2014年01月10日

ドッグショー


ニュースタイトルにムカついちゃダメなのさ。
そうは言っても美犬ってなんぞ。
びけんと読めばいいのか知らんけどな。

発信地:ニュルンベルク/ドイツ


参加犬の頭数は3,500ほどらしい。
パドックエリアなんか広大なんだろうなぁ。
ところで「ドッグ賞」とはドッグショーの別名(笑)で、
前にそうやって書いてる人の文章を見たとき2度見のち唸りが入りましたよ。
変換ミスかと思ったらそうじゃなさげで多大なインパクトを残されたものです。





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2014年01月09日

保護と啓発


実際にあったケースを元に保護犬を引き取る決意をした人と保護活動家のお話。昨日の続き。

小さい頃から犬が常にいる環境で育ったその人を仮にAさんとお呼びしましょう。
結婚・出産・育児時代を経たAさんはお子さんが成長されて手が離れた頃犬を飼い始めました。
大型犬のやんちゃなオスのシツケに多少苦労しつつも飼い主には従順で非常にかわいい愛犬。
愛犬のためさらなるより良い環境を求めインターネットも始めましたとさ。

するとあれこれ情報が手に入るのは皆さんもご承知のとおり。
欲しかった情報のみならず知らないほうがよかったと思えるようなことまであふれ返る中、
飼育放棄や殺処分や保護活動の話題に犬飼いならば誰でも一度は気づいてしまうのではないでしょうかね。
そうしてAさんはビビビッとクる犬に出会ってしまうわけでして。

保護犬の新しい飼い主さんを探している時って、一番うれしいのはコンタクトです。
「飼い主に立候補します」的なものだけじゃないですよ。
返信用メールアドレスが「inunanteirane−ジーメール」でも、
「こんにちゎ」から始まる発音不可能文字のてんこ盛りでも、
書いてくれた住所が青山墓地で「広い敷地なので10頭引き取れます」でも、
明け方の4時頃ケータイが鳴って「まだ子犬いますかぁ?」と聞かれても。(全部実話)
お相手の疑問や要望に答えつつ、ついでに正しい犬飼い道にちらっと触れたりなんかしてね。

そんな感じで「去勢くらいしてあげないとかえって不自然でかわいそうなんですよ、なぜなら・・」
とお話させていただくところが、残念ながらAさんと分かり合うことはできなかったのですが。
また機会があればぜひご意見をお聞かせくださいねAさん。
犬だけカワイソウ!犬だけ救ってあげなきゃ!とがんばりすぎる盲目的な団体はまた別でも、
ヒトと犬の心の通った共存を大切にレスキューしているふつうの保護活動家なら、
犬という種全体に目を向けながら1頭と1人に最適な秘密をたくさん持ってるものなんです。

上から目線で言っちゃうと、保護活動家は犬を保護しながら同時に啓発をすべき。
啓発を成功させるには常に学び経験し目を見開いて誠実でいなければ。
あとできれば、ユーモアがあると尚いい。





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2014年01月07日

犬の飼い方


新年明けましておめでとうございます。
正月休みにもっさり降り積もった雪のおかげで持病の腰痛が悪化しまくりです。
腰くらい痛くてもパソコンには向かえるだろって声があちこちから聞こえておりますが、
今年もおそらくダラダラーとテキトーに更新してまいりますのでよろしくお付き合いください。
それでは本年のトップネタ、犬の飼い方について、早速吠えてみようと思います。

犬を飼うなら不妊手術(避妊去勢)をしなきゃ。わんわん。
あらら一行で終わっちゃった。

や、マジなんですけどね。
不妊処置に関する検索ワードでご訪問くださる方がわりといらっしゃるんですが、
その中で「正しい意見の去勢反対派」とか「避妊をやたら勧める人の断り方」みたいなのが最近目に付いて、
こりゃ犬の飼い方をそもそもわかっとらんなと思えちゃうことがあったんです。
新年早々(たぶん年中この調子)上から目線でごめんなさいね。
でもね、ほんとなんですもん。

その実態を一言で表すと「温度差」と言えるのかもしれません。
犬飼いさん同士の会話で、犬が好き、かわいがってる、の基本部分は同じはずなのに、
話せば話すほど温度差というか高低差というか、ありありと相違点が目立ってきて、
きっと価値観が違うんだわと自分を納得させたことのある方はたくさんいるんじゃないでしょうか。
一方が「そんなこともしてあげないの?」と思うのに対しもう一方は「そこまでするの?」みたいな。
よくありますよね。

で、中には本当に飼い主個人の価値観だけの捉え方の違いがあるんでしょうが、
犬飼い歴30余年のワタクシがまたもや上から目線で言い切りますと、
ポイントになるのは実は理解度のようなのです。
犬に対する、犬の飼育に対する理解度がどこまで進んでいるかいないかが分岐点で、
「飼い犬を未不妊のまま飼うことが自然で正しい」
「犬を飼うなら不妊手術をしてあげるのが優しく正しい」となる。

「未不妊状態」で「飼う」って、ものすごく不自然なんです。
ちょうどタイミングよく、保護犬の新飼い主に名乗りをあげた方の話を聞く機会がありまして、
以下、事実に基づいたフィクション混じりの〜。
未不妊の先住犬と暮らしていてその犬に不妊手術をするつもりはないけれど、
不妊済みの保護犬を引き取って育てたい、保護犬が不妊済みなのは理解できるしなんの文句も無いと。
さあて。これはなにか問題があることでしょうか?ないことでしょうか?

続きはつづく。





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2013年12月28日

無理な繁殖 vol.5


年の瀬も押し迫った粉雪の夜に、1年の汚れを落とし家中ピカピカ。
・・になった夢を見ました(へんな時間に寝て今起きた)。
そんな、現実は身も蓋もないんだぜという話。

2013年12月20日の記事、無理な繁殖 vol.2の最後に、
「無理な繁殖」に対抗できるのは「知識」のようだと行き着くのですよと書きました。
より良い繁殖をおこないたい人は犬の繁殖に関する知識を求めるもので、
他人に聞くなり教えを請うなりして知識を得ることは良いことなのかもしれませんが、
犬が生まれた話を聞くたびにワタクシなどは脱力することがしょっちゅうです。
なぜなら、、

・メス犬の発情周期
・スメア検査の意義と時期
・オス犬の発情の時期

・交尾の所要時間
・片方あるいは両方が交尾をしたがらない場合の保定の仕方
・オスメスが別々の家に住む場合の交尾場所の確認(オスを預けたらどんなトラブルが予想されるかとか)
・交尾直後のメス犬の安静についての確認(直後に車に乗せたら流産するとか)(しねぇよふつう)

・オスメスの血統書を見比べて親子か兄弟姉妹でないかの確認
・オスメスとも生後9ヶ月以上5歳以下であるかの確認
・子犬の血統書発行の手順の確認

・妊娠の診断方法の確認(いつエコーやレントゲンなのかとか)
・妊娠中のメス犬の栄養管理(いつパピーフードに切り替えるか)
・妊娠中のメス犬の散歩について
・妊娠中〜出産までの温度や湿度管理について

・出産を手伝ってくれる動物病院の選定
・陣痛の兆候の見分け方
・異常分娩の見分け方
・子犬のさすり方
・子犬のへその緒の切断と結紮のやり方


とまあ、知るべき事柄の種類(と言っていいのかどうか??)はそこそこ数があるけれど、
とりあえずこういう感じの事柄が「繁殖の勉強」と広く思われているようなのです。
なんせポイントは、母犬なり父犬なり繁殖させる愛犬主体なのがおわかりいただけるでしょうか。
ほんとは繁殖させるなんてもんじゃない交尾させて出産させる愛犬主体ですけどね。

これらの項目をネットや書籍、先輩ブリーダー(ケッ)や愛犬出産経験者や獣医師(なぜ??)なんかに、
見たり聞いたり調べたり教えてもらってある程度頭に入れるとゆー。
「繁殖の勉強をした!」って言ういわゆる素人繁殖者さんがやった勉強とはこんなもんです。
もしかしたら遺伝子検査を1つだけ済ませてる人も今ならいるかもしれませんが。
なお、一般家庭でおこなわれる素人繁殖だけでなく、ブリーダーにもこんなもんな人が大勢います。

ああ、1コ忘れてた。

・出産に耐えうる健康さがあるかどうか獣医師に診てもらう

ふっ。
アホか。





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2013年12月26日

愛犬の血筋を残したい


2013年11月26日の記事、残すべき血の続編で、
愛犬を愛するあまり一般家庭でおこなわれる、いわゆる素人繁殖では「愛犬の血筋を残したい」、
と思うことがそもそも思い込み?勘違いあるいははきちがえではなかろうかという話。

ふつうにペットとして飼い始めた1頭の犬があまりにも可愛くて好きになりすぎてしまうと、
飼い主さんというものはその愛犬の血筋を残したり広めたりしたくなるもののようだ。
実行するかは別として、そう考えることはとても自然で、愛ゆえの感情だと多くの人が思うだろう。

だろうと言うのは、実はワタクシにはその感情が理解できないからなのだ。
話の流れから「愛犬の子が見たいと思うのは自然な感情で、それ自体は悪ではない」
などとさもわかったように言ったり書いたりしてきたのだが、
本当のところはどこらへんが自然な気持ちなのかわかるようでわからない。

だってその愛犬は、ペットショップでの衝動買いにしろ熟考の末の購入にしろ、
近所でポンと生まれたのをほいほいっともらってきたにしろ、
行き場をなくしたのを保護したにしろ専門ブリーダー(ケッ)から買ってきたにしろ、
血筋を愛したゆえ迎えたわけではないではないか。

愛犬を好きになることと血筋を愛することはたいてい別物だ。
愛犬の10代前のご先祖犬はもとより、その繁殖者がどんな想いで繁殖したのかを知ろうともせず、
愛犬の血筋を残したいから交配しました出産させましたー。ってそんな。
ちゃんちゃらおかしいのである。

子犬が生まれるには、必ず人為的な関与がある。
もしかしたら2012年前の昨日この世に生まれたスーパースターが降誕するより以前から、
人間は身近にいるメス犬に役立つ犬を産ませたくて優れたオス犬を代々選んでいるのだ。
犬の繁殖に人間が手出しできることは何百年何千年前からただひとつ、
繁殖するオスメスを決める・選ぶこと。
過去の組み合わせはすべて素晴らしいとはもちろん言わないけれど・・。

先人の努力や栄光や挫折と、おびただしい数の犬たちの犠牲がおそらくあって、
血筋が継続されたのが今いる犬たちとも考えられる。
過去を振り返るな未来を見据えろなんて言葉に反しなければ簡単に乱繁殖になってしまう。
過去を見て触れて知って、可能な限り未来を正確に予測する方法が世に存在するのに、
ごく一部を感じて全部を理解した気になったり最初から過去の血筋をスルーしながら、
愛犬の血筋を残したいから産ませましたー子犬は元気でかわいいでーす。ってそんな。
ちゃんちゃらおかしいのではないだろうか。





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2013年12月25日

今日、人間を救った


無題.JPG


不安げな瞳で収容室の通路を歩く彼女を一目見たとき、
ぼくにはぼくが彼女を救う未来が見えた。
収容室の様子に彼女が怯えないように、ブンブンとシッポを振り回してみる。

シッポぶん回し作戦はさっき失敗しちゃった粗相を隠すのにも効果的だった。
職員さんたちはいつも気の毒なくらい忙しくて、毎日たっぷり散歩させてほしいとはとても言えない。
だからぼくが産み落としたブツもすぐに片付けられないのは仕方ないんだけど、
とにかく彼女に見せてはいけないと思ったんだ。
必要以上に悪い印象を与えてしまいそうで。

作戦が成功したかはわからなかったけど、彼女は立ち止まり、ぼくの経歴文に目を向けた。
ここに来るまで散々な人生だったから、「カワイソウな犬の話」が書いてあるはず。
それはウソではないんだけど、ぼくはいつも「今」を楽しんで生きてきたし、
これからも面白い「今」にたくさん出会えるだろうことを楽しみにしてるんで、
どうぞ彼女が悲しい気持ちになりませんようにと考えた。

そしたら彼女はひざまずいてぼくに小さくチューをしてくれた。
ぼくは彼女の表情に悲しみがまだ残っていることがわかってたので、
彼女をなんとか癒してあげたくて檻の隙間にぐいぐいと頭を押し付けて近づきたかった。
彼女はすぐに応えてぼくに触れてくれる指先がなんか必死な感じだ。
そして指先でぼくの首を優しくなでたとき、彼女のほほに涙が流れたから、
ぼくはひょいっと前足をあげて、「心配しないで。きっとうまくいくよ」と伝えてあげた。

そうしたら扉が開いた。
彼女はほほに涙を残してるが輝くような笑顔でぼくに微笑みかける。
ぼくは迷わず、彼女のうでに飛び込んだ。
ぼくはあなたを守り抜くことを約束する。
ぼくはいつでもあなたのそばにいると約束するよ。
どんな時もあなたがぼくに笑いかけてくれるよう、できることはなんでもするとここに誓う。

彼女がぼくのいる収容室に来たことは、とても幸運なこと。
ほかのたくさんの人はこの通路を歩いていないし歩こうともしないし、もしかしたら存在を知らない。
ここに救うべきもの、救われるべきものはとても多くいるのに。
とても多い数の中の一番小さな単位、1人。

ぼくは今日、人を救った。


-----
みなさんこんばんは。
聖なる夜にふさわしいイイ話のはずがワタクシの意訳ではいまいちだろうと思いつつ。
この詩は以前ワタクシのお師匠が個人的に訳して教えてもらったもので、
いつか自分でも挑戦してみたいなと思ってネタを温めていたものでした。
アメリカのシェルター事情(ノーキルっぽいし)を日本の犬収容施設に置き換えようと中途半端な努力で、
結局素直に翻訳することはできませんでしたがとりあえず。メリークリスマス。

原文は以下のとおりです。

I RESCUED A HUMAN TODAY by Janine Allen

Her eyes met mine as she walked down the corridor peering apprehensively into the kennels. I felt her need instantly and knew I had to help her.
I wagged my tail, not too exuberantly, so she wouldn’t be afraid. As she stopped at my kennel I blocked her view from a little accident I had in the back of my cage. I didn’t want her to know that I hadn’t been walked today. Sometimes the overworked shelter keepers get too busy and I didn’t want her to think poorly of them.
As she read my kennel card I hoped that she wouldn’t feel sad about my past. I only have the future to look forward to and want to make a difference in someone’s life.
She got down on her knees and made little kissy sounds at me. I shoved my shoulder and side of my head up against the bars to comfort her. Gentle fingertips caressed my neck; she was desperate for companionship. A tear fell down her cheek and I raised my paw to assure her that all would be well.
Soon my kennel door opened and her smile was so bright that I instantly jumped into her arms.
I would promise to keep her safe.
I would promise to always be by her side.
I would promise to do everything I could to see that radiant smile and sparkle in her eyes.
I was so fortunate that she came down my corridor. So many more are out there who haven’t walked the corridors. So many more to be saved. At least I could save one.
I rescued a human today.

- See more at: http://rescuemedog.org/dog-blog/i-rescued-a-human-today-by-janine-allen/#sthash.fYQNH7xK.dpuf





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2013年12月24日

無理な繁殖 vol.4


たった今撮影したてほやほやの写真
SH3J0039.jpg

毎年おもしろかわいいクリスマスカードがワタクシのもとに飛んでくるんです。
「今年こそはワタクシも贈ろう」と思いながら早や数年。
この時期は年賀状のことしか頭にないためいつもいつもうっかりしてしまいます。
今年なんか出先で絵葉書やシールを買い求めたりして準備万端だったのになぁ。
また今年も年賀状での返事になるよ。ほんとごめんよZoeさん。コーヒーうまいよ。


それでは。途中で話が飛びましたがvol.2のつづきみたいなもんです。
vol.1から3までのおさらい。無理な繁殖とは、
・出産させる母犬に精神的な無理をさせることではない。散歩に行けない、ケージ閉じ込め飼い
・同じく肉体的無理をさせることではない。1歳になる前の初回発情から連続で出産、など

と言うことは逆もあてはまるわけで、出産をさせるorさせた1頭の犬の散歩を毎日していても、
「犬のお産に最適な年齢」とされる2歳前後でたった1度だけの出産であっても、
ついでに生まれた子犬がみんな病気知らずで長寿だったとしても、
無理な繁殖ではなかった、とは言えないのです。

vol.2にいただいたコメント引用も織り交ぜてみると、
・清潔な環境で親犬を育て、ペットショップで一括買い上げ。
・劣悪環境でせり市でやってきた犬達に比べたら全然違う。
・もちろん産地直送空輸ならもっとブリーダー風味満載。

と思ってしまっていませんか?なのです。
わざとこういうふうに書いてくれてますが、これらと無理な繁殖とは似て非なるもので、
じゃあ無理な繁殖って結局何なんだと聞かれたら、
・健全性に配慮していない繁殖?
・子犬の質の向上を求めない繁殖?

となるわけです。
ところがこの文章を見た繁殖者、繁殖経験者からは「親犬は元気(だった)」と返ってきそうです。
だって誰だって健全性には十分配慮してるんですから。
ゼイゼイと末期一歩手前の呼吸で自力で立ち上がることもできないメス犬に発情期がきても、
他人から悪徳業者と呼ばれちゃう人だって交尾なんかさせませんから。

個体の健全性には配慮してる、ただしその繁殖者の知識の範囲内でと注釈がつくだけ。
そして子孫の健全性は、わからないだけの人がほとんどです。
一般家庭で愛犬に出産させるいわゆる素人繁殖だけでなくブリーダーを自称する大多数の繁殖者も、
決まり文句の「生き物だからなにが起きるかわからない」「病気も個性」を合言葉に、
ひっじょーーーーにレベルが低いと言わざるを得ない根拠でもって繁殖を敢行してるんですね。
大事なことなので大きい字で書きますが、

わからないだけ、知らないだけで、

悪意なんてふつうありません。

どんなに重症な遺伝性疾患を子犬に持たせたとしても。


今日のまとめ。
無理な繁殖の内容はさて置き、犬の乱繁殖とは、まさか乱繁殖になると思いもしない人がおこないます。
まさかあの人が盗みをするなんて・・みたいな意味でなく、まさかこの行為が厳密には窃盗なのか!
的なものです。
愛情も手間隙もたっぷりかけて手塩にかけて育て上げたカワイイ愛犬にお産を経験させる、
生まれた子犬の健康状態が良くても、これ以上に無理な繁殖なんてないくらいの無理さなんです。





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2013年12月23日

白色の耳と難聴


犬の毛色の劣性遺伝と劣性遺伝する遺伝病を混ぜるなキケン話のつづき。

2013年12月08日の記事 劣性カラー
に関するリクエストをいただきまして小躍りしながら書いてます(書きにくい・・ちょっと盛ってる)。
みき(授乳中)さん、ありがとうございます。んっちゅーキスマーク

「犬の劣性遺伝する遺伝性疾患は、毛色因子とはまるで関わりがない」は、
小さい字でこっそり書いたとおり正しくは「基本的に無関係」で、
爪の色が白かったり鼻の色素が薄く肉色(一部か全部がピンク色)だったり毛色がクリーム色だとしても、
爪も鼻も毛色も真っ黒な犬より遺伝病が出やすいことはない、です。

ラブラドールの色違い3頭のうち色合いが薄いイエローの遺伝性疾患のリスクは黒とチョコと同じ、
全身白一色のちわわと黒一色のちわわが持つ遺伝病因子の内容の毛色による差は無い、
同胎兄弟のダブルダップルダックスとブラックタンダックスの両親がPRAクリアであれば、
ダブルダップルがPRAを発症する確率はブラックタンと同じでゼロ。という意味です。

マールやダップルの白い部分が耳にくると難聴が多いのも、基本的にはそれと同じ。
犬の難聴の原因は少なくとも難聴になる遺伝子と症候群性と内耳の蝸牛のメラニン不足問題が知られていて、
「先天性遺伝性感音難聴遺伝子」が原因ならどんなに黒々していても難聴となるそう。
犬の遺伝性難聴はずいぶん前からいろんな犬種で研究されていて、
2010年のオーストラリアンスタンピーテールキャトルドッグ(長っ)の、
50家系の聴覚障害のBAERテスト(脳幹聴覚誘発反応検査)結果では不完全浸透劣性と判断された模様。
(マニア向け;不完全浸透常染色体劣性遺伝とはメンデルの分離の法則にきっちりあてはまらない例で、
アフェクテッド同士から発症ナシが生まれてそれとキャリアー間の子がアフェクテッドみたいな)

症候群性は書ききれないのでウィキをチラ見してみてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E6%80%A7%E9%9B%A3%E8%81%B4
これは対象がヒトだけどまあこんな感じです。
耳に関係ないところになんらかの原因があり、症状のひとつに難聴もある、的な。

スタンピーを含むオーストラリアンキャトルドッグの899頭(なぜあと1頭・・orz)の調査では、
顔面に白色部分のある、パッチ無しのメスの発症が高かったそうで、耳の色素については言及ナシ。
なぜかと言うとこのケースが「内耳の蝸牛のメラニン不足」にあたるわけで、
その前に「内耳の蝸牛」とはなんぞ。
いつものステキな図をここで載せたらめんどくさい話がますます混乱するといかんので、
やさしいワタクシは良いリンクを探してきました。ふふん。

子犬のへやさん 犬の体図鑑 犬の耳・聴覚 
耳の形の説明の次の、犬の耳の解剖図
http://www.koinuno-heya.com/zukan/hearing.html

ね?耳そのものよりも顔面のほう、目の周囲が近いんですよね。蝸牛。
耳が白いことが原因で難聴になると言われているのは日本ではおもにダルメシアンとダブルマール、
話を難聴に限ると実はポイントは耳ではなく顔だったということになりそうですね。
キャトルドッグたちは霜降りの細かい水玉ローン柄がじゃまくさいので白いと思いにくいけどね。

顔の表面までメラニンが作られなくても内部には届いてる可能性はあるしそれは見た目ではわからんから
顔のそのへんに色素がないことと蝸牛のメラニンがうまいこと発生しないのはイコールではないけど、
ダルメシアンでは首から上に必死のパッチがあれば難聴でない確率が断然高いと昔から知られているし、
内耳にメラニンが行き渡らなければ顔面にも当然色素が無い、と考えることができそうかなと。

ここまで書いてなんのカテゴリだかわかんなくなってきましたが、
首から上に白色が多い2色以上の犬は、体内のメラニンの分布の影響で難聴のリスクが高まる、
しかしその原因を毛色遺伝子に求められないケースのほうがおそらく多いだろう、
そして劣性遺伝の遺伝病と毛色因子はほぼ無関係と覚えて大丈夫です。





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2013年12月21日

無理な繁殖 vol.3


世界で一番カワイソウな犬、
それは日本のダックスフント。
基本的にミニ(今やカニも同列だが)限定。
 
1位独走期間は11年間。生来頑丈で多産なばかりに乱繁殖の代名詞にされてしまった犬 。
最初の4桁数字は年号、順位とその次の数字はJKCの登録頭数を表しています。
登録頭数とは「その年に血統書の申請があった犬の数」で、犬籍団体の移動や輸入などもありますが、
大多数は誕生による数字と考えて差し支えないと考えられます。
また、空白欄はワタクシではわからなかったものです。
参考;「愛犬選び方カラー図鑑/1998年西東社」、「犬のカタログ'97/成美堂出版」、JKC公開データ

1992         12,177
1993         14,822
1994  7位     19,129
1995  3位     26,873 ←カニンヘン初輸入・初登録
1996  3位     36,907
1997  1位
1998  1位
1999  1位     76,711
2000  1位     97,178
2001  1位     122,589
2002  1位     150,742 
2003  1位     171,144 ←この年の全登録頭数の実に3割を占める
2004  1位     159,272 ←この年か前年あたり俗称チワックス全国的に増産開始
2005  1位     138,163
2006  1位     116,505
2007  1位     93,073
2008  3位     79,156
2009  3位     66,467
2010  3位     53,845
2011  3位     45,430
2012  3位     39,325


ワタクシが大人になってからの記憶では、
「登録頭数の多い血統書つきの犬」は長らくマルチーズでした。
手元の資料によると1971年から1989年まで18年間連続で1位だった模様。
時代が違うと言ってしまえばそれまでとしても、最大ピークは1982年の36,142頭。
そして1990年の1位シーズー33,413頭、ハスキーが91年50,714頭、92年58,381頭の1位、
93年〜96年まで1位に返り咲いたシーズーはピーク時の95年で55,158頭、
そして上記のとおり97年のダックス独走時代に入ってからが本当にヒドイ。ヒドすぎ。

2000年の1年間でおよそ10万頭のダックスが登録されたということは、
1回の出産頭数を5頭で単純計算すると2万組の交配があったわけだけど、
全体の頭数が多い人気犬種には不受胎や死産・新生仔死亡が通常以上について回るもの。
血統書発行のために登録しない出産もへたすれば登録数に及ばずともかなりのものがあるのだから、
(母犬の死亡や予定外の別犬との交配やいわゆる素人繁殖など)
2万組の交配ではなく2万頭ずつのオスダックスとメスダックスが繁殖に供されたのかもしれない。
1年間に合計4万頭のダックスが交尾した可能性。
ついでにピークの2003年を同じように計算すると7万頭から8万頭のダックスが交尾を強いられた、かも。

ふつうに考えてみれば1種類の犬種に、次世代を残すべき親犬が4万頭もいるのはあり得ないことで、
ダックスのこのブームはあまりにも異常でした。
異常さのしわ寄せは間違いなく犬に蓄積され、あり得ない遺伝病の多さがダックスに残されました。
ワタクシ事で恐縮ですが、犬の毛色に興味を持ったのも、遺伝病に疑問を持ったのも、
それから「血統書つきの純血種が殺処分されることがある」ことも、
すべてダックスという犬種がきっかけです。
どうしてダブルダップルのミニダックスが生まれるのか、
どうして全国の動物愛護センターにいつも必ずミニダックスがいるのか、
どうして英語の資料では大型犬しか症例のない遺伝性疾患を発症してるミニダックスがたくさんいるのか。

どの答えも繁殖にしかないのに、愚かな人間が起こしたダックスの悲劇を生かせないのもまた人間で。
昨年2012年の1位プードルが2000年のダックスに近い約9.3万頭の登録があって、
トイプーの平均産子数を3頭で計算すると親犬は約6万頭、ちわわなら4万頭の親犬。

・・・。

ねえ、いる?

次世代に血を残すべきトイプーが60,000頭も日本にいるの?

ペコペコしてない前足が真っ直ぐで勇敢なちわわが40,000頭?

どこに?





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posted by あきこ at 22:10| Comment(11) | TrackBack(0) | 犬の繁殖・乱繁殖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月20日

無理な繁殖 vol.2


前の記事の続きです。
さて、一般家庭でおこなう犬の繁殖は「素人繁殖」と呼ばれてしまうのですが、
そうは言ってもプロだって初めは素人じゃないかと思う意見があるわけです。
お説ごもっとも。

だから素人であっても良い繁殖をおこなえるはずで、
まずプロのおこなう繁殖とはどんなものだろうと疑問がわいて調べたくなるようです。
そうしたら、こういう系の情報がネット上に氾濫してるわけで。
・連続出産
・劣悪な環境
・歯がボロボロ、目が白かったり腫れてたり潰れてる、糞尿がこびりついた毛玉
・外見上の奇形がメインの遺伝病
・断尾はもちろん自己流処置

子犬を商品として扱うのがプロだぞと。
おカネになるのは子犬だけだから親犬は交配と出産さえできればどうでもいい飼われ方だぞと。
(余談ですが有名なネット伝説に生きた母犬の腹を無麻酔で切り裂き子犬を取り出して売った、
なんてのがあるけど落ち着いて。ふつうに考えて無理でしょうが。)

そんなことが犬の保護団体のホームページとか一般の人の愛犬ブログとかに書かれていて。
悪い見本があれば自分の場合と比較してまずは安心するんでしょう。
ブリーダーとは血も涙も無い悪徳業者のことで、そんな悪魔がおこなう繁殖よりも、
清潔な環境で動物病院と相談のうえ愛にまみれた出産こそが良い繁殖と思ってしまう。
※ここまでのポイント
「犬の繁殖」を「交配〜出産〜子犬が巣立つまで」だと勘違いすることが「無理な繁殖」の始まり


また余談ですが。
たとえば血統書も純血種も無くなればいい、犬はどの犬も等しく尊いのだから・・と考える人は、
ここの部分で安心しちゃって立ち止まってしまっているように思われます。
(なかなか話を繋げられなくてワタクシこそ立ち止まってますがそのうち書きたいお題)

繁殖に供される犬が幸せかどうかに主眼を置くと、思い違いの元になるような気がします。
パパとママになるオス犬とメス犬が幸せに暮らしているかは当たり前すぎて論外になるくらい。
「繁殖」なんですから交配〜妊娠〜出産時の両親犬の状況よりも、
生み出す子犬たちの幸せを第一に考える、それが「繁殖」。
んで、たとえ素人繁殖でも子犬たちの幸せについて突き詰めていくと、
「無理な繁殖」に対抗できるのは「知識」のようだと行き着くわけで。

またつづく。




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posted by あきこ at 23:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 遺伝性疾患を知ろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする