、
やっぱ獣医と繁殖ってまるで水と油だよなっていう再認識で。
知らない分野に口出ししなきゃいいのに自分が知らないことに気づいていず。

※眉唾モノ
ワタクシの把握していない民間資格も多数あるかと思いますが。
それっぽいものを見かけるたびに資料を取り寄せ運営会社・団体に問い合わせ、
事前問い合わせで判明する範囲のカリキュラムから講師などを確認したデータ、
を元に眉唾モノがいっぱいだーっと判断しております。

で、犬のブリーディングを知らないことで勘違いしやすいのが、
第一種動物取扱業の販売業種に該当する業者の例の「販売目的の繁殖または輸入を行う者」と、
貸出し業種に該当する業者の例の「繁殖用等の動物派遣業者」が、
犬の繁殖に何やら関係があるかのような雰囲気に感じられるのでしょうね。

つまり第一種動物取扱業をブリーダーの資格だと言うならばその人は、
犬のブリーディングを何一つ理解していない証明だということです。
それがお客であろうと自称ブリーダー本人だろうと。

ついでに犬の Breeder を犬を繁殖させる人、子犬を増やして売る人、
のような適切でない翻訳を覚えて信じてしまっているのかもしれません。
Dominant が正しい訳の顕性ではなく優性と訳されて普及してしまったように。
こういうものは最初に訳された時代背景に左右される面もあるでしょうが、
犬の Breeder のより正確な訳はやはり育種家だと思われます。
繁殖家かもしれないけれど販売者という意味はたぶん絶対含まれないはず。
Dominant が優性かもしれないけど絶対優勢でも優生でもないのと同様に。

まーとにかくそんなわけで、
犬のブリーダーになるための資格なんて無いので、
第一種動物取扱業はブリーダーに必要な資格じゃないから、
ブリーディングの知識や技能はほとんどまったく無関係な話なんです。
正しいブリーディングを何にも知らなくても(なんならメチャクチャでも)、
第一種動物取扱業者の資格は得ることができます。
だって別々な話ですから。
お互いに関係があるようで無いので。




犬種を育てるんだよ番人だから。ただ増やすのとは次元が違うのになぁ。ってかそんなに難しい問題なのかこれって

posted by あきこ at 20:00 | Comment(5) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

最近の犬展示販売事情

大型チェーン店以外も生命保障がついているのが普通になってきつつありますね。
「生命保障の有無」は第一関門みたいです。
内容がじゃなくて、とりあえず有るか無いかが(苦笑

その保障の中身をいくつか拾ってみますと、
初回健康診断、初回検便、初回シャンプー&トリミング指導、あたりが半額〜が最も多く、
次に目立つのは購入後1ヶ月以内の感染症発症への保障で、
飼育方法に注釈※がある場合、動物病院の指定と店への事前報告がセットの模様。
ただし感染症とは言っても重症でないケースがあるケンネルコフは元々対象外だったり、
保障内容が代犬交換のみなお店もけっこうあるので要確認。

※飼育方法への注釈とは
飼い主の飼い方が悪いと子犬はすぐに病気になる!方式のアレ。
子犬購入時説明はいま現在も「1週間ケージ閉じ込め飼い推奨」が主流に思えます。
あとそのショップで売るフードより低品質のフードを与えると病気になっても知らない、
ということをもっと柔らかい言い回しで。
そして決め台詞なのか、ショップでの陳列展示中に接種した混合ワクチンと検便の回数を誇り、
打つべき注射がある限り除菌状態飼育を無責任に勧めるアレ。

ここまでで、保障があるなら無いよりいいんじゃ?っと思ってしまわないように。
伝染病と腸内寄生虫の話しか出ていませんからね。
昭和の和犬雑種の譲渡の話題かっつの。

平成が終わる直前の最近になってようやく、先天性疾患をちょこっとだけ保障するペットショップが出てきています。
これは繁殖販売業者・業界が良くなってきたわけではなくて、
アニコムさんらなどのペット保険会社の普及の影響が大な気しかしません。
それと、非常に少ないですが、ショップで買った犬が重い遺伝病で若くして亡くなると、
それが知名度の高い遺伝病であれば飼い主さんたちの多大な労力と引き換えに、
店が獣医療費を保証せざるを得ない事例のおかげでもありそうです。

ちょこっとだけ保障の内容は、聞いてびっくりやっぱり代犬交換・代替保障が主流の模様。
まあでも犬の場合は購入時の保障内容だけがすべてではないっという言い方もできます。
他に替わりのものの無い「特定物売買」という考えが当てはまりますので、
ショップが代犬でしか保障できないっと言ってもそれを覆せるケースがあるようです。
が、飼い主さん側に必要なパワーは計り知れないものがあることも覚悟して。

どうでもいいけど犬の場合はペットショップは単なる生産者責任放棄スタイルです。
これは変わらぬ事実ですね。何年経っても。
遺伝病を先天性疾患っと書いてちょっとごまかそうとしても、
先天性疾患をちょーーーーっとだけ保障する姿勢をとったとしても、
繁殖の様子が不明なペットショップでの犬の購入は乱繁殖の奨励です。




アナタはそれでもペットショップで買いますか?みたいな
posted by あきこ at 20:00 | Comment(2) | ペットショップ考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月17日

チワワの遺伝性疾患 検査

1つ前の記事のつづきです。
2017年11月15日 チワワの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454889529.html

さらっとお伝えしたように、我が国の多くの犬たちが、
メイドインアメリカの血脈を持っていることは周知の事実です。
どういうことかと言いますと、
誰かが数頭単位で輸入した犬種が、ひとたび人気の兆しを見せると、
猫も杓子もツテを頼って代行させたり自ら買い付けに飛んだりなどで、
とにかく親犬を揃えるわけです。その勢いはだいたい年単位で続きます。

ちわわで言うなら99年頃スタートのロングコートの人気着火時あたりから、
個人的な印象を語るとそれまでの他犬種のAMCH重視方式でもなく、
クリームや白勝ちなど淡い色の毛色主体みたいなケネル入舎をずいぶん見た気がします。
(トイ)プードルにもワタクシは同じような印象を抱いていまして(色モノ・赤系)、
だから2犬種ともダックスほどの桁外れな量産は免れているわりに遺伝病が勢いよく拡がっており、
小型犬だから骨が細いだ華奢だ折れてハズれて当然だという風評が一人歩きし、
本当に謎ですがいくら専門知識を持たずとも一般の飼い主さんはことごとく信じ込み、

パテラちわわが巷にあふれる地獄絵図

いつも似た表現になってしまって恐縮ですが、
パテラの検査をしないで繁殖を繰り返すバカは、未検査繁殖の子犬が売れる限り消えません。
だって売れるんですもん。でしょ?

と言うことはショップでも業者直販でも買ったちわわがパテラを発症したorするなら、
買った人が未検査繁殖を応援していることにしかならないんですよ。
縁の下の力持ち状態ですよ。遺伝病で苦しむ犬のための。


かわいそうに思わないもんなんですかね?
小型犬は外科手術での整復をせずともパテラだけが原因で寝たきりにまではならないとは言え、
ただ歩くだけで違和感や痛みがある状態が一生続くことを。
ギャンギャン泣き叫んで血がダラダラでもないと重大なことだと思えないもん?
ワタクシにはただただ理解不能です。
パテラ未検査繁殖の奨励が。



さて。
パテラの他に世の中に存在するちわわの遺伝病の遺伝子検査をご紹介(これが本題)。
OFA EmbarkとVetGenの2箇所
Macrothrombocytopenia 巨大血小板性血小板減少症のことです。
だけ。

国内
有限会社カホテクノさん
PRA
株式会社VEQTA(ベクタ)さん
PRA
vWD
だけ。



おまけ。すこーしだけ。資料。

2002年
浜崎あゆみ写真集
 チワワ
2002年〜2006年
CMアイフル
 チワワ
2004年頃
パリス・ヒルトンが愛犬をキャリーバッグに入れて連れ歩く報道
 チワワ
2005年
めざましテレビ、ほか
ニューヨークでデザイナー犬(F1雑種)が人気
 小型のF1雑種の乱繁殖ブーム始まり



犬の繁殖では遺伝子検査は単に確認のため、なんだけどね

posted by あきこ at 20:00 | Comment(4) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

チワワの遺伝性疾患

シリーズ第3弾
トイプードルの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454436664.html
ポメラニアンの遺伝性疾患 http://kotavi2002.seesaa.net/article/454523066.html

CIDD
Canine Inherited Disorders Databas
カナダの獣医師会と獣医大学発信の犬の遺伝病のデータベース情報の翻訳です。
日本国内の犬は多くの犬種でアメリカから輸入された血統が入り込んでいますし、
純血種の犬籍は大雑把にはアメリカとカナダはイコールで結べますので、
我が国の犬たちに基本的には直結すると考えていいと思います。人気犬種はとくに。
ただし日本では素人レベルの乱繁殖が大多数なので独自に悪化し続けていますが。
ワタクシはそこそこな数の「犬の繁殖者」を直接知っておりまして、
その経験に基づいて素人レベルの乱繁殖が大多数だと言い切ることができます。

ちわわのページ
http://discoveryspace.upei.ca/cidd/breed/chihuahua

最重要疾患
この遺伝病は外科的な治療の必要がありあなたの愛犬の健康に重大な影響を及ぼす
チワワに比較的一般的な遺伝性疾患といえる
繁殖上では可能な限り根絶する努力がなされている

・パテラ

※パテラは「ジャンプするから」「フローリングで滑るから」発症するのではなく遺伝病です
参考 当ブログ内過去記事)2014年02月06日 犬の膝蓋骨脱臼の考察 http://kotavi2002.seesaa.net/article/387444044.html

発生率が増加している遺伝病
カナダとアメリカではさほど致命的でもない  ※日本では超深刻!!

キアリ様奇形および脊髄空洞症
カラーミュータントアロペシア
角膜ジストロフィー
停留精巣
アカラス
緑内障
水頭症
乾性角結膜炎(ドライアイ)
僧帽弁形成不全(閉鎖不全、ほか)
動脈管開存症
パターン脱毛
進行性網膜萎縮症
肺動脈狭窄症

中でも要注意の遺伝病
カラーミュータントアロペシア

チワワの遺伝病として入り込む可能性がある遺伝病  ※日本ではたぶんすでに出まくり
血友病
神経軸策ジストロフィー
二分脊椎(症状の1つに水頭症がある)


参考
乳児型神経軸索ジストロフィー(INAD)マウス(1)


二分脊椎(軽症例)


二分脊椎(中〜重症例)



あちこちのヘルニアや口唇口蓋裂や鎖肛のような一目でわかる奇形も多いし
アジソンやクッシング系の内分泌疾患が山ほど出てるし
手根骨亜脱臼なのに飼い主はまるで気づかないでブログに写真載せてたり
離断性骨端炎や骨軟骨症みたいな遺伝病もありまくりだけどこの記事はCIDDの紹介なので。




スペルはちふぁふぁで覚えました

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

検索上位

ここ数日の記事を読んでくれた人との会話で思い出したのですが、
「ペットショップ 売れ残り」という検索ワードで、
正確ではないけれど最低でも5年くらい、もしかしたらもっと、
グーグル検索の1ページめに出てたのが当ブログの1ページでして。

ワタクシはSEOに力を入れていないからなんとなくしか覚えていないけど、
そのうち通算1年くらいは1位だったと思いました。なんせ2005年の記事。
ブログの検索ワード機能が生きていた頃はブログ記事のネタ探しに何度も見ていたし、
それをネタに書いた記事がいくつかあるはずなんで間違いない気がします。

で、今改めてグーグル検索をしてみると、7ページめでそれが登場しました。
サイトの更新をしていないと順位が下がっていくことがあるそうですが、
それ以外にはワタクシはこれといって何も手を加えていませんから、
「ペットショップ 売れ残り」みたいな真面目ワードでさえSEOをがんばって、
何が何でも検索上位にあがりたい業者がいるもんだなぁと感じました。
1ページめなんて半分以上がそのSEOにお熱な業者のサイトみたい。
ちなみに2番目のサイトはワタクシの中ではあだ名が「子宮」です(爆

それと、別の人に2ヶ月くらい前だったか、
犬の遺伝病のリストをワタクシが作っているのをその人は知っているので、
ちょっと用事があって見たかったが検索しても全然引っかからなかったそうです。
っと個別にメールをもらったのでURLをお知らせして済んだのですが、
「犬 遺伝性疾患 一覧」やそれに近いワードでワタクシも探してみたら確かに全滅。
グーグル、Yahoo、Bing、goo、msn、など。
知りたいものに少しだけ掠ってる無関係なサイトばかりが結果に出てきます。

自分のサイトが上位に出てほしいだなんてことは思わないけど、
知りたい人のために作って公開している情報が生かされないのがおかしいから、
ちょっとだけ方法を調べてグーグルのサーチコンソールというものに、
とりあえずHPとこのブログを登録してみました。
登録自体はHPを作れる人なら理解しやすいと思える簡単なものでした。
どうやらさらなる人気UP(ケッ)を狙うなら色々項目があるようです。

効果覿面、っとは言えないけれどとりあえず「一覧」でHPが1ページめにヒット。
「種類」ではブログは出るけどHP見当たらず(笑

レベルの低いまとめ系じゃない、ちゃんとしたサイトの管理者さんは、
なんとかこの方法を見つけてくれるといいのにっと願っております。

古いサイトで2箇所くらい犬の遺伝病の一覧(に近い)リストがあったはずなので。
ってゆーかグーグル先生、ほんっとなんとかしてください。
間違った方面の小細工が優遇されるのはマジでおかしいし、
知りたいものに手を届かなくさせてしまうシステムなんかゴミですよ。



必要なものを必要な時に。それがネット検索でしょ

ゴミはゴミ箱へ

低レベルなのに上位サイトもゴミ箱へ。邪魔。

posted by あきこ at 20:00 | Comment(0) | 犬情報“ググってもカス”問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする